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感覚が合わない人との共同生活

最近、室内や夜間でもかけられる、
薄い色のサングラスを買った。
目が悪いので度も入れてもらったため、
コンタクトレンズと
二重にかけなくて済むのでラクだ。
先日の海でも大活躍した。

私は日本人にしては目が真っ黒ではなく,
こげ茶色の目をしている。
西洋人の夫は色素が薄いヘーゼル色の目,
西洋人とアジア人のミックスの娘はその中間の,
薄茶色の目をしている。

目の色素が薄い西洋人は,アジア人が
ちょうどいいと感じる明るさでは眩しがる。
だから西洋人に
サングラスをかけている人が多いのも,
カッコつけているわけではなく,
日本人の私たちより
日差しを眩しく感じるのだと思う。

日本人にしては色素が薄めの私の目だが,
夫も娘も,私より更に色素が薄いので,
私がちょうどいいと思える照明をつけると,
「眩しい。電気消そう」とよく言う。
2対1の多数決で電気を消すと,
なんだか薄暗くて,何かを読もうとすると
目が悪くなりそうだ。

私の妹も私より目の色素が薄く,
実家にいた頃,一緒にDVDを見ていたら,
「画面が眩しい!」と言って,
サングラスをかけて映画を見ていたことがあり,
私は笑ってしまったが,
本人はいたって真面目だった。
目が痛かったのだろう。

明るさだけでなく,温度でも同じ問題が起こる。
同じ設定温度でもエアコンを寒く感じる人と,
暑く感じる人で,快適な温度が違って大変だ。
昨日,今年の初めに辞めた職場の
同僚と集まったのだけど,
以前からその職場では
エアコンの温度設定でよく揉めていたが,
最近,もっとすごくなり,
ケンカが起こっているらしい。

照度も温度も,みんな感じ方が一緒ではないので,
人と一緒に暮らすには譲り合いが大切だ。
そして譲った方はサングラスやひざ掛けなどで,
身を守らなければならないが,
あまりに感覚がかけ離れていて,
一緒に暮らすのがつらいと思ったら,
思い切って部屋を分けたりすることも,
大切な防衛策だと思う。

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