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日焼け跡がまぶしいLoRAを作ってみた

日焼け跡LORAをつくりました。まぶしいは誌的な表現で、実際にはとくにまぶしくさせたりはしてませんごめんなさい。 oilyとかshiny skinでテカテカするかもしれません。 日焼け跡自体はpromtpでも出せるんですけど、焼け方がめちゃくちゃなラインになることがあって、構図は良いのに焼け跡がダメだからやり直しってのがイラっとしてLoRA化して安定させることにしました。 幸い、学習素材はSD1.5時代に作った日焼け跡LORA用に使ったのが150枚ほど残っていたので、そち

¥300〜
    • ノイズ法XLでイラスト生成したので、気づいたことをまとめてみた。

       先日、noteで下のような記事が公開されていました。  AIイラストでの描き込みを増やすための「ノイズ法」というテクニックの解説です。素晴らしい。  ノイズ法は、画面を花が埋め尽くすような圧倒的な描き込み量が特徴ですが、同時に通常のイラストでもディテールの描き込みが緻密になるという効果もあり、かなり汎用製の高いテクニックといえます。  自分でも実際に試しましたが、出てくるイラストが今まで以上に緻密になって実に楽しい。  2日ほど沼りました。  で、いくつか発見があった

      ¥300〜
      • つり目LORAを作ってみた

         つり目キャラを愛でたくなったのですが、表情やキャラ属性を無視して、「つり目属性だけ」をプロンプトで出すのは出すのはわりと難しい。  というわけでつり目LORAを作ることにしました。  やり方としては、コピー機使ったスライダー型かつり目イラストを普通に学習するかの二択。  目の場合、目の形そのもののバリエーションが多く、「スライドさせる元の物」が曖昧なので綺麗に効かないような気がします。  一方、通常のイラスト学習も、つり目の再現自体はいけそうですが、目のそもそもの形をコ

        ¥300〜
        • 少ない素材で手間をかけずにオリキャラLORAを作ってみる

           AIでイラストが簡単に生成できるようになったことで、絵が描けなくても自作の小説やゲームなど、さまざまなシーンで挿絵イラストを利用できるようになりました。  そこで問題となるのが「AIイラスト生成では、同一人物を指定して難しい」ということ。プロンプトだけで特定人物を出し続けるのはほぼ無理で、どうしてもという場合はLORAとかCONTROLNETでの補助が必要です。  そこで今回は、LORAを使った同一人物のイラスト生成に挑戦してみます。  版権素材とかを使えばキャラクター

          ¥300〜

        日焼け跡がまぶしいLoRAを作ってみた

        ¥300〜
        • ノイズ法XLでイラスト生成したので、気づいたことをまとめてみた。

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        • つり目LORAを作ってみた

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        • 少ない素材で手間をかけずにオリキャラLORAを作ってみる

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        メンバー特典記事

          日焼け跡がまぶしいLoRAを作ってみた

          日焼け跡LORAをつくりました。まぶしいは誌的な表現で、実際にはとくにまぶしくさせたりはしてませんごめんなさい。 oilyとかshiny skinでテカテカするかもしれません。 日焼け跡自体はpromtpでも出せるんですけど、焼け方がめちゃくちゃなラインになることがあって、構図は良いのに焼け跡がダメだからやり直しってのがイラっとしてLoRA化して安定させることにしました。 幸い、学習素材はSD1.5時代に作った日焼け跡LORA用に使ったのが150枚ほど残っていたので、そち

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          日焼け跡がまぶしいLoRAを作ってみた

          ノイズ法XLでイラスト生成したので、気づいたことをまとめてみた。

           先日、noteで下のような記事が公開されていました。  AIイラストでの描き込みを増やすための「ノイズ法」というテクニックの解説です。素晴らしい。  ノイズ法は、画面を花が埋め尽くすような圧倒的な描き込み量が特徴ですが、同時に通常のイラストでもディテールの描き込みが緻密になるという効果もあり、かなり汎用製の高いテクニックといえます。  自分でも実際に試しましたが、出てくるイラストが今まで以上に緻密になって実に楽しい。  2日ほど沼りました。  で、いくつか発見があった

