「私が欲しいのは、愛か死よ」
「私が欲しいのは、愛か死よ」
ヒロインのマチルダがこめかみに銃を突きつけながらこう言い放つシーンを、SNSのプロフィール画像にしている女の子たちをよくみる。
映画『LEON』は94年公開のアメリカ映画。
殺し屋のレオンと孤独な少女マチルダの、少し奇妙な関係性。
2人が互いを想い合うことで物語は進んでいく。
なぜ私たちはこんなにも、この映画に魅力を感じているのだろうか。
①ヒロイン『マチルダ』という強い女性像
ナタリー・ポートマン演じるマチルダという少女、とにかく芯が強く、良い意味で子供らしさを感じない。
冒頭で書いた銃を自分の頭に突きつけるシーンはまさにその象徴。
文章で読むだけだと「かまってちゃん?メンヘラ?」なんて思う方もいるかもしれないが、そういう類と一緒にはしたくないな、と思わせてくれる、そんな『自分を持っている女性』なのだ。
「オンナはしおらしく、男性の後ろを三歩下がって」なんて美徳、時代錯誤も甚だしい。
そんな近代的な女性像とマチルダが重なり、私たちは憧れを抱くのではないだろうか。
②25年の歳月を感じさせないファッション・世界観
私がこの映画を観て1番最初に思ったこと、それは「本当に十数年前の映画なの?」というものだ。
それまでに見た映画は、90年代らしさが「懐かしく」「レトロでオシャレ」という雰囲気のものばかりだった。
『LEON』で登場人物たちが見に纏う洋服たち、部屋の内装、家の近くの売店の商品、その全てが今の時代にも合うものなのだ。詳しくはぜひ映画を観て感じて欲しい。
まだ観ていない人は必ず、一度観た人もまた見返してみて欲しい。女子の心(もちろん男性も)をグッと掴むものが、この映画には散りばめられている。
*スキ・フォロー待ってます!モチベーションに繋がります*
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?