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採用担当が語る訪問介護の魅力と必要なスキル 〜「訪問介護は、人の夢を叶える仕事」〜

新訪問介護を打ち出し、介護の新しい形を模索しているアカリエ。

そんなアカリエの採用担当である近藤さんは、アカリエで働きながら結婚式の司会者としても働く、まさに新しい働き方を体現しているような人物です。

今回は、近藤さんに自身の価値観やアカリエがこれから求める人材について話してもらいました。

アカリエだからイキイキと働ける仲間を集めたい

――まず、近藤さんのこれまでの経歴について教えてください。

大学卒業後は、リゾート運営会社に入社しました。入社後、ブライダル事業に5年間携わるなかで、結婚式の司会者という仕事に興味を持ち、退職をして東京で事務所に所属しながら司会者として活動を行っていました。

司会者として活動を行っている中で、2014年に知人がアカリエを立ち上げ、手伝ってほしいと声を掛けられたのがアカリエとの出会いでした。そして平日はアカリエにて人事補助、土日は婚礼司会として働きはじめました。

採用補助として働き3年目に入った頃、前任の担当が出産で仕事を離れることになりました。

ちょうど、採用の仕事が面白くなっていた事もあり、それを機に人事・採用の仕事の全てを私が引き継ぎさせて頂きました。その後3年間、平日は週4日、採用・人事の仕事に打ち込み、土日は披露宴の司会をするという働き方をしていました。どちらの仕事も好きだったので、全力投球していた時期でした。そして、6年目に入った頃、社員にならないかと声をかけて頂きました。

仕事の楽しさ・やりがいなどを考え、いいタイミングだと判断し、社員になる事を決めました。

社員になっても、司会の仕事を続けることを許可いただけた事は、決断の決め手の一つでもあります。自由な働き方を認めてくれた会社に本当に感謝しています。

現在は子育てを行いつつ、土曜日は結婚式の司会、それ以外の週4日はアカリエで働いています。

――しっかり育児も二つの仕事も両立されているんですね!アカリエでは、どんな業務に取り組まれているのでしょうか。

アカリエで行っている業務としては、介護部門の採用がメインです。以前は、IT部門も含めて採用に携わっていましたが、訪問介護に関わる内に興味をもったことや出産を機に介護部門に専念することにさせていただきました。現在は、訪問介護員としても現場に出ています。

ただ採用担当をするだけなら訪問介護関係の資格を取る必要はないのですが、訪問介護に興味が出てきたこともあり、初任者研修を受講して資格を取りました。それによって、介護という仕事への理解度が上がったことで採用にも活かせていますし、訪問介護員として活動できることに繋がったので、取ってよかったなと思っています。

――どんなことを目指して、採用に取り組まれていますか?

一人ひとりの候補者さんの想いをちゃんと聞き出して、本音を話してもらうこと、そしてアカリエがその人にとってイキイキと働ける場所なのかをきちんと見極めることは、いつも心がけていることですね。本当にその人がイキイキと働ける場所であるなら、ぜひ一緒に働きたいですし、逆にそうでないなら別の道を示した方がお互い幸せになれると思います。無理やり採用するのではなくて、きちんとその人の価値と会社の価値が合った状態で入社してもらうことを目指しています。

アカリエは良いサービスを届けたい・介護業界をかえたい、とすごく想いの強い人が集まっている会社なので、想いがなくても別に働ければいいという人はきっと合わないと思います。職種への適性だけでなく、そういったカルチャーフィットもしっかり見定めて、入社した方全員がアカリエで働いてよかったって心の底から思える状態を作りたいですね。私は、職員が楽しく働いているのを見るのが一番うれしいので、アカリエでイキイキ働ける人を採用するということを着実に続けていこうと思います。

――近藤さんの大切にしている価値観について教えていただけますか?

