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個人ヘルパー(プライベートヘルパー)をやるメリット・デメリット

こんにちは、アルゴです。

介護保険外サービス(自費ヘルパー)を個人でやっています。 
活動内容についてはちょくちょくこのnoteに書き、計画〜立ち上げ〜開業については著書で余すことなく書いております。
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今回は、介護保険外サービスの中でも、自費ヘルパー(いわゆる介護保険のヘルパーさんと同じような内容をやっている)をやる事の、働く側のメリットとデメリットについてお話しようかと思います。

今日のお話はどちらかというと、介護保険外事業としての内容というよりも、今、どこかの事業所のスタッフとしてやっているヘルパーさんが、個人のヘルパーとして活動するとどう違うのか・・・?ということを重点にお話します。

個人のヘルパーというのは介護保険、介護保険外・・・どちらにも当てはまりますからね。

これからお話する項目はどれもメリットとデメリット、両方の側面があります。

個人ヘルパーの働き方① 他スタッフと比較されない


まず、とても良いのは他ヘルパーと比較されないことです。

どこかの事業所で働いていると、ひとりのお客様に対し複数のヘルパーが代わるがわる訪問するわけです。

だいたい、お客様によって援助内容と手順があるので、どのスタッフが訪問しても対応できるとは思うのですが、どうしても技術や接遇に差がでてきてしまいます。

お客様からみても、スタッフの好き嫌いがありますし、相性の合う合わないは当然あります。

そのような中では、同じようにお客様に接しているつもりでも、他スタッフと比較されることもあるでしょう。

あきらかに自分の落ち度がある場合は改善できますが、そうでない場合でも冷たくされてしまうこともあります。

私自身は今の仕事をするまでは長く施設介護に携わっていたのですが、ふとしたことから特定のご利用者から嫌われ、スタッフの中で私だけが部屋の出禁になったこともあります。

親切に接しているつもりでも、嫌われてしまうというのはとてもつらいですよね
(´;ω;`)


しかし私が個人ヘルパーをしてからというもの、当然ですがそういうことはなくなりました。スタッフといったって、私一人しかいないんですからね。

まして私のサービスを使う方は、スタッフがたくさんいる介護保険のヘルパーを使わずに、あえて介護保険外の個人ヘルパーを選んでくれているわけです。

それにはいろいろな理由がありますが、自費でしかお願いできない事があるからという理由がほとんどです。

介護保険ヘルパーを使っている方のところにも訪問しますが、そもそも私だけ援助内容が全く違うので、そちらとも比較されることはないです。

ただ、比較されるというのはマイナス面だけでなく、プラスに働く場合もあります。

私は施設介護をしていた時に、
「アルゴさんが夜勤の日だと安心する!今日はゆっくり眠れるわ」
などと言われると、お世辞かもしれませんが嬉しいですよね。

個人というのは良くも悪くも、今自分がやっていることがすべて。
それを良しととらえるかどうかは働き手しだいです。

個人ヘルパーの働き方② 対応が難しい場合は周りの判断を仰がずにお断りできる


ちょうど前回の記事でも書いたのですが、個人といってもクレームはあります。介護保険外(自費)ということで保険よりは料金が高めなので、そこをつつかれる場合が多いです。

クレームといっても上の記事でも書いた程度で、契約利用をお断りするほどのお客様はいらっしゃらないし、私の破格な料金でサービスを提供している事業者が周りにいないため、契約中のお客様も文句はいわないのです。

ですが、自費だから何でもできる…と要求がエスカレートする場合は、「それはできません」とはっきりお断りします。

できないものはできないのです。
そのように重要事項説明書にも謳ってあり、それに納得されて契約をしています。

今後、私の手にはおえない・・・私の精神的なストレスも多大にかかる・・・といった場合は、

「申し訳ありませんが、他のサービスを探してください」
・・・とお断りしていく予定です。

個人ヘルパーの働き方③ 体調が悪くても他スタッフと交代できない


介護に関わらず個人事業主(フリーランス)という道を選択する場合は、一人で稼いで生きていくことを決意した方だと思います。

個人事業主は基本的に誰かと代わってもらえることがありません。自営業として家族がいる場合は協力してもらえるでしょうけども、私は独身ひとり暮らしなのでそうもいきません。

今は風邪もひかない健康体の私だって体調が悪いときがあります。万が一、風邪をひいていたりコロナやインフルにかかった場合はうつすことがあるので休もうと思いますが、ちょっとお腹が痛い程度で休んでいたら仕事がきません。

スタッフがいれば代わりに行ってくれたりするのですが、誰も代わってもらえないので自分で頑張るしかありません。

だからこそ、私は健康に人一倍気を使っています。

去年まで夜勤をやったり不規則な生活をしていたため体調を崩す事が多かったですが、今は一日8時間睡眠を確保し、規則的で健康な生活をおくっています。

自分の体は事業所そのものであり、利用してくれるお客様のものでもあります。

気をつけていることは睡眠だけでなく、お酒やタバコはもちろんやりません。ストレスのかかるものも避けています。

サポートですか・・・。人にお願いするまえに、自分が常に努力しなくては。