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9月27日 伸び代は伸び代のある場で

9月27日ですね。

昨日まで北海道にいました。
感動と感謝に満ちた五泊六日でした。

学んだ事は無数にあります。私の心もとても癒されました。

最も大きく感じたのは、北海道の可能性でしょうか。
日本の各地で様々な方がその場所を気に入り、その地を盛り上げようと活動されておられます。
北海道がそうした地域と違うのは、広さだと思います。この広さはほかの土地ではまず巡り会えません。少なくとも日本では。
広さとは余白であり伸びしろです。これほどまでに伸びしろと可能性に満ちた大地が他にあるのか、と思います。

今回のCLS道東でパネリストとして登壇された方と、懇親会で二人でじっくりお話しできました。
この方は熱さを持った方でした。北海道が成功しない理由がない。なぜ右肩下がりなのかわからない、とおっしゃっていました。

この広さは豊かな農産物を育む自然の恵みでもあります。そして、ゴミゴミした都会に住む方にとっての癒しでもあります。
北海道の広さを20年ぶりに知った私は、いかに最近の私が都会の混雑と喧騒に薄汚れていたかを知りました。

これからの日本の可能性は、余白がなく、息の詰まる都会にはないように思います。北海道のような広い大地ののびしろを生かすしかないと思います。農業しかり観光しかり。
都会で日本のこれからを憂えている会社の経営者は、社員を道東に送り込み、1週間ぐらい研修で泊まらせると良いかもしれません。
閉塞していた発想に新たな気づきが得られると思います。少なくとも私はそうでした。

そもそも、都会にいる意味はリアルで集まることによる知恵の集積です。リアルにこだわるのであれば、社員ごと地方に移ってしまえばよいのです。
また、他の会社との交流があるので、都会にいる意味はあるという方もいるでしょう。それももはや薄れてきています。
となると、最大の問題は、社員の暮らしです。おそらく都会の会社の社員は都会に住んでいます。持ち家だったり賃貸だったり。会社ごと地方にいってしまうことで、暮らしの基盤が変わってしまう。
それが一番の理由なのではないかと。

なので、まずは移住や会社移転から始めず、研修から始めるとよいかもしれません。
地方創生がどうとかいう以前に、まず会社の伸びしろを願うのなら、伸びしろの感じられる場所に行かないと気づけません。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。