5月2日 人工知能は人による意思こそ
5月2日ですね。
こういう記事がありました。
もうChatGPTの話題には辟易してる方も多いでしょう。
この記事のタイトル「ついにAIによる人類駆逐が始まる?」も、扇情的と言いましょうか。
この記事をよくよく読むと、雇用を減らす決断をしてるのは人工知能ではなく人間です。
人工知能が雇用を減らす指示をしたわけではありません。
そもそも、今の人工知能にはそこまでの知識や手立てはまだもっていません。人類を凌駕したり駆逐しようとする意志も自我もないはずです。
ただし、いわゆるシンギュラリティが2045年に来たあとはどうなるかわかりません。
今後、人工知能はさらに進化するでしょう。しかも飛躍的に。2045年を待たずに人類のすべての知恵を上回り、自我を備えることは十分にありえます。
人類に対して論理的な帰結を振りかざし、今までの人類の在り方について根本的な改善策を打ち出すことも考えられます。
たとえば地球環境との釣り合いから、人類の人口の抑制策を打ち出してくるとか。
そうなったとしても、人と人の関係をつなぐ意思は だけは人類に残されているはずです。
誰を雇って、誰と仲良くなって、誰と喧嘩するのかも含めて。
そういう意志まで含め、すべて人工知能に支配されるマトリックスのような世界がきたら別ですが。
たとえ来たとしても、私たちにはあと20数年は残されています。
それまでの間は、人間が人工知能を恐れ、人を雇わない、雇い止めをする、人員整理をするといった日々が続くでしょう。
この記事から学ぶべきは、人工知能がどれだけこようとも、最後に人を雇ったり、人員整理をするのは人類であるということです。
人類の人類による、人類のための決断。そこが無くなれば、もはや人は人工知能の家畜です。
おそらく技術系の職種は今後大幅に人を減らしていくはずです。SES業界も縮小していくでしょう。
でも、人が人に対して仕事を依頼する関係はまだ残されるはずです。
コミュニケーション能力こそがこれからの技術者には必要。
対人間にも、対人工知能にも。
そう信じて、努力したいと思います。
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。