金木犀の香り漂う豆腐屋さん。
こんにちわ、Alenです😊
昨日は少し強いテーマで記事を書いたので、 今日は落ちついた話を書こうと思います。
私は甘く清香を放つ金木犀に思い出があります。
それはまだ私が小学生の頃、通学路の途中に 金木犀の香り漂う一軒家がありました。
その家は店舗と一体型のお家で、1階は豆腐屋さん2階が住居で庭には美しい金木犀が咲いていて恐らくおじいちゃんとおばあさん お二人で営業されていたんだと思います。
失礼ながら無知な私は、豆腐屋さんが普通は何時から営業されているのか分かりませんが 毎朝私の登校時間にはお仕事をなさっていたので、毎日朝早くから営業されていたんだと思います。
毎日おじいちゃんとおばあさんは登校する 私達に「おはよう、いってらっしゃい。」と気さくに声をかけて下さり、秋には清らかな金木犀の香りと共にお二人の明るい笑顔に癒されたことを覚えています。
つい先日実家に帰り、時間があったので散歩がてら小学校時代の通学路を学校まで歩いて行き、懐かしい母校を眺めているとあの 金木犀の香り漂うお豆腐屋さんのことを思い出しました。
なぜ通学路の途中にある豆腐屋さんを、学校の前まで思い出せなかったのかというと お豆腐屋さんの看板がなくなっていたからです。
気づかぬ内に通り過ぎてしまった私は 「帰り道に探してみよう。」と思い、辺りを見渡しながら歩き続けるとやっと見つけることが出来ました。
ただそこはもうお豆腐屋さんではなくふつうの一軒家になっていました。
どういう理由でお店を閉められたのかは分かりませんが、庭にお花は咲いてない金木犀があったのでお二人はご健在なんだと勝手に胸を撫で下ろしている自分がいました。
同時に今でも私の母校に通う子達は、花が咲く季節にはあの香りと共に登校しているんだと思うと懐かしい気分に浸り嬉しくなりました。
あの場でお二人をお見かけしていても、私は人見知りなのできっと話しかけることは無理だったでしょう。
でも来年また実家に帰る際、 金木犀の花が咲く季節にあの清らかな香りと お二人の明るい笑顔が見れたらいいなと 寒雲を見ながらふと思った一日でした。
では今回はこの辺で終わりたいと思います。 最後まで読んで頂きありがとうございました!
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