「バラの輝き」④です。#今日の短歌
6月に権現堂の紫陽花を見に行き短歌の会をしましたが、それ以後も、いくつも短歌が送られてきますので、7月に伊佐沼の蓮を見て短歌を作ろう会の前に、いくつかの短歌を載せたいと思います。
今回は、「バラの輝き」、4回目の投稿です。
① 紫陽花の色とりどりや夏の風昨夜の雨に顔色鮮やか
② 紫陽花は微風に揺れて笑み返す神の御業か満開の花
ノア
① 孫娘紫陽花色に重ねつつ機上の我は喜寿近くなり
② 紫陽花に孫の姿を思う我梅雨空の下花弁の雫
あきみこ
① 暑くてもグランド回る心地よさ負けてはならぬこの道を行く
天祐
① 梅雨も明け久しぶりのドライブの大空のなか愛車は走る
② 喜寿にして習い始めたお稽古はグランドゴルフとても楽しい
③ 暑さなど気にも留めない猛暑日に周りはみんな八十歳
④ 猛暑なりマスクを外し汗ぬぐいそれにもめけずコロナが怖い
マリン
① 夕暮れの川辺に灯る蛍たち短い命知っているごと
② 緑野に蛍飛び交いさまよいて我にぶつかり語るがごとく
富美子(在米)
① この猛暑観測史上初という梅雨期の異常からだ戸惑う
② 炎天の三十度越え人らみなマスクしおるは暑さ忘れたか
原由希子
① 紫陽花の色変わるかな夏が来る澄みとおった梅ジュースあり
② 焼けつくような暑さなりベランダの花に水差す日々の嘆きの
章予
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