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【犬の散歩日記】人の犬に勝手に触る人

犬の散歩をしていると,
犬を連れていない人でも,
「わぁ,かわいい」
などと反応してくれる時がある。
小さい子はよく「ワンワン!」と
ルイジを指さして行く。
ルイジに手を振ってくれる子も結構いて,
かわいい。
ルイジも手を振り返したら
もっとかわいいのだろうけど,
そこまでの展開は今のところない。

小学生くらいになると,
「触ってもいいですか」と
飼い主に聞いてから
ルイジを撫でてくれる子が結構いて,
きちんとしているなぁと,好感が持てる。

逆におじいさん・おばあさんに差し掛かるような
年齢の人々の中には,
何も言わずに手を出して犬に触ろうとする人や,
おやつをあげようとする人がいる。
自分は犬を連れていなくても,
「私,犬好きなのよ」と言って,
おやつを持ち歩いているので
びっくりしたことが今までに2度あった。

昨日も散歩中,引いていた自転車を
わざわざ方向転換させてまでルイジに近づいて,
チッチッチ…などと言いながら手を出して
触ろうとした高齢男性がいた。
大体の人は飼い主に一声かけてから
触ろうとするので,
私たちのことを無視したまま
一直線に犬に向かうその人を
少し不気味に思って見ていたら,
犬もそういう人はわかるみたいで,
一瞬おじさんの手のにおいをかいでから
スーッと違う方向へ逃げてしまった。

するとその人は
「チッ,なんだよ」と言いながら,
また自転車を方向転換させて,
結局私たちには一言も声を掛けないまま
去って行ったので,
ちょっと唖然としてしまった。

おやつをあげようとする高齢の女性には,
「この子はアレルギーがあるので,
 限られたものしか食べられないんです。
 せっかくですが…すみません」
と断っても,
どうしても食べさせたかったみたいで,
「えー,これ,ほかの子たちも
 みんな食べてるし,大丈夫よ」
などと言って,ムッとしながら去って行った。
アレルギーって
そういうことじゃないんだけどな…
と思いながら,ぷんぷん怒ったその人の後姿を
何とも言えない気持ちで見送った。

このように小学生よりも年配の人の方が,
自分勝手な行動に出やすいことが
犬の散歩中にわかってしまったが,
そういえば,こういうことって
娘が赤ちゃんの頃にもあったなと思い出した。

これは高齢女性に多いのだが,
たいていのおば(あ)さんは,
勝手に赤ちゃんに触ろうとする,
というか有無を言わさずに触ってしまう。

娘が人見知り真っ盛りの頃にも,
ぬーっと手が出てきて,
突然おば(あ)さんの顔がアップになり,
「かわいいわねぇ,男の子?
 あら,お父さんはあちらの方?」
などと時に失礼な発言も交えながら,
当然のように娘を触りまくっていた。

「いえ,女の子です…」と逆にこちらが
申し訳ない感じで答えても,
もう聞いてはいない。
だいたい「あちらの方」ってどちらの方よ,
とおかしくなりながら,
ハーフ顔について追及してくる人には
説明もしていたが,
そんなことは,もはやどうでもいいらしく,
娘のプニプニしたほっぺや,
腕を触りまくっては,
大泣きさせた娘を残して,
満足気に去って行った。

多分そのようなおじ(い)さん・おば(あ)さんも,
若い頃には礼儀をわきまえていたが,
歳を取るごとに,
横柄になってしまったのだろうなと想像する。
もちろん,全員がそうなのではなく,
年齢を重ねても,
礼儀をわきまえている人もいる。
歳を取ると図太くなるとよく聞くけれど,
自分はそうならない部類の
おば(あ)さんになりたいと思った。

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