仕事や日常において、感謝や感動を得られる体験を多くの人にしてほしいし、自分自身もそういった体験をしたいと思っています。私は、人に喜んでもらうことがすごく好きです。毎日が何となく過ぎるのではなく、楽しみや誰かへの感謝があるような、そういった日常の幸せを大事にしたいという価値観がありますね。だからこそ、その人が何に感動して何を嬉しいと思うのかは大事にしていますし、面接でも必ず聞くポイントです。

新しい訪問介護のカタチと活躍できる人物像

――近藤さんから見て、アカリエの新訪問介護と従来の訪問介護はどんな部分が違うと思いますか

介護って、介護保険の構造上どうしても利益を生み出しにくいと思います。特に訪問介護の場合は、利用時間が短いこともあって、さらに難しいと思われます。

今回アカリエで考えている新しい訪問介護では、何に特化してサービスを行うのか明確にすることで、業務を効率化させ収益を確実に確保し、そして収益を社員に還元できる仕組みになっていると思います。また、サービスから職員の評価までのフローがきちんと明確になっている部分が、今までと大きく違う点だと考えています。

デイサービスが介護と予防の2種類に対して、訪問介護では、介護と予防以外に障がいサービスなど様々な分類に分かれていて、サービスを行うために幅広い知識を求められます。しかし今回の新しい訪問介護では、あえて対応サービスを絞って提供することで、そのサービスに特化したホスピタリティを追求し、質を向上させるということも目的にしています。

また、訪問介護員の高齢化が全国で進んでいるなかで、若手職員が中心となって会社を動かしていけること、人の配置、サービス時間、営業日、福利厚生などを見直してワークライフバランスを保って働くことができる仕組みが構築されているのも、新しい訪問介護の特徴ではないでしょうか。

――仕組み化がすごく進んでいるんですね。評価や等級などの人事制度の部分もなにか特徴的な施策をされているんでしょうか。

目標を立てやすくし、個人のスキルをどんどん伸ばしてもらい、目標を達成すれば評価されて給料が上がるように設計されています。

実際の介護の仕事って数字で示すことがすごく難しく、会社や上司の評価が主観的で曖昧になってしまいがちになっている状況があると思っています。退職された方の理由の中にやりがいは感じているがやる気がおきないなどモチベーションによる理由で退職される方も少なくありません。モチベーションが理由での退職を防ぐために、アカリエでは、モチベーションが数字で示せる評価制度の運用を進めています。毎月職員さんが「今月は達成できた」「あと少しで次のランクに行ける」といったように数字で評価できる制度は、特徴のひとつですね。

――今後採用を強化していくにあたって、どんな人を採用したいと考えていますか?

大事だと思っていることは、仲間を大切にできる人です。そして、物事をポジティブに捉えて、周りをちゃんと巻き込んで行動できる人だと思っています。

訪問介護は、一人で動くことが多いですが、チームプレイの要素が非常に強い仕事です。一人のお客様に複数名でチームを組み、サービスを行っていくイメージですね。お客様へどんなふうに介護していくかの検討・現場で起きていることの相談・日々のお客様の状態のキャッチなどチームで行っていくことが非常に多いです。そういったことをちゃんと仲間と共に考えられる人であることが大事かなと思います。加えてチームメンバー以外にも、ご家族やケアマネージャーとのやり取りも頻繁に発生するので、円滑にコミュニケーションができることはすごく重要です。

また、一人のお客様を一人の職員が支えていく体制だとどうしても個々の負担が大きくなってしまいます。一人のお客様を複数名の職員で支えていくことで、個々の負担を軽減するとともにチームメンバーを支えることが出来る体制が作れると思います。誰かが折れてしまわないよう、みんなで助け合ったりする気持ちを持っていたり、誰かが落ち込んでいることに気づいてフォローすることができるなどのヒューマンスキルが欠かせない仕事でもあります。

アカリエの働き方を通じて、介護のイメージを変えたい

――今回採用される方には、どんな成長を期待していますか?

