花咲ありす

ライター&編集者。童話・ショートストーリー・詩・エッセイ等を執筆。バレエ・スケート・サ…

花咲ありす

ライター&編集者。童話・ショートストーリー・詩・エッセイ等を執筆。バレエ・スケート・サッカー・カフェ・洋楽・編物・🐶🐠が好き♡ 不思議の国出身。欧州放浪癖があったのに、初めて行った米国に5年間住み、現在は東京で子育て中。目標はムーミンママ。過去記事へのコメント返信はしていません😢

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    【ルール】 1日にマガジン登録は最大で3回までで、宜しくお願い致します。 【コンセプト】 『楽しく生きる』『みんなで学びながら成長する』『人と人との絆を大切に』という3つの柱をコンセプトにしています。 参加したい方は、参加したいとメッセージで頂ければこちらから招待メッセージ送らせて頂きます♪♪ ※画像は変更しないようにお願い致します。

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    このマガジンは「楽しく、続ける」を趣旨として発信してます。 まだnoteに慣れてない人は知り合いづくりと記事の共有を兼ねてぜひご参加してみてはいかがでしょう マガジン投稿ルール 記事の投稿は、1日に3回までにしてください! 記事の投稿は、自由にしてください! タイトル等は、自由に変更していいです!

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【掌編小説】小さな親友

ルカは、脳の病気をわずらっていた。 眠ると、それまでの記憶が消えてしまうのだ。 ルカの毎日は、朝、 前夜に書いた枕元の日記帳を見て、 すべてを確認することから始まる。 「名前はルカ、フランス、 パリ在住、年齢三十五歳、  勤め先はブルージュ不動産…」 ある日の昼休み、ルカはカフェ、ル・ロスタンで、 いつものようにコーヒーを飲みながら、 自分の日記帳をめくっていた。 「あ、クリストフじゃないか!」 店に入って来た自分より少し若い男が、 嬉しそうに肩をたたきながら言った。

    • 【詩】生きている限り

      仕事中に受けた祖父の訃報 危篤なのかと思ったら過去形だった 指が震える でも心は冷静だった どうでもいい仕事だけど キリのいいところまではやらなければ そう思ってとりあえず仕上げた 病院に着いた頃にはもう 祖父は霊安室の 大きな冷蔵庫みたいな銀の扉の中にいて 死に顔も見せてもらえないまま 無理やりお線香をあげさせられた 何も言葉が浮かばない 当たり前だ まだこれは現実的ではない 私は何も見ていないのだから 祖父が入院した時に着て行った服 入院中ずっと使っていたカップ 杖、

      • 【子育て】不登校児から登校児へ(うちの子の場合)

        娘のチビ子(10歳)は、5年生になって、 始業式から1度も休まず、 遅刻もせずに学校に通っている。 昨日は運動会で、誰よりも張り切っていた。 徒競走ではビデオを撮っている私たちに気づき、 笑顔で手を振りながら走っていた。 そんなことをしている子は、 うちの子一人だった…。 そんなチビ子、 4年生の時は不登校児に分類されていた👇🏻 なぜ急に学校に行くようになったかというと、 5年生の担任の先生が好きだから、 という理由らしいけれど、 本当にそれだけだろうか? 何か意識的に変

        • ブックカフェでゆっくり流れる時間

          今週末、久しぶりに、 本屋とカフェが併設されている ブックカフェに行った。 コーヒーを飲んだり、 硬めのプリンを食べたり、 そして本を読んだりしてのんびり過ごした。 行った時は満席で、 本屋の方をフラついて少し待った。 子どもが生まれてから 夫婦2人だけで出かけたのは数えるほどだが、 今日は久しぶりに夫と行った。 店内を見まわすと 一人席が多かったので心配したが、 運よく二人掛けの席が空いてよかった。 だいたいはこのような、 一人用の席が多い。 一人の空間と時間を 大

