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百人一首140字小説まとめ①

【No.151 晩秋の犬(百景 1番)】
紅葉が流れるあぜ道で、私は飼い主様を待っています。「冬を越えて、春を過ぎるころには戻ってくるからね」と言って、仮小屋を作ってくれました。草の網目が荒いので夜露が染み込むばかりです。何年経ったでしょうか。飼い主様はまだ迎えに訪れません。私の毛は涙で濡れるばかりです

【No.152 汽空域(百景 2番)】
私が社会人になってから三年が経った。家を出て、ベランダの物干し竿を眺める。夏になると干されていた白い制服が、私を見送ることはもうなくなった。代わりに、黒いスーツ姿が記憶の中の白い制服をより映えさせる。蝉が鳴く。季節にも、私にも、いつのまにか春が過ぎてしまっていた

【No.153 朝のない国(百景 3番)】
月が地球に大接近してから、日に日に夜が長くなりました。今では朝が訪れることはありません。彼が眠りから覚めなくなってから、どれほどが経ったでしょう。月の影響なのか、人々は次々に眠りへと沈んでいきました。夜が晴れることのない世界で今日も、私はひとりで眠るのでしょうか

【No.154 雪融け水(百景 4番)】
哀しいことや辛いことがあると、私は決まって海岸へ向かう。どうしてだろう。おだやかな心で眺める海より、ボロボロでズクズクになった心で眺める海の方が、やけに澄んで見えた。遠くの山に目を向けると雪がしんしんと降り続く。その雪溶け水が海に流れて、私の足下を優しく濡らした

【No.155 山の子(百景 5番)】
ひと夏の恋。なんて呼べば聞こえは良いだろう。実際は欲に身を任せただけである。まだ二ヶ月そこらの赤ん坊を抱えて山へと踏み入った。あれから数年。たまに山中を散歩すると、どこからか鹿の鳴き声が聞こえた。その度に、赤ん坊の泣き声と重なって私は、身勝手にも心苦しくなるのだ

【No.156 夜だけの国(百景 6番)】
彼が眠りについてから何十年と経ちました。時間まで眠ってしまったのか、青年の姿から歳を取ることはありませんでした。今日も私は一人で眠りにまどろみます。夢の中の彼は私と同じ老人の姿をしていて、「だいぶ遅れた青春だ」とデートをしていました。夢だとは承知です。夢だとは、

【No.157 違う光で見てた。(百景 7番)】
人口密度が限界に達した今、宇宙にもう一つの地球を作ることで問題は解消されました。第二の地球にはごく限られた人間しか住めません。作り物の地球から見る月は、本物の地球で死を待つあなたが見ている月と同じなのでしょうか。あなたとは違う光で見ているのでしょうか。あの月は、

【No.158 同じ光で見てる。(百景 8番)】 
人口問題を解決するために作られた、偽物の地球に住むことを僕は拒んだ。君が生きた街で、君が過ごした証を見届けたかったのだ。君は哀しむだろうか。憐れむだろうか。もうすぐこの地球は終わる。空には月が燦然としていた。せめて、君の見ている光と同じであることを、小さく願った

【No.159 花明かり(百景 9番)】
色を奪われた街に色売りの老婆が訪れました。「私は歳を代償に色を生み出します。この色で街が美しくなるのなら、私が老いることも気に留めません」と、顔をシワだらけにして微笑みます。色を取り戻した街は静かに時間が動き出します。街を去る老婆の横顔は、まるで少女のようでした

【No.160 百年の駅(百景 10番)】
もう何年、猫の身分で駅長を務めていますでしょう。田舎は人通りが少ないので、村民なのか来客なのかすぐわかります。余生を過ごしに村へ住む老人と、嫁ぐために村を出ていく女性が、ほんの一瞬すれ違います。私の「みゃあみゃあ」と鳴く声が、人達にはどのように聞こえるでしょうか

