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あこたまこのROCK語り~1回め~

8歳上の姉が聴いていたRolling Stonesの曲に
なんだか心惹かれて、
フラフラww  クネクネww
踊りながら" Time Is  On My Side"を、無茶苦茶な英語で
熱唱したのが、私の音楽初め・・
・・5歳の小さな幼児でしたww

それからおそらく1音も聴かない日はないくらい
音楽は、常に、いつも私の横に居る。
まさに【Music Is On My Side】

なので、そろそろ・・
そろそろね
ROCK語りを時々しましょうかね・・
なんて思って、いまPCの前に座ってます。

あこたまこのROCK語り・・・
第一回目をどうしようか・・
やっぱり私の音楽のルーツ的な存在、【AEROSMITH】について書くか・・
と思ったけれど
最近、秋が深まってきたせいか、ずっとあるバンドのアルバムを聴いていて
頭から離れないこと。
さらに縁あって、バンドメンバーとは個人的にも仲良くしてもらっているので、このバンドを紹介しようと思います。

The Reign Of Kindo

レインオブカインド と呼びます。
発音から言うと、ザリーインオブキンドー かな。

アメリカのバッファロー出身のロック・ジャズ・フュージョンバンド。

私が彼らを知ったのは、2008年の終わり頃だったと思う。

RHYTHM,CHORD&MELODY/ The Reign Of Kindo (2008年)

偶然見つけた、彼らのアルバム
【RHYTHM,CHORD&MELODY】は、本当に衝撃的だった。
衝撃的なほど美しいメロディと、卓越したテクニックによる洗練された音。
鐘が響くように美しいピアノの音色、
ハイテクニックで確実にリズムを刻む、厚めのドラム、
なにより、包み込むような広がりをもつ甘いボーカル。。。

なんだ?このバンド!????

レーベルはインディーズレーベルだし、
申し訳ないけど、そんな派手な印象のメンバーも居ない・・・w
なのにこの音の完成度は凄すぎる!!
ジャズとフュージョンとプログレを混ぜこぜにしてロックに仕上げたような楽曲は、アルバム全曲聴きまくったけれど、どれも捨て曲がない!


その2008年当時は、まだSNSなんてmixiくらいで(懐かしい~)
海外とつながっていものはなかったんだけど
My SpaceというSNSの走りのようなものが、アメリカのミュージシャンの間で流行りだしていた。
私は、彼らの曲に感動しすぎてww  そのMy Spaceの彼らのページに
コメントを書き込んだ。
書き込んだとたん、ピコンっと返信が!!

ドラマーのStevenとの出会いだった。

「実はもうすぐ日本で公演するんだよ。」

驚きと嬉しさがこみあげてきた。あの音を生で聴ける??!!
これこそ、音楽の醍醐味じゃないか!!

その翌年に行われた彼らのライヴは、
ほぼ新人アーティストとは思えない、重厚かつ透明感のある、
複雑で美しいサウンドを放っていて、それはもう感動的だった。

終演後にメンバー全員とあいさつをし、メールをやり取りしながら
音楽話をするようになっていたStevenとは、「やっと会えたね!!」と
旧友同志の再会のように、温かいハグをし合いながら
逢えたのが、感動だった。

それ以来、彼らとはずっと交流が続き、2度目の来日の時は
ちょっとした観光に出かけ、ファミレスで食事をし、楽器屋さん巡りもした。あんなにテクニック志向の強い、凄腕ミュージシャンたちなのに、
素顔は、とっても真面目で素直な青年たち。

だんだん彼らの人となりにも惚れ始めて、
私は、彼らのことが大好きで、
活動を応援していくことを心に決めた。

スタジオミュージシャンとしての腕を買われて、
有名なボーカリストのバックバンドとしてツアーを廻ったり
彼らも結婚して家族ができたり、いろいろ変化もあった。
現在は、
ボーカルでリーダーのジョーイを中心に、The Reign of Kindoはテクニック集団のユニットとして、メンバーの入れ替えもありながら、
ニューヨークを拠点に活動を続けている。



この"October's Storm"はアルバムには収録されていないけれど
私がとっても大好きな曲だと話すと、ジョーイは、
「これは本当に10月に季節外れの嵐がやってきて、僕たちの町が
荒れ放題にされてしまったときに、その風景を見て作った曲なんだよ」
と教えてくれた。
名曲なので、ぜひ聴いてみてほしい。


ちなみに彼らのこのアルバム"this is what happens"には
うれしいことに私の名前もクレジットしてくれている。

嬉しい・・・・ホントに感謝です・・


コロナもあって、もう数年、直接は逢っていないけれど、
また日本で彼らの凄い音が聴ける日を
心待ちにしている。


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