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【レシピ】シチリア風・ぶりの揚げ物 & ミント風味のズッキーニ ☆パン粉が主役!お弁当にも使えます

イタリアでは、パン粉(Pane grattato)をよく使います。
もちろん、揚げ衣にも使いますが、パン粉に、様々な味や香りをつけて、
野菜や魚料理に活用しています。

昨年、味付けパン粉のオーブン焼き料理を、2回、ご紹介しました。

☆2020年11月

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鮭と野菜の香草オーブン焼き(2020年11月)
(Salmone e verdure saporiti al forno)
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トマトとズッキーニのパン粉焼き
(Pomodoro ripieno & Zucchine con pane saporito)
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甲殻類のパン粉焼き
(Crostaci con pane saporito)

☆2020年2月

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シチリア風・イワシのパン粉焼き ~ベッカフィーコ~
( Beccafico )


特に、シチリアでは、パン粉に味付けをしたものを、よく料理に使います。
加える食材は、様々。
その時々で違いますが、代表的な一皿が、上記の「ベッカフィーコ」。
そして、今回、ご紹介する魚の揚げ物も、よく作られています。

カジキマグロ(Pesce spada)で作る場合が多いですが、
関西地方の量販店では、あまり流通していなくて、見つけられない時は、
私は、ぶり(Seriola)で、代用しています。

いつもの「ぶり料理」に、少し飽きた時に、是非、作ってほしい一品です。

冷めても美味しいので、お弁当にも入れることが出来ますよ。

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ぶり(Seriola)

付け合わせは、3種類。
ミント風味のズッキーニ」に、紹介済みの「キャロット・ラペ」
レモン風味のピクルス」です。

10分程で、サクサクっと作れる野菜料理、副菜を覚えておくと、これまた、便利です。

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ミント風味のズッキーニ
(Zucchine alla menta)

応用編では、このパン粉自体を種にしたコロッケをご紹介します。
これも、シチリアでは、簡単な「おつまみ」として作られています。
冷凍保存も可能なので、作り置きしておくと、便利ですよ。

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パン粉のミニコロッケ
(Crocchette di pane grattato)

それでは、作っていきましょう!

最後に、手書きの「料理手順書(工程のみ)」「応用編」「料理用語のイタリア語」を、添付しています。

お問い合わせ・メールアドレスを、記事末尾に添付しています。
料理を作られて、分からない事、ご質問等がありましたら、
添付アドレスより、お問い合わせ願います。

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シチリア風・ぶりの揚げ物
( Fritto di seriola alla siciliana )

【 難易度 】★★☆☆☆
【 調理時間 】 約 30 分

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