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生きる自由・死ぬ自由

ふるさんのこの記事を読んで、
私もこの番組を見ていたので、
ちょうど安楽死について考えていた👇🏻

番組では不治の病にかかり、
安楽死を選んだ人たちを追う👇🏻

安楽死が認められていない日本では、
もう病気が治る見込みがない場合、
自らの意思で、自らの望むタイミングで
人生を終わらせたいと思ったら、
健康とはいえない身体で
スイスまで渡航しなければならない。

しかも外国人の安楽死を受け入れている
唯一の国、スイスでも、
誰でも安楽死させてもらえるわけではないので、
不治の病で身体もつらいはずなのに、
英語で何枚も書類を書き、
審査に通らなければならない。

日本はこういうことにはまだまだ保守的だと思う。
病気で自分がわからなくなってしまう前に、
尊厳を持って死にたいと本人が望むなら、
認めてもいいと私は思う。
安楽死は単なる自殺ではない。
命が尽きるとわかっている場合に
人間としての尊厳を持って
人生を終わらせる自由だと思う。

難しい問題なので、色々な意見はあると思う。
あくまでも私の意見は、ということである。

致死量の薬品が入った点滴のバルブを開けるのは、
医師ではなく本人。
その堂々とした、迷いのない手つきに、
私は感銘さえ覚えた。
自分で人生を終わらせる覚悟が見てとれた。

番組を見た後、ずっと考えていた。
自分で自分の人生を終わらせる時の気持ちを。
バルブを開ける時の気持ちを想像してみた。
だが今の私には到底想像しきれない。
それほど強い意志を持って決めた人にしか
わからない世界がそこにはあるのだと思う。

生きる自由もあれば、死ぬ自由もある。
もちろん誰でも、というわけではない。
どんなに手をつくしても助からない場合、
自分で逝くタイミングを決める自由、ということ。
スイスまでの片道切符を買わなくても、
それが叶う日本になればいいと思う。

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