ホームスクーラーで社会性は育つ?
この質問は色々な記事でも目にするし、以前『志を持つ子供の育て方』というテーマでお話しさせてもらった時にも、質問された議題です。
最初に答えましょう!!
〝育つ〟
まず「社会性」って何でしょう!?
Wikipedia では
社会性(しゃかいせい、英:socialityまたは英:sociability、仏:sociabilité)とは集団をつくって生活しようとする人間の持つ基本的な傾向。本能的なものと考える説がある。
と書いてあります。
人間は一人じゃ生きられない。
他人がいることで自分の存在が確認できます。言い換えれば、他人の言動やリアクションで自分の感情が動きアイデンティティが形成されていきます。
子供に関わる周りの人たちの影響は大きいです。特にお母さん!! お腹の中からの付き合いです。
お母さんとの関係性は1番〝影響力大〟でしょう!
(お母さんにプレッシャーかけてる?)
お母さんがお仕事で忙しくても、おじいちゃんやおばあちゃんなど周りにサポートする人や関わってくれり人がたくさんいれば、それはそれで◎だと思います。
まず家族という小さな社会の中で、安心して過ごすことができる健康な関係が築けていれば、自然と家族以外の人にも信頼して関わりが持てるようになります。
子供の社会性を見る前に、家族の関係性ですよー!!
うちの場合は・・・
ホームスクールを始めて興味あることに集中していると、同じ考えを持っている人や同じ感覚の人に出会えるようになりました。そして子供が興味あることを探求していると、たくさんの優しい大人たちがたくさんサポートしてくれるようになりました。
むしろ学校に行っていた時より、出会う方々の年齢や職業や地域の幅も広く、人との繋がりが逆に深まりました。
でもね。
〝社会性はあった方がいい〟と一般論として漠然と思うかもしれませんが、
子供に強要するものではないですよね。
〝今はあまり人とは関わらず、お家の中で自分の好きなことに打ち込みたい〟
そんな時期もあるかもしれません。そういう性格の子もいると思います。
〝人と関わるより動物たちと関わっていたい〟
本能的にそういう子もいるかもしれません。
娘は学校に通っていた頃、お昼休みに本を読むのが好きでした。
1日に2冊しか借りることが出来ないことに少し不満の様子でした。
そのぐらい本の世界に浸ることが、その頃の彼女の喜びだったようです。
でも先生に「なんでお外に行って他の子達と遊ばないの?」と何度か言われたようです。きっと心配して下さったのでしょう。
娘にとっては〝ただ本を読みたかっただけ〟。
みんなと同じことをしていないと疑問に思われることに、疑問を感じていたようです(笑)。
何が言いたいかと言うと、
人と繋がりを持ちたいと思う気持ちは〝その子の選択であり〟他人がどうこうするものではない。
ということ。
なのでどんな状況でも、子供を信頼することが一番大事ですね。
そして、我が子に社会性を身につけて欲しいと思うのであれば、まずは親が気の合う色々な人と繋がりを持ち、それを楽しんでいること。
そんな背中を見て子供たちは育ちます。
もう一度言いますね〜!
ホームスクーラーでも、心から安心できる人たちに囲まれていれば、社会性は自然と身につく!
それによく考えてみて下さい。
学校に通っていても、大人になって会社に勤めていても
人とあまり関わりたくない人っていますよね!?
社会性に、ホームスクーラーだろうが学校に通っていようが
あまり関係ない
ということです。
たくさんの人と関わることは人生の学びが増えるので素晴らしいことですが、人と関わる量より〝自分のことを深く理解してくれて応援してくれる人〟が周りにどれだけいるかの方が大事だと思います。
そこから自己肯定感や自尊心が育まれるのではないでしょうか?
お読み頂き、ありがとうございました♡
↓フリースクール&ホームスクールエデュケーションネットもご参考に!!
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