【No.161 流れる(百景 11番)】
あなたと再会するために、罪を償うために、私は辺境の島で明けない夜を過ごしています。渡り鳥が私を見つけてくれることを祈っています。海に浮かぶ漁り火よ。願わくば彼に伝えてください。私はここにいます。私はここにいます。おばあさんになるころには、あなたに会えるでしょうか

【No.162 青葉の季節(百景 12番)】
自室に篭ってアイドルのライブDVDを眺めた。何年も前から、曲順や振付を覚えるくらい、何度も、何度も。他人から見たら薄気味悪いだろうか。笑うだろうか。それでも、自分と彼女を繋ぐものはもうこれくらいしかないのだ。画面の中では、亡くなった妹の笑顔だけが眩しく輝いていた

【No.163 水槽都市(百景 13番)】
人里から離れた山の中に、その集落はひっそりと佇んでいた。ダムを建設するために水の底へと沈んだ集落を、水面のレンズ越しに眺める。「この村と一緒に生きていくんだ」と言って命を捧げた彼の悲痛な声が、放流の中から聞こえた気がした。私の叶わない恋心も、水の底に沈んだのだ

【No.164 あなたのせい(百景 14番)】
「最近、調子が悪いな」と私の頭を撫でるあなた。私が怪我をすると直してくれたり、やる気が出ないと元気をくれます。そのたびに私の調子はどんどん乱れていきました。機械系統の故障でしょうか。電子回路の異常でしょうか。アンドロイドの私にも、この乱れの原因がわからないのです

【No.165 花の祈り(百景 15番)】
ずっと目覚めないあなたの為に、今日も花を摘んでは冠に施します。そうやって何年、もう何年が経ったでしょうか。何度目の季節が過ぎたでしょうか。やがて、花を摘む私の手に雪が降ってきました。「もういいんだよ」と、あなたの声が聞こえた気がします。病床に伏せた、あなたの声が

【No.166 祈りの花(百景 16番)】
目を覚ますことはできないけれど、意識は確かにあった。花を摘んでは冠にしてくれた彼女は、そうやって何年も、いくつもの季節が過ぎる間、ずっと僕の病室を訪れてくれた。外を見ると雪が降っている。「もういいんだよ」と君に願うことしかできない僕を、どうか、許さないでほしい

【No.167 夕陽の街(百景 17番)】
世界から夕陽が消えて何十年が経つだろう。太陽と月の周期。オゾン層の破壊。理由はいくつもあった。特異環境の影響なのか、人々が亡くなる割合はどんどん増えていった。亡くなった人の命を弔うために、この時期には精霊流しが行われる。淡く揺らめいた光が、消えた夕陽にも似ていた

【No.168 セルリアンブルー(百景 18番)】
「絵描きになりたい」と言っていた君の夢を思い出す。水彩絵の具で汚れた君の顔や、ペンだこでごつごつになった君の手が印象的だった。「私、綺麗じゃないよ」と小さく笑って、描き終えた絵をゴミ箱に丸める君が嫌いだった。「私の絵は、人に見せられないよ」と、隠す君が嫌いだった

【No.169 翳りゆく部屋(百景 19番)】
祖父の葬式で従妹と再会した。何年振りだろうか。僕達は昔、付き合っていた。若気の至り。という言葉で片付けてはいけない。そのことが互いの両親に伝わり、僕達は疎遠になっていった。ふと、彼女の横顔が目に入る。記憶の中にないその表情が、僕達のすり減った時間を物語っていた

【No.170 まどろむ人魚(百景 20番)】
人魚が海底の岩に座り、別の人魚に話しかけています。「私も昔は人間だったのよ。学生のころは先生のことが好きで、だけど、身分違いの恋だったから、諦めるしかなかったのよね。だから、先生の元へと駆け出さないように、声を上げて泣かないように、私は人魚になろうと思ったの」

