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講演会に群がる人々

あっという間に9月になってしまった。
8月にようやく慣れてきたところだったのに…笑
1ヶ月が、あっという間すぎて、ウカウカしてたら何もやり遂げないまま人生終わる気がする。夏の終わりは、私を特に焦らす。季節の変わり目がわかりやすい時期だからだと思う。
毎日勉強して仕事してたら、あまりにも時の流れが一瞬で、毎日前進してるはずなのに、この夏成長したかどうか不安になる。
きっと前進してると思って、秋はもっともっと頑張る。

さて、今回のタイトル「講演会に群がる人々」について、何が言いたいかって、簡潔に言えば「人の話聞いてる場合じゃないんだよね」ってこと。
先日、友人から講演会のお誘いがきた。「若者で考える日本の未来」みたいなやつ。去年も一昨年も、こういう類の講演会にはたくさん足を運んだ。自分の人生何か変わるかなあって。いい出会いがあって、自分の人生どうにか好転しないかなあって、チャンスを探しに行ってた。こういう若者対象の講演会は、いわゆる「意識高い系」の若者と出会えるから、出会い自体は悪くないんだけど、人の話聞いただけじゃ、行動なんて、まあ変わらない。話を聞いた直後はモチベ凄い上がって、仕事片付けるスピードがUPしたり、じっとしてられなくて、たくさん調べ物をした夜もあった。でも、次の日の行動や考え方が劇的に良くなるなんてことは、一度もなかった。生まれてこの方、ワークショップを死ぬほど参加し、講演会にも死ぬほど参加したけど、リストを取られるだけで、主催者のWINだと思う。偉い人やスゴイ人の話を聞いたら、なんか変わる気がするっていう期待を持ってしまう気持ちはわかる。今でも、大企業社長の講演会とか有名人登壇とか、目に飛び込んでくる第一印象は、昔と変わらない浮かれた気持ちになってしまうから。

でも、今の私に本当に必要なのは、自分のスキルを高める時間。社会で生きる力を磨いて、もっとできることを増やして。あと、たくさん自分の頭で考える時間が必要。その時間が、講演会に行くより、他人の意見聞くより、一番「自分が前進する時間」だと思う。前進した気にならない、自分が動かした分しか進まない、嘘や勘違いのない時間だと思う。だから、過去の自分にも言ってやりたいし、すごく難しいことを提案しているのも重々承知だけど、人の話を聞くんじゃなくて、自分で、主体的に動く時間をどんどん増やさなきゃなと思う。

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