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          ノイズ法XLでイラスト生成したので、気づいたことをまとめてみた。

          つり目LORAを作ってみた

           つり目キャラを愛でたくなったのですが、表情やキャラ属性を無視して、「つり目属性だけ」をプロンプトで出すのは出すのはわりと難しい。  というわけでつり目LORAを作ることにしました。  やり方としては、コピー機使ったスライダー型かつり目イラストを普通に学習するかの二択。  目の場合、目の形そのもののバリエーションが多く、「スライドさせる元の物」が曖昧なので綺麗に効かないような気がします。  一方、通常のイラスト学習も、つり目の再現自体はいけそうですが、目のそもそもの形をコ

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          つり目LORAを作ってみた

          少ない素材で手間をかけずにオリキャラLORAを作ってみる

           AIでイラストが簡単に生成できるようになったことで、絵が描けなくても自作の小説やゲームなど、さまざまなシーンで挿絵イラストを利用できるようになりました。  そこで問題となるのが「AIイラスト生成では、同一人物を指定して難しい」ということ。プロンプトだけで特定人物を出し続けるのはほぼ無理で、どうしてもという場合はLORAとかCONTROLNETでの補助が必要です。  そこで今回は、LORAを使った同一人物のイラスト生成に挑戦してみます。  版権素材とかを使えばキャラクター

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          少ない素材で手間をかけずにオリキャラLORAを作ってみる

          「DORA」と「LoRA plus」による短時間でのLoRA作成

           「LoRAを短時間で作りたい!」ということで、いろいろ試してみました。  自分の最近のLoRA作成のメインストリームは「loha-Prodigyの組み合わせで4000~5000STEPぐらい」です。  うちのGPUは3600Ti-12GB。これでだいたい250STEPで20~30分ぐらいかかるので、4000STEPだと6~8時間、5000STEPだとざっくり7~10時間ぐらいかかります。長い。  で、ここまで時間がかかると手軽に作るのが難しいので、もう少し楽に作れないか

          ¥300

          「DORA」と「LoRA plus」による短時間でのLoRA作成

          PonyDiffusionで生成したイラストをSD1.5モデルでi2iしてクオリティアップ

           i2iを利用すると、構図と仕上げを別のモデルで行えます。  この手法を利用することで、構図に強いPonyでベースのイラストを出してから、背景やディテールに強いSD1.5モデルや人物描画に定評があるAnimagine系で仕上げることで、イラストの総合的なクオリティアップが可能となります。  WEBUIで行う場合は、1枚目のイラストをt2iで出して、それを別途i2iに掛けます。  少し手間がかかるので、ガチャ生産というよりは、お気に入りの一枚をピンポイントで仕上げるやり方がい

          ¥300

          PonyDiffusionで生成したイラストをSD1.5モデルでi2iしてクオリティアップ

        記事

          「DORA」と「LoRA plus」による短時間でのLoRA作成

           「LoRAを短時間で作りたい!」ということで、いろいろ試してみました。  自分の最近のLoRA作成のメインストリームは「loha-Prodigyの組み合わせで4000~5000STEPぐらい」です。  うちのGPUは3600Ti-12GB。これでだいたい250STEPで20~30分ぐらいかかるので、4000STEPだと6~8時間、5000STEPだとざっくり7~10時間ぐらいかかります。長い。  で、ここまで時間がかかると手軽に作るのが難しいので、もう少し楽に作れないか

