HELLO WORLDストリートビュー聖地巡礼その５：四条烏丸から京都駅へ
Googleストリートビューというアバターを使ってGoogleマップの記録世界を歩き回ってみます。その５は2037年世界で直実が一行さんを背負って逃げた経路を、四条烏丸から京都駅まで辿ってみます。
四条烏丸交差点
京都中央総合病院（京都第二赤十字病院）を逃げ出した直実と一行さんは、椹木町通（京都第二赤十字病院のA棟とB棟の間の道）を東進し、突き当たった御所で右に折れて烏丸通を南に向かいます。一行さんを背負ったまま1.6kmほど走ったところで、狐面の大群を阻止するために巨大な壁を作ったのが、四条烏丸交差点です。
交差点の西南側、四条烏丸ビルの入口付近で地面に手を突き、グッドデザインを介して、四条通の向こう側の、LAQUE四条烏丸と三井住友銀行の間に6階建てくらいの高さの赤い壁を作りました。しかしそれを乗り越えてくる狐面達を見て、さらに北へ逃げ出します。
烏丸通を南下
COCOON烏丸と滋賀銀行京都支店前を通り過ぎます（作中ではSHIGA BANKがSHIKA BANKになっているそうです）。
自転車に乗り換えた地点
この和風の店舗（町家BAL ZEN Karasuma）のあたりで、グッドデザインが自転車を出してくれます。
右折地点
仏光寺通との交差点の角で、正面からも狐面が走ってくるのを見て、慌てて右折します。この角にある「LONDON」というパン屋さん、2019年5月のGoogleストリートビューには看板が写っていますが、10月頃の犀星さんのロケ地確認時には看板から店名が消えており、さらに12月に現地確認した時にはCOREMAXというストレッチの店が入っていました。
狐面が湧き出していた地点
仏光寺通を少し行くと、狐面が湧き出していた地点が見えてきます。「ベジョータ ムチョ 室町仏光寺」というレストランの右脇の電柱辺りから湧き出していました。劇中では確か別の店名になっていました。
その後の道のりについては、何しろ直実が碁盤の目をスライドさせまくっていたこともあり、円盤で一時停止しないことには全くわかりません（笑）。この近辺の街並みは特に碁盤の目が細かくなっており、スライドはさせやすかったのかも知れませんが、住民はたまったものではありません。また途中の高辻通で必ず信号を渡る必要があるのですが、たまたま青だったのでしょうか。ともかく南西へ、堀川五条の交差点へと向かいます。
堀川五条交差点
北東の角から直実視点で眺めた、堀川五条の交差点です。対角にそびえるのは、グラフィニカ京都支社。グラフィニカが生み出したキャラクターがグラフィニカのビルを眺めているという構造、アルタラのデータだった直実が1階層上の2037年世界に現れたのを彷彿とさせて、メタSFとして非常にエモいと思うんですが自分だけですかそうですか。
歩道橋の下で、一行さんにアイマスクを被せるシーン。自転車の背後にあった居酒屋「大とら」（だいとら）は、劇中では「おほとら」になっていますね。左横のPanasonicの看板も健在です。
平安京エイリアン的穴掘りとインサイド・ヘッド的狐梯子の攻防、歩道橋のBLAME!的増殖を経て、歩道橋の上を自転車で走る二人（ちなみにこの歩道橋に自転車用のスロープはありません。どうやって降りるつもりだったのだろう…）。これは恐らく南側の歩道橋を東に向かっていますね。一行さんの足を掴んで引きずり下ろした狐面を、交通標識で西方向（グラフィニカ方向）にぶっ飛ばしています。
ここで先生の乗った車が堀川通の北から現れます。アルタラセンターを出て、狐面の集まる方向を見ながら堀川通を南下して来たのでしょうか。
堀川通を車で南下
無事に直実達を回収した先生の車は、堀川通を南下していきます。
西本願寺の総門を左手に南下しながら先生が思いの丈を語ります。
堀川塩小路交差点
先生の車は堀川塩小路の交差点を急カーブで左折します。角のおでん屋さん「村川」は作中では「川村」になっています。またその後、狐面の大群もこの交差点になだれ込んできます。居酒屋「川村」の前では通行人がバッグを落としてしゃがんでいるなど、街の混乱がうかがえます。
恐らく下京区役所の少し先あたりから、先生に言われて直実が上り坂を作り始めます。上り坂は京都中央郵便局の脇を超え、バスロータリーを大きく右に回り込むようにして京都駅ビル屋上の大空広場に車を着地させます。
車が降り立ったのはこのあたりでしょうか。
（注意）本noteで扱うシーンのうち、公式画像、パンフ、ビジュアルガイド等に載っていないものについては記憶を頼りに記載しているため、間違いがあるかも知れません。見つけた方はご連絡頂ければ幸いです。また、実際に現実世界でロケ地を訪れる場合にはくれぐれも近隣の方のご迷惑にならないようにしてください。本noteでは、個人宅がロケ地となっている場合には極力詳細情報を載せないようにしています。
次回は、京都駅ビル大階段とその周辺、です。えっ、大階段だけで1ページ作れるのかって？ ふっふっふ、我らがPluuraストリートビューの全事象記録機能に乞うご期待です。
ストリートビュー聖地巡礼シリーズについてはこちらもどうぞ。
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2020/5/17追記：いたちょこさんのまとめもお勧めです！
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