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大注目!自然を感じる「バイオフィリックデザイン」

こんにちは、あーモンドです。
本日は、最近建築やオフィスデザインに置いて注目されつつある、
バイオフィリックデザインについてお話したいと思います。

こちらの内容はstand fmでも配信しています。
音声で聴きたいという方はぜひチェックしてみてください🙌

https://stand.fm/episodes/64074a9acd5bfd2f4aa63cb0


バイオフィリック デザインとは、
室内空間に自然の要素を取り入れようとする、建築やインテリアデザインにおけるアプローチ方法の一種で、屋内空間に植物や緑を追加したり、建物のデザインに木や石などの天然素材を使用し、自然界の景色を体感できる空間を作成したりすることを意味します。

実際にこのバイオフィリアデザインが注目される理由としては、自然の要素を建築環境に組み込むことで、人々の健康や生産性を向上させる効果があることが期待できることがあげられるそうです。

そもそも「バイオフィリア」という用語は、
自然と人間の生来のつながり、という意味が込められています。
そして研究によっても、人が自然に触れることは、ストレスや不安の軽減、認知機能と創造性の向上、気分や全体的な幸福の改善など、総じてプラスの影響を与える効果が期待出来るということで、現在大手企業をはじめ、ホテル業界やヘルスケア業界、教育機関などの多くの業界でますます人気が高まっているそうです。

さらに、このバイオフィリック デザインには、
より持続可能な建築や都市環境を作り出すことにも役立つとされています。
例えば、バイオフィリック デザインは、自然採光と換気システムを組み込んだり、木材や石などの天然素材を使用することで、合成素材を使用するよりも建造時のエネルギー消費や電気消費、二酸化炭素排出量の削減できるとされています。

また、屋上の緑化などにより野生生物の生息地を作り、緑地や水の特徴などの自然の要素を組み込むことで、都市環境における生物多様性を促進したり、二酸化炭素やきはつ性有機化合物 (VOC) やホルムアルデヒドなどの健康被害を及ぼす汚染物質を吸収する為、室内外の空気の質を改善するのに役立つそうです。

実際に東京のパソナO2という地下農業の実験を行なっている オフィスでは、200 種以上の植物、屋上庭園、植物の壁面緑化を取り入れて、より自然で落ち着いた環境をつくっていたり、 アマン東京ホテルでは、日本庭園や自然の風景とバイオフィリックを掛け合わせた、自然風景を取り入れたりしているそうです。

最近ではスープストック東京の代表取締役の遠山正道さんが手がける、KADOSANという、アートと空間デザインとバイオフィリックを掛け合わせた様なサブスクリプション型のサービスなども始動していたりと、話題の絶えない要チェックなトピックです。
実際、自然を感じられる空間は居心地がいいですよね。

みなさんもぜひ、気分転換にでもお家の中にバイオフィリックデザインを取り入れてみてはいかがでしょうか。きっと少しだけ、ハッピーな気分になるかと思います。



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