見出し画像

僕のちょっと変態的なカラオケの楽しみ方


英語でもkaraoke、中国語でもkaraOK
そんな日本が誇る文化とも言えようカラオケは子どもから高齢者まで楽しめるエンタメだ。



好きな曲を入れてみんなでワイワイ楽しんだり、一人で好きな曲を歌いまくるのが良いストレス発散になったりもする。

大勢の中でコアな曲を入れたりなんかすれば大変冷ややかな目で見られてしまい、空気が読めないやつと思われてしまうので、協調性の要る選曲が基本であることなどは言うまでもない。


ただ、少数での気の許せる友人の間では知らない曲を歌っても何の問題もなかったりもする。

以前、友人のロックバンドのボーカルをしている男と飲みに行った後にカラオケに行ったことがある。


彼のバンドの新曲のジャケットを描いてほしいという依頼のついでに、僕たちの好きな音楽の話を長々としていた。
ブルーハーツや尾崎豊、マイケル・ジャクソンやザ・フーなど共通の話題で盛り上がった。

The HiCrows 「ろくでもない人生に花を」

それはカラオケに行っても続き、カラオケなのに半分以上は歌わずに音楽の話をしていた。
好きな曲を歌ったり、みんなでワイワイするのがカラオケの楽しみと思っていた僕にはこの話しつつ歌うスタイルがとても新鮮に感じたと共に面白く感じた。


ブルーハーツの話が出た時は、僕が影響を受けたエピソードを話しながら『月の爆撃機』を歌ったりした。
音重視で曲を聴いていた僕は洋楽を主に好んでいたけれど、歌詞を楽しむようになったきっかけがブルーハーツだった。
歌っていうのはこんなに優しいんだと感じた。

その後には忌野清志郎の「JUMP」を歌ったりした。


友人の彼は浜田省吾の「A New Style War」を歌ってくれた。
この曲を知ったのはこの時が初めてで、とても印象的な歌詞だったのを覚えている。
今ではすっかりお気に入りの曲だ。

The HiCrows 「華吹雪」

こうして自分が影響を受けたり、アーティストの小ネタや面白いエピソードを語りながら選曲をしていくのが僕のちょっと変態的なカラオケの楽しみ方だ。


この楽しみ方のおかげで、僕の表現も変わろうとしている。
それはまたいつか書こうかな。

この記事が参加している募集

思い出の曲

私のイチオシ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?