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#アララ日誌(3/1〜3/9)

今月より、アララメンバーが日々の生活で面白いと思ったもの、エンタメに関係する情報をTwitterで「#アララ日誌」とつけてツイートしています。それを綴じたものと、note上で最新の記事をまとめた日誌です。(アララは毎週金・土・日更新)

日誌を始めるにあたった経緯はコチラから読んでください↓

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3/1

・NUMBER GIRL TOUR 2019-2020 『逆噴射バンド』@Zepp Tokyo

僕は、森山未来にありがとうと思いました。いつかこのチケットで、見に行ける日を待ちます。

3/2

・「バイス」(2018)

アカデミー賞にノミネートされた映画『バイス』はブッシュ政権下の副大統領チェイニーについての作品。彼は9.11を利用して、大統領権限を強化し、自らが関わる石油の利権までも獲得した。危機を利用して利権を確保、というのはいつの時代も変わらないのか……と思うこの頃。

(ちなみに、町山氏はクリスチャンベールのインタビューも行っている)


・『キャプテンアメリカはなぜ死んだか』町山智浩

週刊文春でのアメリカのゴシップ・時事ネタコラムをまとめた本。2000年代(イラク戦争後)のアメリカの状況や、当時のディック・チェイニーの存在についての記述も多いので『バイス』とセットでみるといいかも。ブレイク前のアジズ・アンサリ(『マスター・オブ・ゼロ』)についても記述も。

3/3

・「恋はつづくよどこまでも」(2020)

・TBS系火曜22時枠の『恋はつづくよどこまでも』のTwitterフォロワー数が280,000人超えと驚異的。

・TBS系日曜21時『テセウスの船』:79,000

・日テレ系水曜22時『知らなくていいこと』:54,000

・日テレ系土曜22時『トップナイフ』:20,000

と並べてみると歴然。ウォッチしてなかったけど、無視できない数字なのでParaviで追っかける。

(ちなみにこのツイートをきっかけに考察ブログを書いていただきました)


・『どこにでもあるどこかになる前に』藤井聡子

東京から富山に戻った元編集者が、街から文化が衰退して、溜まり場が失われることを内側から喰い止めようと、均質化される地元に在る個性的な人や場所について綴った著書。
何よりも、自分の話を書く覚悟に痺れる。


3/4

・『空気階段の踊り場』TBSラジ

先週の『空気階段の踊り場』は定期的にやってくる神回!!
かたまりがまっった号泣します。
この放送から派生して5時間はラジオで楽しめますので是非。絶対タイムフリーで!(音楽的にも)


・『ノット・オーケー』(2020)

ネトフリといえばやたらと『FOLLOWERS』が話題だけども……
先週から配信された『ノット・オーケー』は、王道青春ハイスクールドラマにSFサスペンスの雰囲気を漂わせた怪作。日記を起点とした軽妙な語り口と、シーズン2の期待を膨らませる展開にワクワクする。

3/5

・【ゲスト:ミキ&霜降り明星せいや】ニューヨークのニューラジオ特別編#3 

吉本の全公演が中止になったので、ニューヨークが毎日ラジオを配信してくれてる。チャンネル内にアップされてるネタも最高で、登録おすすめしてます。


・『東野幸治の幻ラジオ』

東野幸治の自宅で撮ったラジオを、東野娘(通称、娘D)が編集しアップしているチャンネル。吉本サイドが勝手にチャンネルの広告設定をオンにし、娘Dは激おこ。娘D「吉本さんは信用ができないので、勝手にパスワードを変えました」。

・「バイブスの大洪水 DJのの Remix」田島ハルコ

サウンドの治安が悪いのに問答無用で楽しくなれる曲、久々な気がします
しかしながら「バイブスの大洪水」ってなかなかのパワーワード。こっそりバニラ求人がミックスされているのもグッド。


3/6

・『サウスパーク S19-S20』(2015〜2016)

アメリカの長寿アニメ『サウスパーク』はブラックユーモアと風刺ネタでお馴染み。特に2015-2016に放映されたシーズンはポリコレ、バックラッシュ、国粋主義を次々とネタにしていく。(ただ本当にトランプが大統領になるなんて製作者も想像できなかった!)

・『Q10』(2010)

hulu無料公開ということで、激推しするのが『Q10』。『野ブタ』の木皿泉さんが脚本で、まだまだ若手だった頃の高畑充希と賀来賢人を大抜擢した作品。「Q10を愛するように、世界を愛せ」。

3/7

・『Eternal Atake』Lil Uzi Vert

2017年に大ブレイクしたラッパーの待望の最新作。なんでも、アルバムのリリース告知から670日後経ってから公開された作品。公開直後はTwitterで世界トレンド入りもした。トラップビートの上でキャッチーで歌えるフロウを紡いでいくセンスは今も健在。

5曲目の「You Better Move」ではWindowsソフトの「スペース・ピンボール」の起動音をサンプリングするなど、トラックの遊び心も面白さの一つだ。ヒップホップに馴染みのない人でも楽しめるアーティストの傑作なので、ぜひ聴いてみてほしい。

3/8

・『映像研には手を出すな!』第1巻を作者・大童澄瞳先生本人とオタキングが1ページずつ徹底解説!

映像的な漫画表現に施された細やかな工夫と、作者の好みを発見させてくれます。気づかなかったことばかりで面白かった。読み直します。

3/9

・『とんかつDJアゲ太郎』

ジャンプ+でリバイバル連載が始まった『とんかつDJアゲ太郎』。とんかつ屋の3代目がDJに目覚めるギャグ漫画である。「とんかつもアゲてフロアもアゲる」というダジャレから始まり、徹底してDJとトンカツ作りを大真面目に繋げながら成長していく無理矢理さが面白い。個人的には、めちゃくちゃアホ面のアゲ太郎がファンクを流すのもなかなかのツボ。


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