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MBAホルダーですら忘れていた、商売の超基礎

「毎日書くこと止めます!」と、
宣言したら、気づくと1週間過ぎていた!

私の場合「書きたい時に書く」は
いつまでもやってこないようなので、
やはり日常にNoteを書くことを落としこまなければならない…と、
気づいたAKTです。


忘れられがちだが、商売で大切な要素

さて、いきなり本題🫢
商売をする上で絶対欠かせない要素があります。
言われると当たり前なのですが…

「お金を使ってくれる人」
つまり、「お客さん」です。

市場の環境を分析するときに
「お客さん(customer)」は
自分(Company)、競合(Competitor)と並んで
必要不可欠な要素です。(3C分析)


起業準備中・起業したて女子は、
「お客さんが来ない」
「売り上げが上がらない」
「起業したいけれど何をしていいのかわからない」
という悩みを持っています。


ちょっと話は脱線しますが、
そもそも
「働く」とは
なんでしょうか?

A.
傍(はた)
にすること


あなたが「働いて」いる時、
必ず「相手」が存在しています。

「起業」という点で、考えてみると、
お客さんのお困りごとを解決したり
喜ばせることを突き詰めたら、
お客さんはきっと、あなたから
「また買いたい」と思うはず。


しかーし、
よくよく話を聞いてみると
お金を出す人の「目線」や「声」を
実際に調査したり、聞いたりすることなく

自身の感覚で事業を進めている人が多い…😵
という事実があります。


経営を専門的に勉強した人でさえ…

実は、私は昨年の4月から大学院同窓会の役員をしており、
先日、こんなことがありました。


同年代のMBAホルダーの役員は、
同窓生のコミュニケーションを
もっと活発にしようと活動中。

「年間数十万円するコミュニケーションシステムを導入したい」と
決済機関である、役員会にて提案予定。

その数日前に彼から、
「20万円のシステムのトライアル提案を
学長と同窓会会長から却下された。
どうしよう…」
と、相談を持ちかけられました。

トライアルで20万円かよ…

心のつぶやきはさておき、
私は、資料に目を移しました。

その資料は…
5枚にも及び、文字でびっしりと埋め尽くされている!

他社との比較と導入のメリットが1枚に!

まず、
読む気が失せる…_| ̄|○

とりあえず
最後まで目を通しましたが、


疲れた…

そうさせてしまう資料は、
読み手の「読みやすさ」ポイントにおいて、赤点です。


MBAホルダーとは言うまでもなく、
経営学を専門的に勉強した人のことです。

頭のいい人が資料作ると、
こういう超理詰め風の書き方が必要なのね。
MBAでは、こう書けと習うのかしら…


私は彼に「資料で気になったこと」として、
以下のように伝えました。

「必要なシステムってことは、とってもよくわかった。

でも、
学長や同窓会会長(推定60~70代)のおじさんたちが
この資料を見て、
お金を出したい
って思うのかな?

学長も同窓会会長も
人間だもの

いくら学校のためとはいえ、
1mmも自分にとってうまみがなければ
20万円のトライアルというリスキーなこと
支持したいとは思えないでしょう🤔」、と。

さらに、
「おじさんたちにとって、うまみがある提案」を
加えることをおススメしておきました。


そして、翌日…
何が功を奏したのかわかりませんが、
学長のOKをいただけたそうです。



師匠のヒアリング

では、商売がうまくいっている人は
お客さんとどう関わっているのか?

先日、師匠のミーティングに同行しました。
学習塾の先生のイベントプロデュースのためです。

当然の話ですが、
師匠は学習塾の先生に、
徹底的にヒアリングしていましたよね。


印象に残ったのは、
先生がイベント参加者に対して
1. 参加後にどうなってほしいのか?
2. 参加者はどんな未来が経験できるのか?

という、未来に向かう質問です。


師匠の質問に対して先生は、
1. 学校から帰ってくる子供に今すぐ会いたくなる状態
2. 参加者の子どもが自立する、勉強好きになる、他
という返答をされていました。


師匠のヒアリングにより、
参加者に到達してもらいたいゴールが見えたので、
これらのゴールから逆算してイベントを設計していきます。


どんなに良い商品や、サービスを設計しても
お客さんに届かなければ、存在していないのと同じ。
お客さんがいて、初めて商売は成立する。

MBAホルダーの役員とのやりとりで、痛感してます。

あなたの商品やサービスは、
お客さんが
「本当にほしい!」
と思える要素が揃っていますか?


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