百人一首ツイノベ解説 #033
大学の卒業式が終わり、親しくしてくれた先輩達の姿を見つける。大勢の卒業生に紛れて、いくつもの喧騒に隠れて、先輩達は賑やかに談笑していた。声をかけずに、その様子を遠くから眺める。新たな旅立ちを祝福するべきなのに、なぜか、私の心は騒がしく唸って、輪に入れずにいた #twnovel
— 秋助/秋乃アキ@感傷リップループ (@akisuke0) January 22, 2018
春は出会いと別れの季節だ。新たな交友関係より目の前の「別れ」を惜しんでしまう。きっと、だからこそ邪魔をしたくなかったのだ。
(注:和歌の歌意は今日マチ子さんの著書『百人一首ノート』から拝借しています)
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