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つまずきの方程式

アカツキ福岡 CXの橋本です。


新しいスキルや思考法を、
難しーって挫折を繰り返しながら
継続するのはしんどいですよね。


僕はリーダーという役割上、メンバーの業務トレーニングを担う機会が多いため、メンバーにもスキルを身に着けてもらえるよう活動をしてますが、
「身につけたい」っと思う動機は人それぞれですし、メンバーに習得したいと思ってもらうことや、楽しく習得してもらうのは難しいですよね。


直近メンバーが新しいスキルを身につける際に、起きていることを雑に整理してみたところ、


・できないことをやるのはそもそも難しい
・仕事を題材にすると難しい


難しい×難しい=超難しい!!


はい。結果としてメンバーは超難しいを乗り越えるという、
難題を抱えてることに気づきました。


今はちょうどメンバーにフローチャートの作成スキル習得をに挑戦してもらっているので、上記を踏まえた学習方法を紹介させていただきます。


まず、フローチャートを活用して業務改善をおこなう為には、
大きく3ステップあるかなと思っています。


1.フローチャートの書き方を覚える
2.業務を図解する
3.業務を改善する


2.については、いきなり仕事を題材にしてしまうと、先に記述したように「フローチャート作成(=できないことをやる)× 仕事を題材にする」の組み合わせとなり、超難しい状況となってしまいます。


ファーストステップとしては、「図解する」という事ができるようになればいいので、ここを習得する際に必ずしも「業務」を題材にする必要はないかなと思います。


なので、メンバーには自分が普段よくやる「熟知している行動」を題材にしてもらう方が、「図解する」にたどり着きやすいのかなと思います。


上記のことから、今回は日常でやる行動として、コンビニでの買い物をフローチャートに落としてもらうことにしました。


ただ、全部を一度にやってもらおうとしても難しいので、まずは自分の行動だけ、そこから支払いをおこなう際の自分と店員さんの行動詳細を追加してもらい、支払い時のお支払い方法の分岐、などなど少しずつ条件を開放していって、テキストボックスの使い分け、分岐の書き方、複数の人が関わる際の書き方など、順を追って学べるようにしました。


▼お題と回答例


そんな簡単なところから始めるの?って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大事なことは、まずは「できる」と思ってもらえること。


フローチャートのようなフレームワークは、苦手意識を持ってる人からするとものすごくとっつきづらい物だと思います。


アカツキ福岡は、未経験や社会人経験の浅いメンバーが多い状況でもあるので、やってみたら意外とできる。っからスタートしてもらうぐらいがちょうどいいと感じてます。


個人から組織能力の積み上げへ


少し小難しい話となりますが、個々人がやっていることを形にできる能力は、組織としてのナレッジを積み上げていくためにも必須能力だと思います。


でも、そもそも形にするという能力を獲得することが難しいから組織能力の積み上げの入り口でつまずくことも多いと思います。


過去に培ったものを積み上げ未来につなげられる組織となっていく為にも、その能力の獲得ハードルをさげ、楽しく成長できる設計まで作れたら、組織も成長しますしメンバーもアカツキで成長する楽しみを実感できて、一緒に前に進めるんじゃないかなと思ってます。


この記事は、CXアドベントカレンダー7日目1人目の投稿です。
前の投稿者は「うらちゃん」でした。
次の投稿者「たろちゃん」の記事もお楽しみに!