【No.171 あのね(百景 21番)】
「すぐに行くから」と、あなたが仰ってくれました。こちらは退屈です。話に聞くような素晴らしい場所ではありません。あなたにもう一度会えたら、話したいことがあります。あのね、あのね、あのね。口から言葉が溢れてきます。でも、天国に来るのは、あと何十年か先でも構いませんよ

【No.172 山の魔女(百景 22番)】
昔、祖母から「山には魔女が住んでいて、凍える息を吹いては農作物を駄目にするのよ。だから、秋が終わる頃には慎ましく生きなさい」と呪文のように呟いていた事を思い出す。今にして思うとあれは、やがて訪れる冬に対して、私が強く生きられるように願った言葉だったのかもしれない

【No.173 虚ろう季節(百景 23番)】
遥か昔、地球には「季節の移ろい」があったらしい。それが今ではどうだ。圧倒的な技術革新で人類は、四季を完全にコントロールできるようになった。「お知らせします。10月1日を以って、季節は秋になります」と、アナウンスが響く。余韻もなく、私達の季節は流されていくのだ

【No.174 花飾り(百景 24番)】
彼女の病気が悪化していった。投薬治療の影響なのか、彼女の髪の毛は日に日に抜けていく。世界でも類を見ない難病だそうだ。神頼みをしようにも僕には捧げるものなんて何一つなかった。代わりに、髪飾りが必要なくなった彼女の頭に、紅葉で編んだ頭飾りをプレゼントしようと思った

【No.175 運命の赤い蔓(百景 25番)】
ご近所に住むおばあちゃんの家へ遊びに行くと、庭先にさねかづらが咲いていた。「この蔓は隣の家まで伸びていてね。私の若いころは蔓を揺らして、隣の男の子と会話のないやり取りをしていたのよ」と、微笑みながら語る。私は蔓を揺らしながら、今は誰も住んでいない隣の家を見つめた

【No.176 橙の魂(百景 26番)】
五歳になる娘を連れて妻の墓参りへ訪れる。出産してすぐに亡くなった妻を、娘は何も覚えていないだろう。照れた顔が紅葉のように染まることも、頭を撫でる手が秋風のせせらぎのように感じることも。せめて、娘が大きくなるまで妻が生きていてくれたら。静かに、秋は去ろうとしていた

【No.177 誰かの言葉(百景 27番)】
長らくの間、物置小屋として使われていた旧校舎を取り壊すことになった。机の片付けをしていると、彫刻刀で彫られた不器用な文字が目に入る。「あなたはまだそこにいますか?」言葉の意図は分からないけれど、その文字から哀しみを感じた。ここにいるよと、知らない誰かに返事をした

【No.178 冷凍都市(百景 28番)】
僕が住んでいた街が冷凍保存されたと聞いた。人口増加、環境維持、事情や思惑はいくつもあったのだろう。スノーボウル都市と呼ばれているそうだ。人や動物、建物が凍てついていく光景を思うとやりきれなくなる。地球が抱える全ての問題が解決されるまで、あの街は眠り続けるのだ

【No.179 白菊の手(百景 29番)】
世界に突如として蔓延した奇病により、彼女が植物人間になってしまった。文字通り、体の至る箇所が植物に形を変えている。彼女の左手が白菊の花になっていた。触れたら簡単に折れてしまいそうな彼女の左手に、涙でも落とせば元に戻るのだろうか。枯れないように、毎日、涙を流せば

【No.180 別れの月(百景 30番)】
「私はね、月のお姫様なの」と言っていた、幼稚園時代に友達だった女の子を思い出す。母親に聞いてもアルバムを探しても、どこにも女の子の姿は見当たらなかった。夜中に目を覚ます度に月を眺める。あの子はもしかしたら、友達がいなかった僕が生み出した、幻だったのかもしれない

【No.181 夜明けの逃避(百景 31番)】
家出した君を泊めた次の日の朝、雪が街を彩っていた。コートを羽織った君が白い地面に一歩踏み出すとき、一瞬だけ躊躇する姿が嫌いだった。最寄り駅まで送った帰り、店先のシャッターが開いていく。なぜか、中を見てはいけない気がした。それは、僕の後ろめたさだったのかもしれない