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        【掌編小説】小さな親友

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        記事

          【詩】夜にしか見えないもの

          朝も昼もいつも眠い でも夜は目が冴える 夜は私の友達 夜空に浮かぶ月を見ながら考える 人生について 仕事や夢や愛について なぜだろう 昼は見えないものが夜には見えてくる 手紙もメールもみんな夜に書いた 小説も詩も夜に書いた方がうまくいく 月明かりでしか見えない気持ちが 夜明けまで私を満たしていく 昼の賑わいよりも夜の静寂が好き 太陽よりも月が好き 日差しより月明かりが好き 私は夜にだけ生きている 夜の私が本当の姿 今夜も私の時間が始まる ©2023-2024 al

          【詩】夜にしか見えないもの

          外国で2回も締め出された話

          外国に住んでいた頃、 2度も家に入れなくなったことがある。 1度目はフランスに留学中、 カフェで夕飯を食べていたら置き引きに遭って、 鍵が入ったバッグを取られてしまったので、 家に入れなくなった。 夜だったのでその日は仕方なくホテルに1泊し、 翌朝、不動産屋に駆け込んで、 鍵を即付け替えてもらった。 友達が一緒だったから お金も立て替えてもらえたし、 まだ助かったようなものだが、 手ぶらでホテルに泊まるというのは、 かなり不安な経験だった。 2度目はアメリカに住んでいた時。

          外国で2回も締め出された話

          【詩】キミが私を狂わせ始める

          この続編です👇 恋をしていない私 とても心地よい いつも自由でいられる 何にも縛られない 苦しい思いもない 悲しく思うこともない 私はひとり身を謳歌していた なのに見る夢といえば 恋をしている夢ばかり …なぜ 私はもう恋愛は卒業したはず 恋はもう懲り懲りなのに 実は恋をしたいの? 懐かしく思っているだけだよね だってもう恋はしたくないから ちょっと懐かしい思いがあるだけ だからだよね きっとそれだけのこと …なのに私はまた恋に落ちた 何度も自分の気持ちにブレーキをかけ

          【詩】キミが私を狂わせ始める

          【詩】湯気は幸せの象徴

          母が両手で包む湯呑みから上がる湯気 隣にある急須からも湯気が上がる 気持ちが温かくなる光景 湯気は幸せの象徴 お鍋の蓋の穴から上がる湯気 露天風呂から上がる湯気 お風呂場の窓をくもらせる バスタブから上がる湯気 暖かいって幸せ それだけで幸せな気分になる 空気中に飛び出す湯気のダンス 湯気を見ると母の温もりを思い出す ©2023-2024 alice hanasaki 今日は母の命日。 もう19年前ですが、忘れることはありません。 散文・詩のマガジンはコチラ ↑

          【詩】湯気は幸せの象徴

          あちらのお客さまからです

          バーで飲んでいると、 注文していないカクテルを バーテンダーが差し出す。 「え、私、注文していな…」 顔を上げて言おうとすると 「あちらのお客さまからです」 とバーテンダーが訳知り顔で微笑む。 あちら、と言われた方向を見ると、 いかにもモテそうな若い男性が片手を挙げて、 人当りのよさそうな笑顔で合図をしている。 私もカクテルグラスを持ち上げ、 お礼を込めた乾杯を気取る。 …なんてドラマみたいなこと、 実際の生活で起こるのかね? と思っていた20代前半。 でも起こったんだよね

          あちらのお客さまからです

          【詩】最後の母の日

          母が生きていた最後の母の日 いつも 「自分のことを優先していいよ」 と言っていた母が 初めて 「今日は出かけないで、そばにいて」 と言った日 それほど母の病状は悪化していたのだと悟った 心細かったのだと知った 亡くなる9日前の母の日 私は1日中母と過ごした 何をするでもなく ただ一緒にいた それが最後の母の日になるとも知らず ただ一緒に過ごした この日のことがずっと思い出になるなんて 知らずにただ母といた その後すぐに緊急入院になって 帰らぬ人となってしまった母 最後に

