見出し画像

【アレスグッド アドベントカレンダー Day7】新卒1年目が学んだ、コトを進めるためのプロダクトマネジメント

🎄このエントリーはアレスグッドの Advent Calendar 2023 という企画の7日目の記事です。

こんばんは、株式会社アレスグッドでプロダクトマネージャー兼プロダクトデザイナーをしている、引野(ヒキノ)です。

新卒でプロダクトマネージャー兼プロダクトデザイナーとして入社して早8ヶ月。毎日があっという間に過ぎて、クリスマスがもうすぐ迫っていることに驚きです。そろそろマライアキャリーの美声が街中から聞こえてきそうですね、ええ。

というのはさておき、現在「エシカル就活」という新卒向けのスカウト型の採用プラットフォームのプロダクト開発に取り組んでいます。本記事では、1人目のプロダクトマネージャー兼デザイナーとして、色々模索する中で失敗から得られた3つの学びについて書いていこうと思います。

自己紹介や入社エントリはこちらより↓(離脱しないでネ)


🌀大胆に計画し、小さく回し続ける

プロダクトマネージャーの役割の1つに「ロードマップ策定」があります。(GPT-4に「プロダクトロードマップとは?」を聞いたら以下が出力されました(笑))

プロダクトロードマップは、製品のビジョン、方向性、進行状況を視覚的に示した計画ツールです。このロードマップは、製品の開発を通じて重要なマイルストーンと目標を示し、製品チーム、ステークホルダー、顧客に製品の進化の道筋を明確に伝えるために使用されます。

GPT-4

言葉の通りですが、ロードマップを作ることは、現状と理想の差分を正しく把握し、理想に近づくための計画をする行為です。少し話がそれますが、弊社のValueの1つに「Be Bold(大胆であれ)」という言葉があります。弊社はグローバル市場で挑戦することを目標にしているため、10%の成長ではなく、10Xの成長するための意思決定・チャレンジをしようという意図が込められています。

こうした大胆な計画や意思決定が夢物語になってしまうのを防ぐために、「大胆に計画し、小さく回し続ける」という意識することを大事にしています。小さく回し続けるためにも「ユーザーのペインは〇〇で、△△という価値を提供することで、◇◇を達成できる。」というシンプルかつ具体的な文章に落とし込むことが必要です。その上で「これまでに分かっていること」「分かっていないこと」「検証ポイント」をチームメンバーと擦り合わせる必要があります。

検証ポイントが分かることで、「その検証はプロダクト上でするべきか否か」を判断でき、効率的な仮説検証サイクルを作ることにつながります。

個人的に好きなMVPの図。

🗣️自分の言葉で語る

この言葉はメンバーとの1on1で「もっと自分の言葉で語ってほしい」と、アドバイスを貰った言葉でした。ユーザーや顧客からの定性的な声や定量データなどの一次情報を取りにいくだけではなく、「それらの情報を解釈し、プロダクトマネージャーとして自分はどう思うのか」ということの大事さを気づかされた瞬間でした。少し話はそれますが、AIの技術的成長が著しく発展している現代において、人間の価値は「AかBの選択肢があった際に、A(or B)を選ぶ行為」に集約されるのかなとも思っています。

そのためには、ユーザーや顧客に向き合うことが大切なのは勿論のこと、テックトレンド、ファイナンスや事業戦略など様々な観点を常にウォッチし(下図)、それを踏まえた上で改めて「ユーザー・事業・社会がどういう状態になっているのが理想なのか、そのためには何が大切なのか」というのを常に考え続けなければいけないなと学びました。

🤝納得するまで徹底的に話し合う

上記のような状態を理想状態とするのであれば、改めて大事だなと思うのが「納得するまで徹底的に話し合う」という点です。引用する形にはなりますが、先日のPMconf2023で曽根原さんが発表して下さった「シリコンバレーのプロダクトマネージャー達に見る、 覚悟を決めたPMは何が違うのか?」の「Under-communicateよりもOver-Communicateを目指す」という部分も大変学びがありました。

プロダクトマネージャーの役割上、各チームから「こういうデータを出して欲しい」「こういうの作ってほしい」という声が日常茶飯事に飛んできますが、日々忙殺される中で全部をこなすのはいくら時間があっても足りません(笑)コトを進めるためにも、「なぜそれが必要なのか」「なぜ今なのか」といったコミュニケーションを徹底することを大事にしています。(最近は「トレードオン」という言葉がスタートアップ界隈で一人歩きしている感覚がありますが、それはきちんと「優先順位」をつけて取捨選択をした状態でどっちもやろう!という意味だと解釈しています。)

また「デザイン」という行為においてもとても大事な点だと思っており、要件や作りたい像が擦り合ってない状態でラフデザインを作った所で、相手は「なんか違うな…」と思ったり、作り手としても「あれ…?想定してるものと違う…?」というお互い満足のしないアウトプットが生まれてしまいます。そうした状態にならないためにも「相手との隙間を作らない」「アウトプットイメージを明確にする」ためのコミュニケーションをとても大事にしています。

最後に

4月に入社して約8ヶ月。本当に毎日が一瞬のように通りすぎますが、ユーザーさんに「エシカル就活があって本当に良かった!」「エシカル就活で自分のキャリアの選択肢が大きく変わった」などの声を聴けるシーンが増えてきているのは本当に嬉しいです。これまでの"シューカツ"を打ち砕くような次世代方の採用プラットフォームを目指して引き続き邁進していきます。

というわけで、絶賛採用中です!カジュアルにお話ししたい方はぜひTwitterにてお声がけください!


この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?