【No.182 紅葉の天ぷら(百景 32番)】
京都旅行から友人が帰ってきた。「お土産に紅葉の天ぷらを買ってきたよ」と言われたときは驚いたけれど、小麦粉と砂糖とゴマを使った、紅葉の形をした伝統的なお菓子らしい。やさしい甘さと香りが口に広がる。喉の奥に堰き止めていたあなたへの気持ちが、今にも流れていくようだった

【No.183 春の嵐(百景 33番)】
大学の卒業式が終わり、親しくしてくれた先輩達の姿を見つける。大勢の卒業生に紛れて、いくつもの喧騒に隠れて、先輩達は賑やかに談笑していた。声をかけずに、その様子を遠くから眺める。新たな旅立ちを祝福するべきなのに、なぜか、私の心は騒がしく唸って、輪に入れずにいた

【No.184 融雪(百景 34番)】
昔はインターネットがとても流行っていて、声も、性別も、名前も、年齢もわからない友人がいっぱいいたのに。私もすっかり年老いてしまった。いつのまにかすれ違って、失って、疎遠になってしまう。不慣れな手つきでパソコンを開く。あれほど親しかった友人達は、データだったのかもしれない

【No.185 梅の花(百景 35番)】
三十歳になった僕達は、タイムカプセルを掘り出すために小学校を訪れる。僕を好きだと言ってくれた彼女には、内気で控えめな昔の面影なんて残っていなかった。茶髪で、耳にピアスが開いていて、子どもを連れている。彼女の心はもうわからないけれど、梅の花を眺める姿が、とても、綺麗だった

【No.186 月の裏側(百景 36番)】
大学の夏休みを利用して、僕達は二泊三日の演劇合宿をすることになった。かぐや姫役の女の子に告白する機会を伺う。夜になったら。夜になったら。なんて言い訳している間に朝が明けてしまう。神秘的な雰囲気を纏わせる彼女は、劇が終わると朗らかな表情に戻る。夜が消える。月がどこに隠れた

【No.187 深海魚の瞳①(百景 37番)】
幼いころ、彼女の瞳には秘密があった。涙の代わりに真珠が溢れてくるのだ。金儲けのために親から暴力を振るわれて、毎日のように真珠を流していた。あのとき、彼女の頬を拭うふりをして、こっそりと盗んだ真珠が部屋から出てきた。彼女の泣き顔と罪悪感が、ボロボロ、ボロボロと流れていった

【No.188 きかいのこころ(百景 38番)】
私は亡くなって機械になったと夫から聞きました。何十年と経つ間に、あなたは私のことを忘れてしまうでしょう。それでも構いません。けれど、生前の私ではないと強く感じるのはあなた自身でしょう。私はもう人間ではありません。心変わりをしないと言ったあなたの心が、とても、苦しいのです

【No.189 揺れる(百景 39番)】
幼なじみの男子から冒険ごっこに付き合わされる。高校生にもなってと呆れながら裏山を探索する。そのとき、いっそうと強い風が吹いて茅がさらさらと音を立てた。「  」と思わず声に出てしまう。彼に聞こえていないか慌てて口を押さえる。ざわざわ、ざわざわと、まるで茅のように心が揺れた

【No.190 秘密の恋(百景 40番)】
いつも楽しそうなあの子が、最近はやけに落ち込んでいる気がする。片思いしてる男の子と、仲が悪くなったのかなと思って聞いてみると「今、とてもしあわせよ。なのに、それが全部悲しいの」と暗い顔をする。嘘はついてないと思う。しあわせなのに、あの子、どうして泣き出しちゃったのかなぁ

【No.191 恋すてふ(百景 41番)】
私が彼のことを好きだという噂が立っているらしい。彼とは単なる幼なじみだ。なのに、そんな噂が立つものだからどうしても意識してしまう。彼の顔をじっと眺める。私は彼の顔も、歩き方も、性格も、食べ方も、趣味も、生き方も、寝相も、話し方も、夢も、全部嫌いだ。……嫌いだったのになぁ

