[人事のプロも感動!]遂に、iPad Proのサブディスプレイ化に成功!!
PCとiPad Proを常に持ち歩いている皆さん、iPad Proがサブディスプレイになればいいのになと思ったことはありませんか?私は、iPad Proを手に入れてすぐに、そう思いました。今回は、そんなiPad Proをサブディスプレイ化することを夢見た人事の物語をご紹介します。
1.Duetという優れたアプリ
iPadをサブディスプレイ化する方法はいくつかあります。これは調べればすぐに出てきます。主にアプリを使った方法になり、私が見つけたのは、Duetというアプリでした。このアプリはPCとiPadの両方にアプリをインストールすることで、有線・無線問わず、iPadをサブディスプレイ化することができます。しかも無料!!!
これを見つけた時、「うわぁー!」と驚き、すぐにPCにインストールしようと思い、アプリをダウンロードして、インストールしようとした瞬間、会社PCは業務に関係ないアプリをインストールできない仕組みあるいは、インストールしてはいけないルールになっていることを思い出しました。つまり、インストールできませんでした・・・
そこから、私のiPad Proのサブディスプレイ化の熱は一気に冷めました。というのも、調べても調べても、PCに何かしらのアプリをインストールしなければ、サブディスプレイ化はできないことがわかったからです
2.iPadOSの進化
それから3年が経過したところ・・・
先日、iPadOSが17にアップデートされました。
iPadを持っている皆さんは既にご存知だと思いますが、そのアップデート内容には、なんと「USB Video Class」(UVC)のサポートが新機能として含まれているではありませんか!!!!!
おおおおおおおおおおおおーーーーーい。
これはエライこっちゃと、なったわけです。
これは何を意味しているかというと、USB Type-C搭載のiPadと“UVCに対応したHDMI to USBのキャプチャーデバイス”を活用すれば、iPadをHDMI入力の外付けディスプレイとして使えるようになる、つまり、PCの方にアプリをインストールすることなく、iPadをサブディスプレイ化することができるということになります!それを知った私は、すぐに得意のAmazonさんにおでかけしにいきました。
3.必要機器の調達
Amazonにつくや否や、キャプチャーボードとHDMIケーブルの購入検討に入りました。いくつか、レビューを拝見、関連記事を確認、そして、購入した商品はコチラになります。
購入のポイントは、キャプチャーボードが小型で持ち歩き可能で嵩張らないこと。ケーブルとの一体感を得られることの2点です。
そして、本日届きました!
第一印象は、想定通り、コンパクトでかなり良い!でした。
さて、ここからは、iPad Proのサブディスプレイ化の手順を説明します。
4.アプリのインストール
いやいや、アプリをインストールするんかい!って思った皆さん、違います。インストール先はPCではなく、iPadの方です。
私がインストールしたアプリは、Genki Studioになります。
5.機器の接続
購入したキャプチャーボード、ケーブル、iPad Proを繋げていきます。しかし、素人の私には、簡単にできるわけではないため、キャプチャーボードの付属についていた説明書を見ました。
INPUTとOUTPUTが図解されていて、とても分かりやすいですよね。これに沿って、接続していきます。
キャプチャーボードのUSB-CをiPad Proに挿し、キャプチャーボードの反対側のHDMIメスに、HDMIケーブルを挿し込みます。HDMIケーブルの反対側はUSB-CとなっていますのでそれをPCに挿しこみます。(私のPCにはUSB-Cが2つありますが、もしPCにUSB-Cのポートがない場合は、HDMI to HDMIケーブルをご購入ください。)
6.アプリを起動
いよいよ、アプリを起動します。ドキドキしながらGenki Studioを起動させます。3年越しの待ちに待った時が来るのか!と思い、数秒待っていたところ、iPad Proの画面には、「信号が読み込まれない」というエラーメッセージが表示。あれれれれれれ????
すぐに、ケーブルを反対側に繋ぎ直そうとするも、「いやいや、ケーブルの繋ぎ方は正しい」と思い返し。しばらく、呆然となりながらも、対応を考えました。
「んー困ったなぁ」っと思い、「こういう時は、いったん再起動!」と思い、iPad Proを再起動しました。
そして、改めてGenki Studioを起動させました。待つこと数秒、結果は・・・
無事、そして、とうとう、iPad Proのサブディスプレイ化に辿り着きました!
これは、本当に画期的なことで、PCにアプリをインストールしなくても良いという点が今回キーポイントになります。PCの画面がiPad Proに出てきて瞬間、思わず、声をあげてしまいました。それくらい感動した瞬間でした。
キャプチャーボードとケーブルも一体化があり、かなりスマートな印象です。とても良いです。
これは、キャプチャーボードとケーブルをまとめた状態になります。留め具は余っていたものを流用しています。かなりスッキリしていて、持ち運びも全く苦になりません。これでいつでもどこでもiPad Proをサブディスプレイにして、仕事ができます。(そこまで仕事をしたいわけではありませんが、デュアルディスプレイはやはり仕事が捗ります)
いかがだったでしょうか?冒頭にも記載のとおり、今回は、iPad Proをサブディスプレイ化することを夢見た人事の物語でした。iPad Proをサブディスプレイ化することを考えている方の参考になれば幸いです。