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積水ハウスで家を建てた話②~土地~

教訓:持ち家は地方で建てろ。

積水ハウスの営業マンと土地の話になり、家の前の土地の話をする。どこの会社が扱っているのかとか、公募販売しているのかとか、看板らしいものはなにもなかった。こういったものの調査もやってくれるらしい。あたりまえか、ハウスメーカーは数千万の売り上げがかかっているのだから。

土地の値段。

土地を扱っていたのはどこぞの不動産屋。金額は1180万/50坪とこのとだったが営業マンが間に入り10万値下げしてくれた。売り出したばかりとのことであまり値下げはできなかったと。それでもうれしい話だ。千葉の地方とのことで土地が安いのは今思っても助かった。まぁ、都市部のようにこれで2000とか3000とか、そもそも坪単価が高すぎて50坪もないような地域だったら、今の家はなかっただろう。土地の値下げ交渉の話をググると、下2桁くらいは値下げできるという話もあったが、わが家の場合はこの土地が手に入らないリスクに負けたことになる。

「引っ越したくないけど家が欲しい」という妻の独裁的ともいえるワガママを叶えるためにはこの土地しかないので、購入することに。どちらかいえば誰かに売れてしまうことのほうが不安だった。

人生はじめてのデカイ買い物。

いざ、土地契約に。重要事項説明書だとか土地売買契約書の確認のため、宅建資格者の立ち合いの元、よくわからない説明がされる。こういうのって要は「ちゃんと法律に基づいて販売しています。あと、何かあっても文句言わないでね、売った後のことは知らないよ。」を形式ばって書いただけにすぎない、と解釈している。大抵の人は車以上の出費となると家だろう。

契約には業者のオッサンら(自分もだが)立ち合いで、なんだか悪徳業者によくないものを売りつけられそうな雰囲気。積水の営業マンもこういうのには立ち会ってくれ、なんとなく心強かったのは覚えている。場所も積水のモデルハウスだ。慣習的に50万くらいは現金手渡しで手付金とするらしい。

曲者、地盤改良費。

後に地盤調査にうつるわけだが、土地はよかったらしく、地盤改良費を100万くらい見積もったものの、ほぼそのまま住宅用地として利用できることがわかった。100万近くういたことになる。

ご近所さんは選べない。

住んでいた場所の目の前に家を建てることとなって、近隣の事情について詳しいというのは強みだった。転居したら隣人が迷惑住人だったというのは最悪なケースの一つだろう。ご近所ガチャなんて呼ばれている。

地域的にはそれほど問題児がいるわけでもなく、人柄のいい人もいる。個人的にはもう少し郊外で周囲は開けているようなところにおしゃれな一軒家を立てたかったが、しかたがあるまい。高級住宅街などに家をもってしまうと、高級車にかこまれたり変な劣等感や競争にまきこまれて消耗するのだろう。

土地にいくらかけるのか?

4年間住んでよく知っていた利便性は決して悪くない土地に、これくらいの費用で土地が持てたことはラッキーだったと思っている。比較となる近隣の土地は50坪で1300-1650万というものも少なくない。これを考えると都市部に持ち家を立てるというのは、土地だけでも馬鹿にならず、いかに贅沢かということを思い知らされる。大金持ちは別にして、庶民は持ち家なら地方につきる。

土地は家と異なり経年劣化せず、値上がりが見込める場合もあるが、そういう視点での考えは別の機会にしよう。

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