【No.192 落日(百景 42番)】
「最後まで面倒みるもん」と約束してくれたのは、いつのことだったでしょう。わたしは今、帰る家がありません。惜しむべきいのちがございません。ダンボールの中、毛布でちいさく丸まります。雨がからだを濡らしていきます。最後まで面倒みると約束してくれたのは、いつのことだったでしょう

【No.193 SSRガチャ(百景 43番)】
バイト代をほとんど課金してやっとSSRが引けた。今までなかなか引けずにどれほど悲しい思いをしたことか。入手したあともレベル上げの周回やスキルアップの素材集め、絵柄違いに覚醒するための道具集めが待っていた。この苦行に比べれば、キャラクターを入手するなんて全然楽だったんだな

【No.194 砂漠の花(百景 44番)】
昔は私のことをあんなにも好きだと言ってくれたのに、今では一年に一度しか会いに来てくれなくなりましたね。まるで織姫と彦星みたいねという私の皮肉もあなたには届かないのでしょう。私は冷たいあなたが嫌いです。だからもう、そんな悲しい顔をしながら、私のお墓参りに来なくていいですよ

【No.195 不要不急の恋①(百景 45番)】
「不要不急の恋をしないでください。失恋病に罹る危険があります」今や恋を自粛しないだけで不謹慎だとSNSに載せられる。国から一律で恋愛感情を配布されるけど、その気持ちも軽くて、薄くて、使い回したくない。誰も悲しんでくれないのはわかってる。それでも、私はあの人に会いたかった

【No.196 不要不急の恋②(百景 46番)】
不要不急の恋が自粛されてから、この国の失恋率は8割を超えてしまった。今では恋愛支援施設も人で溢れて、ほとんどが機能しなくなっている。澱を掻き分けていく櫂が壊れた私達は、感情の行く末さえも失っていく。学校で、職場で、ネットで。生まれるはずだったいくつかの物語が消えていった

【No.197 砂漠の花(百景 47番)】
山登りをしていると、つる草で生い茂った小屋を見つける。伸びて絡んで移ろって。私がいてもいなくても季節は流れていく。そんな当たり前のことが少しだけこわかった。私の、知らない場所で、川は流れて。私の、知らない場所で、鈴虫が鳴いて。私の、知らない場所で、きっと、誰かが自殺して

【No.198 泪の海(百景 48番)】
「海ができた理由って知ってる? 最初は一滴の水だったのよ。水が岩に恋をして何度もアタックしたの。フラれる度に水は涙を流して、涙が波になって、何度も何度も砕け散って海になったのね。だから海はしょっぱいの」とくだらない話をあなたにするだけで嬉しかった。私の目から海が生まれた

【No.199 夜の国(百景 49番)】
かがり火の側にいる旅人の隣に座る。旅人は星を眺めながら「私は夜が明けたらこの国を去ろうと思います」と告げた。あんなにも朝が恋しかったのに、こんなにも夜が明けてほしくないと思ったのは初めてだ。朝のない国で生まれて生きることができたのなら、別れの夜明けなんて知らなかったのに

【No.200 砂漠の花(百景 50番)】
「砂漠のどこかに言葉を失うほど美しい花がある」という噂を聞いた。長旅の末に見つけると花は枯れようとしている。どうせもうすぐ失ってしまう僕の命だ。わずかな飲み水を花に与えると、光の粒子を振り蒔きながら花が育っていく。砂漠の中で悠然と輝く姿に、僕はただ静かに手を伸ばしていた

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改めまして、秋助です。主にnoteでは小説、脚本、ツイノベ、短歌、エッセイを記事にしています。同人音声やフリーゲームのシナリオ、オリジナル小説や脚本の執筆依頼はこちらでお願いします→https://profile.coconala.com/users/1646652