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新ドラマ『イケメン共よ メシを喰え』&『運命警察』&『赤いナースコール』他

“オタク”という言葉に否定的なニュアンスがあった1980年代から1990年代。様々な変遷を経て、現在ではオタクを自称する人も増え。むしろそこにはちょっと自己肯定感があり。社会全体としても広く許容される文化になったように思います。

ドラマの中で、オタクがプラスに描かれ始めた作品としては『電車男』(2005年)が挙げられるでしょう。近年はオタク女子が主人公の『海月姫』(2018年)、『トクサツガガガ』『だから私は推しました』(2019年)、『鉄オタ道子、2万キロ』(2022年)などがあります。

そんなオタク女子を筧美和子さんが演じるドラマ『イケメン共よ メシを喰え』が、7月9日からスタート。東田基さんの同名漫画が原作で、脚本はニシオカ・ト・ニール、上野詩織、村田こけし、國吉咲貴、豊田百香(敬称略)。食欲×性欲という、正直でよろしい新感覚ドラマ。

イケメンをこよなく愛すオタク女子の池田好美(筧さん)は、超小食の文芸誌の編集者でしたが、グルメ誌の編集部に転属。そんな好美が美形の新人社員・細見(井上祐貴さん)と食事。その姿に性欲と食欲を感じた好美が、少食改善のため"イケメンごはん"を追求する新感覚・食コメディ!!

死後の世界があるかどうかはともかく、ドラマでも時々描かれます。有名なところでは釈由美子さん主演の『スカイハイ』(2003年)。「おいきなさい」という決めセリフが印象的。

近年ですと、テレビ東京で放送された松岡昌宏さん主演の『死役所』(2019年)が名作と言われていますね。中条あやみさん主演の『閻魔堂沙羅の推理奇譚』(2020年)モなかなか面白かったです。朝ドラ『ちむどんどん』の黒島結菜さんが、バトミントン選手役でゲスト出演していました。

そんな死後の世界が舞台のドラマ『運命警察』が、再びテレビ東京で7月12日からスタート。主演は片寄涼太さんと新人の江藤萌生さん。共演に水野美紀さん。脚本は放送作家で、『奪い愛、冬』などを手掛けた鈴木おさむさん。

一度死んだ者たちが所属する「運命警察」というあの世の組織のエージェント。セブン(片寄さん)とゼロ(水野さん)の任務は現世の人々の運命を監視すること。しかし、清掃会社で働く長野命(江藤さん)の運命がずれ始めていることに気がつき。阻止するため、現世に降り立ったセブン。

作詞家と知られる秋元康さんですが、昔から連ドラにも関わっていて。『クリスマス・イブ』(1990年)、『ポケベルが鳴らなくて』(1993年)、『 アリよさらば』(1994年)あたりはメジャーどころ。

しばらくはAKB48主演ドラマが多かったですが、近年は通常の俳優が主演するドラマを毎クールのように手掛けています。『あなたの番です』(2019年)、『共演NG』(2020年)、『真犯人フラグ』(2021年)、『 ユーチューバーに娘はやらん!』(2022年)と、テレ東との相性が良さそう。

そんな秋元さんが、再び企画・原作を担当するドラマ『赤いナースコール』が7月期に始まります。主演は佐藤勝利さん。脚本は『リアル鬼ごっこ THE ORIGIN』の宮本武史さんと服部隆さん、吉崎崇二さん。

ひと組のカップル(佐藤さん)が事故を起こしてしまい、とある病院に入院することに。だが、「この病院何かがおかしい…⁉」。そして、並行して病院の外で起きている連続殺人の謎。病院を舞台にした史上最恐ミステリー&ノンストップラブサスペンス。

最後はさらりと。東山紀之さん主演のドラマ『刑事7人』シーズン8が、7月13日からスタート。新キャストとして小瀧望さんが参加。脚本は『チャンネルはそのまま!』の森ハヤシさん、『ママはアイドル!』の吉本昌弘さん他。

東山さん演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマシリーズ。犯罪の裏に潜む人間の弱さや、複雑な心理までも丁寧に描き出す骨太な人間ドラマ。


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