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自分に合う環境を見つけるための4象限マトリクスを作ってみた

「よしやるぞ!」と思うか「うーん」と思うかの違いってなんだろう。そんなことをボーッと考えていると、ある考えが浮かんできた。

「勝ちたいと思えるかどうか」

友達に勝つ、会社の人に勝つ、組織で勝つ。色んな”勝ち”があると思うが、今回は自分に矢印を向けた場合のお話。


何の話かよく分からないと思うので、まずは4象限マトリクスを見てもらいたい。

基本的に仕事での機会を想定して、順に整理していきたい。


①勝てるが、勝ちたいとは思えない

自分の強みを活かせる土俵ではあるものの、その強みを活かして戦いたいとは思えない領域。例えば、長年営業職をしてきてある程度結果を残せてきたが、もう営業職はやりたくない、みたいな人。

同じ戦い方に飽きを感じているかもしれないし、成功体験はあるもののトラウマ的な何かを抱えているかもしれない。

この領域に関しては完全に捨てるのではなく、お金を稼ぐ手段として置いておくぐらいが丁度良い気がする。本業は別の領域にしつつ、副業として関わる感じ。

能力は申し分ない領域だからこそ、あとは本人のやる気の問題である。

②勝てるし、勝ちたいと思える

ここがど本命の領域。自分の強みを活かせるし、さらにレベルアップしたいと思える。正直、この領域を選べている時点で何も言うことはない。あとは流れに身を任せてやりたいようにやるだけ。

この領域のポイントは、頑張り方ではなく見つけ方。いかにしてこの領域を見つけられるか。

スキルもあって方向性も合致するなんて最高じゃないか。

③勝てないし、勝ちたいと思えない

この領域は結構辛い。自分のスキルを活かせないし、未来のためにスキルを伸ばしたいとも思えないから。能力値の問題ではなく、向き不向きによる問題が大きい。

コミュニケーション力や提案力に強みがあるのに、同じ業務を正確にやり切ることが求められる仕事をしている人がいたらどうだろう?明らかにミスマッチである。

まだまだ成長段階で「この人たちには勝てないな」と思う場面もたくさんあると思う。そんな中で「この人たちに勝ちたい」と思えるかどうかはモチベーションの部分でもかなり重要になってくる。

勝ちたいと思えないなら場所を移すのも手だと思う。


④勝てないが、勝ちたいと思える

僕的にこの領域がマトリクスにおける肝な気がしている。「勝てないが」は「今は勝てていないが、今後勝てる可能性がある」に変換できる。

つまり、一番の伸びしろの部分。現在地と理想地点から距離はあるものの、アプローチの仕方は見えているし、頑張りたいと思えている状態。

登山で頑張れるのは先が見えていて、頂上に着いた後のイメージがリアルにできるから。先も見えず一生歩き続けるだけだったら、途中で心が折れてしまう。

仕事でも同じ。今はしんどくてもその先に希望が見えているなら頑張れる。現在地と未来が1つの道で繋がっているイメージを持てるかどうか。自分でイメージできない場合は先輩に手伝ってもらえばいい。


今と未来

現時点のイメージはつくけど、今後のイメージはつきにくい。そんな時は周りの先輩たちの姿を見てみると良いかも。

目の前の仕事が未来に繋がっているイメージが湧けば、多少辛くても頑張れる。逆に、目の前の仕事が未来に繋がるイメージが湧かなければなかなか頑張れない。

「勝ちたい」と思えるかどうか。マトリクスで言うところの右側の部分。たとえ右下だとしても「勝ちたい」と思えている分だけ伸び代がある。


環境の相性は間違いなく存在するから、自分との相性は常に考えていきたいところ。「自分の強み」と「気持ち」の部分で今自分はどこにいるのか、を考えていけると今後の動き方が変わってくる気がする。

ぜひ使ってみてほしい。


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