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休職日記

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休職中に感じたこと、考えたことのまとめです。
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#適応障害

無職日記#10 好きなことや好きなものを一つずつ思い出してみる。

ようやく声が出るようになった。塩水(生理食塩水)でうがいをすると効果があるとかかりつけ医…

あっこ
1年前
14

無職日記#9 休むときに大切なことは、とにかく焦らないこと。そして、心地良いことを…

心身の調子を崩すと、この先ずっとこの状態が続くのではないかと絶望する。出口の見えないトン…

あっこ
1年前
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休職日記#1 寒さと不安で押しつぶされそうな時はホットココアでほっと。

寒くなると、なんだか気持ちも落ち込んじゃう。10月6日。今日はものすごーく寒い。 あまりにも…

あっこ
1年前
6

休職日記#3 生きていれば、死にたくなる日もあるし、目玉焼きを食べたくなる日もある…

最近、朝食が食べられるようになった。 多くの人にとってはあたり前のことかもしれないけれど…

あっこ
1年前
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休職日記#4 満月の夜、退職することにした適応障害の30歳会社員

今日は、カウンセリングの日だった。 話題の中心は、「退職するか復職するか」。 私が勤めて…

あっこ
1年前
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休職日記#5 会社に退職を伝えた日に食べた母のパイの味は忘れられない

今日、会社に退職を伝えた。 かなり悩んだ。迷った。ためらった。 3年前の今頃は、ちょうど…

あっこ
1年前
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休職日記#6 姉と甥っ子が尊すぎる

「もうすぐ無職か〜」 今日は何もやる気が起きず、ソファでゴロゴロしていた。 人生で二回目の無職。最初は三年前。その時は半年で退職した。 つくづく社会になじめない体質なのだなぁ、と感じる。会社員として生きていくことは諦め始めている。 私には姉が二人いる。姉たちにも会社を辞めることを連絡してあった。 すると、二番目の姉が今日、「電話できる?」と連絡してきた。 ビデオで通話を始めると、姉と甥っ子の姿。 甥っ子は1歳になったばかりで、最近はあちこち歩き回るようになった。

休職日記#7 勇気を出して電車に乗ったらありがとうと言われた

電車に乗るのは、少し怖い。緊張する。動く箱のなかに、見知らぬ人たちがたくさんいて、同じ空…

あっこ
1年前
6

休職日記#8 焼きマシュマロと父

今日、スーパーで買い出しをしていたらマシュマロを見つけた。 久しぶりにみたマシュマロに子…

あっこ
1年前
4

休職日記#9 休職5ヶ月経った私が思うこと

休職してから5ヶ月が経った。私は今、「適応障害」と向き合っている。 医師によると、休職した…

あっこ
1年前
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休職日記#10 過去が今の自分を支配して、苦しい時もあるけれど。

散歩をしていたら、オレンジ色のコスモスを見つけた。秋の夕陽を浴びて、燃えるように咲いてい…

あっこ
1年前
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休職日記#12 今日もソファでごろごろ

寝ながらスマホを持っているのって結構疲れる。仰向けで、腕と手だけ重力に抵抗して上げている…

あっこ
1年前
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休職日記#13 適応障害の30歳が、1歳の甥っ子と外で遊んだら生きる希望が湧いてきた

今日はなんと、5時間も外に居た。昨日はソファでゴロゴロしていたから、打って変わって活動的…

あっこ
1年前
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休職日記#14 不眠症の風呂嫌いが、湯船に浸かったら入眠剤なしで眠れるようになった話

私はお風呂が大嫌いだ。風呂場に入ると勝手に脳内で一人反省会が始まるからだ。容赦なく静寂の空間に包まれ、聞こえるのは換気扇が回る音と、身動いだ時の波打つお湯の音だけ。 その日に起きた出来事が脳内で映像のように流れて、「あのときああ言えば良かった」とか「あの人はどうしてあんな言動をしたのだろうか」とか、はたまた忘れかけていた苦悩さえも思い出されてくる。風呂場という空間が、突如として牢屋のような孤独で重苦しい気さえしてしまう。…というのは、少し言い過ぎかもしれない。 空間に限らず