「月の明るさ」(詩)
泣かないでと頬を包みながら
しっかりと泣いているのは 私のほう
あなたが大切にしていた月の夜
ゆったりと行く雲の裾を引いて歩いた
風が
悲しみから逃れてみようかと走る
あ、と 思った時には失われいる
泣かないでと零す私の唇には 月の明るさが染みこんでいる
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泣かないでと頬を包みながら
しっかりと泣いているのは 私のほう
あなたが大切にしていた月の夜
ゆったりと行く雲の裾を引いて歩いた
風が
悲しみから逃れてみようかと走る
あ、と 思った時には失われいる
泣かないでと零す私の唇には 月の明るさが染みこんでいる
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