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「好きを仕事にしたいけど」〜新卒就活を辞めた女子大生の話①

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今回お話するのは私がしていた新卒就活の業界選びについて。

自分語りがほとんどになるかと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

・出版業界を目指したけれど

小さい頃から読書が好きで、中学校の卒業文集には「編集者になりたい」と書いていました。ただ、現実的に考えた時、好きなことを仕事にするって悩みどころだと思うんです。

具体的にいうと

好き=やりたいことなのか

ここで一旦、「私って本当に出版社で編集者になりたいの?」と立ち止まることとなります。


ご存知の方も多いと思いますが、出版社の就活ってちょっと特殊というか、やることが多めなんです。それもあって「出版就活をメインにする」という選択をするのは同時に「他業界を多数受けるのは難しい」にも繋がると思っていて。(実際そうでした)

だから悩みました。編集者になりたいけど、それって本が好きなだけだからだっけ、出版就活をメインにするほど私はやりたいことがあるのか、と。

ここで私がとった行動がこちら。(ここがとても大事ですね)

「ここは違うかな」を増やしていく

3年の8月ごろから、主にアプリを利用して企業の説明会は勿論、人事の方と一対一でお話しする機会をたくさん設けてもらいました。

出版社を含めマスコミ業界の説明会に参加する一方で、不動産、IT、人材、コンサル、などなど…。正直最初は興味が湧かなかった業界も、手帳を見てみると70社くらいは聞いていたようです。

その半数以上が就活用のアプリで会った人なので、時代だなと思います。

次回あたり、利用していた就活アプリをご紹介しようと思っていますので、今回は名前だけさらっと出しますが、WantedlyとVisit OB、Matcherなんかで会っていました。

これをしたことによって、「自分が興味がないと思っていること」が本当に興味がない、と確認することができ、「やりたいこと」が明確になってくるのです。

多数の会社の説明を聞いていたので「興味ある」「興味ない」に分けることで自分でも気付かなかった企業選びの特徴が如実になります。

一見無駄うちのようにも見えますが、本当にこの「ここは違うかな」の確認作業が一番意味があったなと思います。興味のある話だけ聞いていても、それは既に頭に「ここ興味ある!!!」とインプットされているから、色眼鏡で見てしまいます。

もし、確認作業をしていなかったら、就活後半で「もしかしたらあのとき見なかった業界が実はやりたかったことだったかも…」と迷走する原因にもなりますしね。

OBOG訪問に積極的にいく

働いている人の話を聞くこと。おすすめというか、当たり前ですよね。

私の大学はあまりマスコミに強くないらしく、先輩がいなかったのでこちらもアプリを利用してお会いしました。

OBOG訪問って、社会人がお金を生み出せる時間(たとえお休みだとしても貴重な時間)をわざわざ私たち就活生のために使ってくれる、もうとんでもないことなんです。

就活をしていて思ったのが本当に人脈って大事で、良い情報は良いコネクションから入ってくるなとつくづく思いました。

幸運にも私が出会った某出版社の方のお話で、私は「出版就活をメインにすること」そして「出版社の営業になりたい」と決心したのです。(この話もまた今度)


ここまでをまとめると

好きなことを仕事にしたい!! (本好き、編集者なりたい)

疑問:好き=やりたいことなのか?(趣味でなく、仕事にしたい理由はあるの?)

*そこでとった行動*

①他業界をみる (合説、面談などに参加。)

→思い込みではなく、話を聞いた上で違うと判断できた。また、新しく興味が湧く企業もあり、「自分の企業選びの軸」が明確になる。

②OBOG訪問 (出版社の内定者や先輩と話す機会を作りに行った)

→「こういうことがやりたくて出版社を目指しているけれど、できますか?」とダイレクトな質問ができた。また、年の近い先輩社員の就活の話を聞くこともでき、今何をすれば良いか、整理することができる。


いかがだったでしょうか。これが私の業界選びのやり方と、好きを仕事にすることへの葛藤の解決方法でした。

業界選びって全員しなくてはいけないこと?と後輩に聞かれたことがありますが、そんなことはありません。広い視野で見ることが大事だと思います。ただ、出版就活のための準備があったので、私には少し必要だったという話です。

また「好きなことを仕事にする」という論点ですが、出版社を目指していた理由はもちろん「本が好き」以外にしっかりとあります。が、それも理由の一つだったので、「自分は趣味と仕事を混同させて考えてるのでは?」と不安になり、一連の行動を取りました。キッカケは「好き」でも「テレビで見た」でもなんでもよくて、そこからどうしていきたいかが大事ですよね。


次回は「利用した就活アプリ」についてお話しします。11月は1年目の先輩社員も仕事に慣れてきて、時間をとってもらいやすいかと思います。業界にもよりますが、年末年始はお忙しい方が多いですし、現役就活生が使える!ようなアプリ情報を提供できたら幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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