百人一首ツイノベ解説 #001
紅葉が流れるあぜ道で、私は飼い主様を待っています。「冬を越えて、春を過ぎるころには戻ってくるからね」と言って、仮小屋を作ってくれました。草の網目が荒いので夜露が染み込むばかりです。何年経ったでしょうか。飼い主様はまだ迎えに訪れません。私の毛は涙で濡れるばかりです #twnovel
— 秋助/秋乃アキ@感傷リップループ (@akisuke0) November 10, 2016
No.151 晩秋の犬(百景 1番)
— 秋助/秋乃アキ@感傷リップループ (@akisuke0) November 10, 2016
天智天皇
和歌
「秋の田の かりほの庵の とまをあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」
歌意
「秋の田んぼに作った仮小屋は、草の網目が荒いので、番をしている私の袖は夜露に濡れるばかりです」
初の百人一首ツイノベだけあって、和歌をそのままツイノベにしただけ。そこに自分の感性や物語、解説できることもなく、その悲しさに涙で袖を濡らすばかりだ。
(注:和歌の歌意は今日マチ子さんの著書『百人一首ノート』から拝借しています)
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