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ドラマ日記『イチケイのカラス』&『珈琲いかがでしょう』(第5話)

東京地方裁判所第3支部第1刑事部(イチケイ)を舞台に、自由奔放な裁判官・入間(竹野内豊さん)とイチケイメンバーの活躍を描く『イチケイのカラス』第5話。生田絵梨花さん&新田真剣佑さんのサプライズ制服姿が貴重でした。

石倉(新田さん)の同級生で初恋の相手・馬場恭子(生田さん)が在籍していた、バレエ団で起きた傷害事件の起訴状が届く。被告人は、バレエ団代表で振付師の槇原楓(黒沢あすかさん)で、被害者はそのバレエ団の元トレーナーの矢口雅也(松木研也さん)だった。

今回は書記官の石倉回。初恋の相手の事件への関与を否定していた石倉が、入間らの再捜査の結果と、恭子の異変に気がついたことから、あらためて証言。彼女が背負わされた“重荷”からの解放を、切々と訴えるところが、第一の見せ場。

さらに、公判後、恭子が「文ちゃんのせいで、私なんにもなくなった。責任取ってよ」との言葉と、高校時代の回想。実は二人が両想いであったということが明かされた上での、別れ。切ないながら、第二の見せ場。生田さんの高校生役がやけに可愛い。新田さんは筋肉で制服がはち切れそう(笑)。

続いては、移動珈琲店「たこ珈琲」の店主・青山一(中村倫也さん)が、さりげない言葉で、日々がしんどい人々を癒す、優しくもほろ苦い、人情珈琲群像劇『珈琲いかがでしょう』第5話。

「ほるもん珈琲」ぺい(磯村勇斗さん)の目的は青山を花菱(渡辺大さん)のもとへ連れて行くこと。だが思いがけず志麻(夏帆さん)を巻き込むことに…。「初恋珈琲」ある理由で暴行を受けたぺいは、小学校の同級生ひとみを思い出す。ひとみの手作り珈琲ゼリーは、ぺいにとって初恋の味で…。

暴力団の花菱(渡辺大さん)の命令で、青山を追ってきたぺい。志麻も“人質”に取られて絶体絶命かと思いきや、ぺいは自作自演で青山を逃がしてやる展開。

暴力団の下請けをしていた頃の青山&ぺいの回想も描かれ、ホームレスのたこ(光石研さん)が淹れた1杯の珈琲で人生が変わった青山と、変わらぬまま底辺に置かれたぺいの絶望を、二人の俳優が絶妙な表情の変化で演じていました。

花菱らにリンチされるぺいは、初恋を回想。演じた子役の込江大牙さんは、朝ドラ『エール』では鉄男(中村蒼さん)の子供時代、大河ドラマ『麒麟がくる』では比叡山で殺された薬売りの少年、『35歳の少女』では坂口健太郎さんの幼少期と、中々の売れっ子のようです。


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