          【詩】最後の母の日

          リセットしてようやく動き出せた

          今年のゴールデンウィークは 前半と後半にわかれていたが、 前半は家族で食事に行ったり、衣替えをしたり、 年に1度の狂犬病の注射のために 飼い犬のルイジを動物病院に連れて行ったり、 実家に父の様子を見に、 娘のチビ子を久しぶりに連れて行ったりしていた。 そして3日間働いて、後半へ突入。 私は久しぶりに一人の時間を手に入れて、 1日中ゆっくり休める日をつくれた。 夜中までサッカーの試合を観たり、 ルイジとゴロゴロしたり…。 これでリセットされた感がある。 ずーっとやろうと思っ

          リセットしてようやく動き出せた

          【詩】もう恋はいらない

          恋は充分過ぎるくらいしてきた 片想いも 狂い死にそうなほど激しいものも だからもう恋は充分 もうしなくてもいいんじゃない 恋なんてもうしたくない 恋の始まりのときめきも 視線が絡まり合う喜びも 彼を想う胸の高鳴りも もう充分味わい尽くした 深い愛情で包まれる安心感も 愛されていると実感する嬉しさも 想ってくれているとわかる幸せも もう充分感じてきた 私は恋をしていない自分が好き 平穏な日々が今は心地いい 恋は楽しくもつらいもの どんなに想い想われていても 報われ

          【詩】もう恋はいらない

          最近、noteの更新通知が来ないことが多いのだけど…私だけでしょうか? 昔の記事に❤️をつけているのはそのせいです😓

          最近、noteの更新通知が来ないことが多いのだけど…私だけでしょうか? 昔の記事に❤️をつけているのはそのせいです😓

          【詩】キミの誕生日

          キミの誕生日 一緒に祝ってあげられる私じゃなくてごめんね キミがこの世に生を受けた日 なんて神聖な日 私は誰とも会いたくなくて 一人ここにいる 都会の喧騒を逃れて 一人草原に寝転んで 一人でキミの誕生日を祝っている この世に生きているキミを感じている ©2023-2024 alice hanasaki ※この作品は創作であり、 私生活とは関係ありません。 散文・詩のマガジンはコチラ ↑ 最後までお読みくださり,ありがとうございます! 他の散文・詩も読んで

          【詩】キミの誕生日

          強面のオニーサンがうちの犬を…

          近所にヤクザさんの事務所があり、 よく道に出てボスを見送ったり、 出迎えたりしている。 恰好がそのような出で立ちなので、すぐにわかる。 ある時、娘のチビ子が一人で帰って来る時に ヤクザさんたちの集まりに遭遇したらしい。 一人のヤクザさんがコンビニの袋を下げて 事務所に戻って行くのを目撃したチビ子は、 「ソフトクリームが入ってた!」 なんて嬉しそうに私に報告し、 「かわいい」とまで言っていた。 他の日も、チビ子が一人で帰る時、 またヤクザさんたちの集まりに 遭遇したらしい。

          強面のオニーサンがうちの犬を…

          叶えたい夢リストを書くと夢が叶いやすい

          仕事中に聞いているラジオで 白夜のことを話していて、 昔、アイスランドまで 白夜を見に行ったことを思い出した。 この記事にも書いた一人旅でのこと。👇🏻 白夜を体験するなら夏至前後が一番よいのだが、 行ったのは7月に入っていたので、 白夜といっても薄暗い空が 一晩中続いていただけだったが、一応見られた。 夜中でこの薄明かり。👇🏻 真夜中に女性一人で出歩いて 写真を撮っていても、 治安がいいので大丈夫だったが、 ちと怪しい人になっていた。 生きているうちに 白夜を見てみたい

          叶えたい夢リストを書くと夢が叶いやすい