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空き家を旅館にしてみます。#6〜火災保険に入らねば!〜

空き家を贈与してもらったところまでが前回のお話。

さぁこれから早速リフォームだぁぁい!!!
と言いたいところですがノンノンノン・・・・。
まずいっちばん最初にやらなくてはいけない超大事なタスクがあるのでござるよ。

火災保険に入る。

不動産を扱う場合は何よりも先に火災保険に入ることが必須なのですよ。
という事でいつもお願いしている保険屋さんに物件の所在地、築年数、構造などの情報をメールで送ってササッと加入しさせてもらいました。

なぜ火災保険に入るのか?
それは天災によって建物が損傷又は滅失した時に状況に応じた費用を捻出してくれるからです。

人生において大なり小なり色々な事故が起こるかと思いますが、万が一起こってしまった時に莫大な損害額になるのが事故と天災です。

これらの損害はほとんどの人が自力で保全するのが難しいので保険をかけるべき最大のシーンだと思います。

ちなみに多くの人が火災保険=火事での保険と思いがちですが、火災保険は言い換えるならば”災害保険”。
色々なシーンで役立つ保険です。
ちなみに今回の物件の保険内容はこんな感じ。

引き出しからガッサー出してきたリアル資料なので折れ目とついていますがお気になさらず。

上から順に解説していきます。

■火災(落雷、破裂、爆発)
→火事はもちろん、落雷によって屋根などが損傷した場合も補償対象になります。
ガスによる破裂や爆発事故などもこれに当てはまります。
※地震による火事は対象外

■風災(雹災、雪災)
→風による被害なので台風などがこれに当てはまります。
火災保険の中では一番対象になりやすいシーンかも。
その他、雹(ひょう)による損傷や積雪の重みによって雨樋が曲がったなども補償対象です。

■水災
→豪雨による浸水や洪水での被害がこれに当てはまります。
土砂災害も水災の補償対象です。
※地震による津波は対象外

■盗難・水濡れ等
→これも火災保険でカバーできるんですよ。
その名の通り盗難被害に遭った時や給水管の水漏れによって屋内が濡れたり汚れたり損傷した場合に対象となります。

■破損等
→それもかい!となります。
家具を運んでいて誤って壁にぶつけて穴が空いてしまった、床に傷がついてしまった、などの突発的な事故もカバーしてくれます。

火災保険パネぇ!!!

となりますな。
ただしこれらの内容はオプションだったりデフォルトで最初からついていたりと各保険会社によって違うので、その辺りは要確認した方が良いです。
そして一番大きなポイントは地震による被害は火災保険だけではカバーできないという事です。

地震で起きた火事や津波での被害は地震保険の補償対象なのです。
そして地震保険は単独で加入ができず、必ず火災保険の追加オプションとしてしか入れないんです。
なので僕は絶対にセットで地震保険も入るようにしています。

どんな事にも耐えうるようにするのが保険ですからね!
基本的にはオプションはフル装備させてます。

これで火災保険料が・・・・5年の一括払いで19万円でした。

安くない!?
これでほとんどの災害から建物を守れるなんて安くない!?
月々3,000円でこの安心が買えるなら安いものよ!

ただ、保険料は築年数や構造や広さによって全然違ってくるので要注意。
場合によっては月々1万円を超えてしまうケースもあるので・・・。

という事で即日保険に加入したというお話でした。
次回はこの空き家をどう活用していくか・・・・という試行錯誤している僕の頭の中を見てくださいな!

今回のお話は音声メディアVoicyでもペラペラ喋っております。
喜怒哀楽の感情もたっぷり入れておりますのでこちらも聴いてみて頂けると嬉しいです!