見出し画像

日本代表とJリーグ

3月24日(木)日本対オーストラリア、2−0!!

日本勝ちましたね!!

7大会連続W杯の切符を手にしました!!

三苫選手の2ゴールは圧巻でした!!

 いち日本サッカーのファンとしてW杯出場が決まったことが本当に嬉しかったです。フランスW杯が僕が3歳の時なので、僕が生まれてからずっと日本は全てのW杯に出続けているという感動。「ドーハの悲劇」は記憶にないけど(当たり前生まれていないので)日本がバティストゥータにゴールを決められたのはなんとなく残像が残ってます。日韓W杯以降は鮮明。

 今回のオーストラリア戦、W杯出場が懸かった試合にも関わらず地上波で放送されないことなど(否が応にも時代とビジネスの流れを感じます。。)、波紋をよぶ事態もございましたが、ひとまずW杯出場が決まったことに安堵します。

 皆さんもご存知の通り、今回のW杯最終予選はオマーンにホームで負けるなど波乱の幕開けでした。アウェーサウジアラビア戦後のインタビューでは、吉田キャプテンが

「結果が出なければ、協会、監督、そして選手も責任取る覚悟は出来ていますし、終わってから判断してもらえればいいと思います」

と、コメントするなど状況はかなり深刻でした。同時に森保監督や日本代表選手に対する批判はネットをはじめ、自分の周りのサッカー仲間でもたくさんありました。この頃、よくメディア等でも取り上げられていたのは、

「いまの代表は観ていて面白くない」

という言葉でした。確かにそれは、少し前の本田選手、香川選手が代表バリバリの頃に比べるとワクワク感はないですし、中田英寿選手、中村俊輔選手の頃のような華はありませんが、ただ僕はこうも思っていました。というか思っています。最終予選突破が決まってからなので、やや後出しのようになってしまいますが、

「代表は内容より結果、クラブは結果より内容」

 内容も結果も両方大事、両方質が高ければ高いに越したことはない、そんなのは当たりまえの話ですが、僕は基本こんなスタンスなので、最終予選のスタートダッシュが多少こけてしまったからと言って、いまの代表メンバーや展開するサッカーに面白みがないからと言って、日本代表の試合観るのをやめようとは思いませんでしたし、これからも日本代表への期待は止みません。

 日本サッカーが勝つこと、そしてそれも出来る限り大きい舞台で勝つこと、それは日本サッカー発展のためにとてつもない意義のあることと思っていますし、ひいてはそれが日本サッカー発展の指標のひとつとなると思っています。つまり内容がどうであれ、面白みがなかろうが、選手に華がなかろうが、スポーツという正々堂々とした舞台で今回もW杯の切符を手に入れたことは、日本サッカーが確実に進歩しているのだと僕は思っています。

 反対に、Jリーグクラブなどのクラブチームは、それぞれの地域に根ざした活動であり、年間を通したリーグ戦が何年も何年も続いていきます。もちろん勝つこと、なおかつ魅力的なサッカーで勝つことで、人々にエネルギーをもたらしますし、それが安定した経営に繋がることも否定しませんが、毎週、毎年、続くものに一喜一憂していたらキリがありません。勝っても負けても、観ている人たち、関わる人たちがワクワクする試合内容、クラブ運営活動を出来ているかの方がより重要と考えています。

 勝ち負けのつくスポーツである以上、「勝ちたい!」「勝って欲しい!」「プロなんだから」「代表なんだから」と言いたい気持ちはわかりますが、

「代表は内容より結果、クラブは結果より内容」

 こんな考え方もあるんだ!くらいで良いので、考え方のひとつとして僕の論理も頭の片隅に入れといていただければ嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?