見出し画像

岡山広島を振り返る。〜完結編〜

滞在中にあったおもしろハプニングなどを一つの日記に、そのあと感想だけの日記と思ってましたが、また台風がえらいことになったので今回で完結です。

岡山広島に行くのは人生初。知らないとこに行って違うところに来たなあと感じるのはやっぱり言葉、方言です。カレーを持ってきてくれたおじさんと話をしていたとき、風が止み急に蒸し暑くなりなんとなく「風がなくなって暑くなりましたねー」と言ったら『あ〜こりゃ凪じゃねぇ』と言われました。海沿いで育ったこともないので凪という言葉を聞くのも珍しかった上に岡山のアクセントだったので遠くに来たんだなと感じました。
ボランティアにはいろんな所から人が来ていたのですが、今回はほとんどが関西の人。西岡さんは三重出身だそうですが、三重の限られた地域で使う方言があるという話になり、「ささって」という言葉を教えてくれました。これはあさっての次の日をさす言葉で、さらに「ささって」の後に「しあさって」が来からややこしい。通常とはしあさってが1日ずれると話していました。

「あした、あさって、ささって、しあさって」だそうです。

浅井さんも元々は関西出身ですが、岩手での生活が長いため普段は関西弁では話していません。今回3日ほど離れ関西弁に囲まれていた間に思い出したようで帰りの車では関西弁が復活していました。

そのほか岡山の方言で「ぼっけえ」という言葉も聞きました。比較の言葉ですごいとかそんな意味らしいです。さらに上の最上級を表す言葉があると聞いた気がしますが忘れてしまったので、次回行ったときにまた聞いてきたいと思います。

言葉のほかに違うとこに来たなと思ったのはやっぱり景色。呉に行ったときの駐車場がホームセンターの屋上だったのですが、見慣れない瀬戸内海の風景。海に島々という感じが新鮮でした。こんな感じ↓↓↓

残念ながらデジカメ不調でスマホでの写真になってしまったので、次回はしっかりデジカメで撮ってきたいと思っています。

最後に今回、行って良かったこと。関わった人のほとんどが年上だったのですが、そんな風になりたいと思う年上の人が多くいたことです。年を重ねるごとに希望が少なくなるというか思春期に感じていたのとは別の閉塞感を感じるようになっています。たぶん簡単に言っちゃうとその閉塞感は老化で、見ててやだなと感じていた年上の人たちは老いに対する甘えというか悪い方向への開き直りがあったように思います。できないことや、知らないものを遠ざける感じでしょうか。今回、会った人たちはそんなことを微塵も感じさせないくらいみんなパワフル。

鹿島さんからは「40代はまだいける!」という力強いお言葉もいただきました!精進します‼︎

浅井さんは以前から知っていましたが、今回知り合った人たちも、考えを行動に移すまでが速いのだと思います。自分がこれをするって決めてから行動にするまでがとんでもなく速い。LOHASの代表の井出さん、一緒に作業をした西岡さん、田尻さんは昨日の今日でもう大阪の台風の被害のあったところに支援に行っているし、一緒に活動していた橋下さんも倉敷にまた入る予定だったのを変更して既に大阪に向かっています。考えを具体的に行動にするというのは大事だと改めて思いました。
鹿島さんは水没したオルガンを持って帰って修理すると言ってました。本業も副業もある人なのに‥
引き取られていくオルガン↓↓↓

せっかく、お手本となるような人たちがたくさんいるところに関わることができたので、今後も自分なりにできることをお手伝いしていこうと思っています。お手伝いするには収入もないとできないのでしっかり仕事探しも続けます。とりあえず当面の資金づくりとしてバイトもするつもりです。関わったことを継続するのも大事だと思うので、継続できるような自分の環境もしっかりつくっていかないとなと思っています。
早速、第2回は車を届けに今月中頃に行く予定です。
再度、polcaを始めましたのでご支援いただける方はよろしくお願いします。
https://polca.jp/projects/zTyGJEayVqd
#日記 #方言 #ささって #瀬戸内海 #景色 #ボランティア #倉敷市 #真備町 #呉市 #西日本豪雨 #カメラ


サポートは被災地の支援活動の費用にさせていただきます。