今回は、若手の方が訪問介護という入り口からキャリアを築き、お互いに刺激し合いながら成長していくことを期待しています。

介護業界の年齢層ですが、比較的年齢層が高くなっていると思います。そのため、若手の方にとっては同世代がたくさんいる環境はあまりないかと思います。今回、新訪問介護では、若手の採用を強化を行っています。同世代が多い環境を作ることで、楽しみつつ互いに刺激し合って成長して頂ければと考えています。

また、新訪問介護では採用する方たちがそれぞれ望む道をともに考えていきます。介護のスペシャリストを目指す方・管理者を目指す方、またはそれ以上の役職を担っていきたいと考えている方、それぞれが目指しているものになってもらいたいと考えています。そして新しい訪問介護を全国に広げ、アカリエは若手が成長できる会社というイメージを作り、若手がどんどん介護業界で働きたいと思っていただけるとうれしいですね。

――管理者のようなマネジメントではなく、訪問介護のスペシャリストとしてスキルを磨きたい方に期待することはありますか?

専門性を思う存分伸ばしていただいてほしいと思います。特にお客様の想いをしっかりと汲み取り、サービスとして形に出来るようになって頂きたいですね。また、新しい職員の育成など訪問介護のスペシャリストが行うことで質の高い教育を任せられたらと思っています。

管理者は立場上、指示、管理、指導をしないといけません。逆にスペシャリストを目指される方であれば、専門性が高い分、相手の気持ちを汲み取りつつ、適切な教育や行動をしていただけるかなと考えます。お客様へのサービスだけでなく・職員の育成など、そういった部分で組織に貢献していただけると、とても助かると思いますしスペシャリストとして更に成長して頂けるのではないかと思います。

――今回採用する方は、アカリエの組織のなかでどういった役割を担ってもらいたいですか?

「新しい」訪問介護と謳っていることもありますし、介護のイメージを変えていただきたいなと思っています。新卒採用で学生さんに会うと、「介護は低い賃金で自分を犠牲にしながら過重労働をする」といったポジティブでないイメージを持っていたり、「心優しい人がやるもの」といった特殊な人が就くものという認識を持っていたりする方も、いらっしゃいます。

そういったイメージを打破して、アカリエで働けば「仕事もプライベートも楽しめる」「キャリアも積めて収入も上げられる」「やりがいを感じながらイキイキと働ける」「楽しみながら生涯働ける」などの認識を浸透させる、そのための発信塔となり、ロールモデルを示していただけることを期待しています。

――近藤さんが思う、訪問介護の魅力について教えてください。

訪問介護に入る件数は少ない私ですが、それでも会いに行くと楽しみにしてくださる方がたくさんいて、それがすごくうれしいんです。2ヶ月に一度くらいしかお会いできない方もいますが、そういった方も「また来てね、楽しみにしてるからね」と言ってくださいます。「ありがとう」「また来てね」という何気ない一言ですが、それがすごく心に沁みますし、言われるたびに素敵な仕事だなと思います。

また、訪問介護は利用者さんの生活に直接介入をして豊かにしていく仕事だと思っています。こういった直接生活に介入できる仕事ってなかなかないんじゃないでしょうか。高齢者の方の「安心できる空間・想いのこもった空間でできる限り過ごしたい」という願いを叶えるお手伝いができるのが訪問介護だと思います。そういう意味では「人の夢を叶える仕事」だと思うんです。

だからこそ、介護スキルはもちろん、コミュニケーションや利用者さんを深く知ることなど、求められるものは多岐にわたります。ただ、親子や祖父母と孫のような信頼関係が作れることもありますし、施設の介護では体験できないような経験も出来ます。少しでも興味があればぜひ挑戦していただきたいですね。

――最後に、記事を読んでいる方にメッセージをお願いします!

今回、ツクイグループの一員となったことで、今までアカリエだけではできなかったことも挑戦できるようになりました。何かにチャレンジするなら今がチャンス!と言うべき、すごくワクワクするようなタイミングです。

「人と関わるのが好き」「人に喜んでもらいたい」という想いを持ちつつ、「自分自身もちゃんとキャリアアップしていきたい」「成長したい」「新しいことにチャレンジしたい」と考えている方には、ピッタリの環境だと思います。少しでも興味を持っていただいた方、気軽にご連絡ください。

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