日々是雑感2023/03/12（2）

あの凶悪な東日本大震災と福島第1原発の事故から12年が経った。あれから意識はするけど、今の日本には備えるだけの精神的な余力はあるのだろうか。一番気になるのはそこである。

あれからもそうだけど、国力・経済力が著しく下がっている気がしてならない。自分も経済力が下がっている。そう、前職が原因である。今の自分には納得していない。諦めきれない中もがいている。

災害に備える。言うは簡単であるが、生活がギリギリであったり、カツカツであったりする人間が、一朝一夕に災害に備えることは単純ではない。自分でさえ、日々の食事に加えて少しずつ買い増ししているが、その食料でさえ勝手に食べられてしまう上、折角の上機嫌もあっという間に不機嫌になってしまうなど、いいことはない。

あれから12年。個人的にはカバンに簡易サバイバルキットくらいは装備しているが、普段からそれを使わずに済むような環境であって欲しいと持ち歩いている。今住んでいる環境、働いている環境は残念ながらリスクは高く、後者は地震津波が起きた場合は確実に天国と地獄と冥界を行ったり来たりになるだろうと自分の中ではそう考えている。そのため、リスクを下げるためにももう転職活動を再開することにした。今度は息の長い、気の長い活動にしようと思う。

せめて、せめてもの願いは今を生き続ける事だろう。たとえ今地震津波が発生したとしても、今を生き続ける事でいいことがあるに違いないと信じ続ける事だろう。今を生きることは明日への希望を繋ぎ続けることでもある。夢も希望もまだ諦めていない。天変地異や突発的な傷病で諦めるのはまだ早い。チャンスはまだこれからも転がっていると信じて。