百人一首ツイノベ解説 #014

好きな人に良いところを見せたい。そう思えば思うほどいつもの自分や実力が出せなくなる。相手に自分を良く見せたい。魅力のある人間だと思ってもらいたい。

もう、そんな見栄や嘘なんて遥か遠いところへ置き去りにして、2人は長い年月を一緒に過ごしてきたのだろう。人間の体でなくなっても、心が冷たくなっても、一緒にいたいという気持ちは変わらないのかもしれない。

(注:和歌の歌意は今日マチ子さんの著書『百人一首ノート』から拝借しています)

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