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四季報から銘柄選定してみた

こんにちは。
今回は普段ぼくが四季報から銘柄選定をする際に行う手法を公開してみたいと思います。

*最初に申し上げますが、本投稿における記述は特定の銘柄への投資を推奨、勧誘するものでは一切ございません。私の手法を公開するというものを目的としたものでありますので、投資助言に一切当たらないものとしてお考えください。また以後の内容につきましてはこの旨に同意できる方のみがお読みください。その後の投資における結果に関しては一切の責任を負いかねますので全て自己責任という認識をお持ちください。

最近株式投資において感じることは、やっぱり知識は非常に大切であるということ。それは「経済学者≠優れた投資家」ではないということにも通じます。

どんなに今後の経済が見通せる人物でも、その動きを的確に反映する銘柄選定ができないのであれば、最終的にそれは誤った投資判断を招きます。
*「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがあるように、その事象における利害関係者を適切に見極めなければなりません。
*風が吹く→砂が舞い上がる→目に砂が入り目が悪くなる→三味線弾きが増える→三味線が売れる→三味線には猫の革が必要なため猫が捕まえられる→ネズミが増え桶がかじられる被害が増加する→桶の需要が高まる

ぼくが考えるに、多くの方はここで躓いている人が多そうです。
日本株式市場においては上場企業は約3800社あり、指数等含めると約4000もの銘柄があります。つまり、我々は4000もの中から1社を選ぶという行為を行わなければならないのです。大変ですね~(笑)

そこでぼくはいつも自分が考える「テーマ株」を選定し、そこから四半期毎の決算を四季報等を使って見極めていきます。そこで最終的な自分の投資対象となる株を選びます。
この作業を行うことで、経済市場におけるイベントが起こった際など狼狽することなく、精神的に安定して立ち回ることができます。
日々監視する投資対象銘柄は約30社くらい、その他は景況感を探るための監視銘柄となります(鉄鋼、旅行、自動車、金融セクター等)。

では本題に入りましょうか。
細かいところまで説明するのには時間が足りなすぎるので、用語等は自分で調べてくださいね!あとある程度の政治経済知識を持って、マーケットを自分なりに分析する能力も必要です。

大企業銘柄
・NTT(日本電信電話)
・SBIホールディングス
・信越化学工業
・ユニ・チャーム
・キーエンス
・レーザーテック
・トヨタ
・任天堂
・日本M&Aセンター

こんな感じですかね。ってか改めて調べて思いましたが日本企業の株価はほぼ全て割安です(笑)その他だと商社系も安いですし、部品メーカーとかもめちゃめちゃ安いですね(笑)ほぼ何買ってもいいんじゃないかと思ってしまいます。
NTTは5Gテーマの一丁目一番地銘柄ですし、積極的なM&Aもいいですよね。利回りもいいので、安定していると思います。信越化学工業、キーエンスは経営姿勢が素晴らしいです。いずれも世界一の技術を持っていながらも、自己資本率が非常に高く、不景気にも強い経営姿勢がこの市況においても抜群の強さを見せています。バンダイナムコは今盛り上がっているゲームテーマでの大手企業として強いですね。自己資本率も7割を超えROEも20%を超えています。PERで見ても特別割高感はありません。日本M&Aセンターは抜群の成長性を誇り、なんと言っても利益率の高さは見逃せません。時価総額が1兆を超える企業でこの成長性は素晴らしいです。また自己資本比率も80%を超えていながら、外国人持ち株比率も50%以上と海外資金も多く流入しています。割高感はありますが、コロナ禍において株価を3倍以上に上げてきた実力は本物です。

ちなみに投資においてテーマで盛り上がっている株の二番手、三番手を追いかける時は気を付けてください。一番手がやっぱり強く、それに乗れなかった人達が下位の銘柄に参入するので、資金の流動性が高いです。一番手企業ほどの成長を期待してしまうと痛い目にあうパターンが多くあります。

SDGs銘柄
・ウエストホールディングス
・レノバ
・スパークス
・リタリコ

ウエストホールディングスは太陽光発電工事を全国に展開し、時価総額1400億を誇る再生可能エネルギーの大手企業です。コロナの状況においても売り上げを伸ばしており、パリ協定への再加入を方針にするバイデン銘柄のひとつです。レノバは太陽光やバイオマス、風力等への再生可能エネルギーの発電と開発・運営を主軸としています。時価総額は約2000億と大手企業ではありますが、SDGsへの意識の高まりからここ数か月で株価は2倍以上に高まっています。PERを見ると割高感はありますが、今後の政府方針次第では更なる上値も期待できます。
リタリコですが障碍者向け就労支援事業をメインに展開する一部上場企業です。PERは既に割高の水準でありますが、40%を超える自己資本比率と高いROEは魅力です。また外国人持ち株比率も昨年8.7%から15.7%まで高まっており、機関投資家も参入してきている点は化ける可能性を秘めているように見えます。

高成長期待銘柄
*
これから書く銘柄は時価総額も低く、ボラティリティの高い銘柄なので高成長が期待できる反面、その分下値も掘ると考えてください。
・メドレー
・Jストリーム
・ブロードバンドセキュリティ
・ISID
・ベイカレントコンサルティング
・サイボウズ
・テクノクオーツ
・SHIFT
・SERIOホールディングス
・IRジャパンホールディングス

こんな感じです。
本当はこれ以外にもあるのですが割愛させて頂きました。
メドレーはまさにコロナ銘柄です。医療人材採用システムやネット診療システム、医療情報サービスなどを提供しております。2019年12月に上場したばかりの新興企業ではありますが、ここまで高い成長を見せております。
Jストリームもコロナ銘柄です。ネット動画ライブ中継やオンデマンド放送を提供しており、コロナ禍で株価は約5倍にまでなりました。成長力は高く抜群の決算を残しております。超高値水準ではありますが、時価総額は780億程度なのでまだ成長の余地を残していると思います。
ISIDは電通グループのシステム開発・運営を手掛けるIT企業です。業界内において非常に良い評判を持っており、決算でも強気の数字を残しています。電通の経営自体に若干の不安要素がありますが、コロナ禍で株価2倍を達成している企業です。ベイカレントコンサルティングは高成長コンサルティング企業です。時価総額は2000億を超え、大手企業の仲間入りを果たしておりますがまだまだ高い成長力を誇る企業です。先の決算では12.3%の売上高情報修正を出しておりますが、株価水準は割高の水準ではありません。

最後らへんは疲れたので一旦ここまででリリースします(笑)
気になる点とかがあればいつでも質問ください!!

ご覧頂きありがとうございました。

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