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          PonyDiffusionで生成したイラストをSD1.5モデルでi2iしてクオリティアップ

           i2iを利用すると、構図と仕上げを別のモデルで行えます。  この手法を利用することで、構図に強いPonyでベースのイラストを出してから、背景やディテールに強いSD1.5モデルや人物描画に定評があるAnimagine系で仕上げることで、イラストの総合的なクオリティアップが可能となります。  WEBUIで行う場合は、1枚目のイラストをt2iで出して、それを別途i2iに掛けます。  少し手間がかかるので、ガチャ生産というよりは、お気に入りの一枚をピンポイントで仕上げるやり方がい

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          PonyDiffusionV6で絵柄をできるだけスッキリさせるための方法論

           SDXL界の2大巨頭といえば「Pony Diffusion」と「Animagine」。  Ponyさんは「えっちい構図が異常なまでに上手いが、似たような絵柄を安定して出すのが難しいクセ強モデル」という特徴を持っています。  そのクセの強さゆえに、ねらった絵をうまく出せずに使うのを止めた人も多いはず。  また、Ponyベースで安定性向上かつ絵柄が日本人好みな派生モデル(momoiroとかAutismMixとか)に移行した人も多いでしょう。  ただ派生モデルは優秀ですが、こ

          PonyDiffusionV6で絵柄をできるだけスッキリさせるための方法論

          コントロールネット:セグメントを使って重なり合う人物を描き分けよう

           AIイラスト生成は、複数人の絡みを描くのが苦手です。  AIは人体構造を理解しているわけではないので、複数の手足が絡みあってしまうと、なにがどうなっているのかという理屈を無視して「それっぽく」描いてしまいます。  なので、人間からすると出てくるはずがないところから手足が伸びてくるし、腕や足がズレて描かれることがあります。  そんなわけで、プロンプトで人と人が抱きつくようなイラストは難度がかなり高め。  何枚もガチャして良い感じのヤツが出ればラッキー! といった感じなので

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          コントロールネット:セグメントを使って重なり合う人物を描き分けよう

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          AIイラストで指をできるだけ簡単に正しく描きたい

           キャラや構図はいい出来なのに、手がぐちゃぐちゃで気に入らない。  AIイラスト生成の大きな課題の一つがコレです。  そこで今回は、破綻のない手・指を出力する方法&出力したものが破綻していた場合に修正する方法を紹介してみます。  ただ、正直なところ、手と指の修正は、タブレットとペイントソフトで修正するのが圧倒的に楽です。  手で描くというと難度が高そうな気がするかもしれませんが、すでにある手や指を修正するだけなら覚えることも少なくいのですぐに慣れます。  マウスだとさすが

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          AIイラストで指をできるだけ簡単に正しく描きたい

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          SDXLのLoRAとかDoRA作成における個人的TIPS

           SDXL環境になってLORAを多く作るようになったので、その中で気づいたコトをつらつらと。  検証とかしてるワケじゃないので、あくまで「個人的な気付き」です。まちがってたらスイマセン。 1.DORA学習のTIPS 主にPRODIGY-LYCORIS/LOHAを使用 LoHAなのでdim/alphaは8/1で十分。たまに4とか16に上げたり下げたり。 総STEP数は2500もあれば十分な出力が見込めるが、念のため3000~6000程度で作成している。 以前はメモリ不

          SDXLのLoRAとかDoRA作成における個人的TIPS

          ケモノ娘を作ると耳が4つになるのが気にいらないので耳消しスライダーを作る

           ネコ耳娘を作っていたら「ケモノ耳とヒト耳で耳が4つになる」絵ばかり出力されました。  耳4つっておかしくね? と気になって調べたら意外と著名キャラが多くてびびった。  「4つ耳ケモ少女」ってワリと普通なんすね。  とはいえ、個人的には耳は2つであって欲しい。  というわけで、ネガティブに「ears」を突っ込みました。  まるで効きません。  当初は「耳消すぐらいネガティブで余裕やろ」って思ってたんですが、ガチでほんとに消せません。  「no ears」「hide ea

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          ケモノ娘を作ると耳が4つになるのが気にいらないので耳消しスライダーを作る

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          inpaintを使って1枚のイラストに複数キャラLORAを適用してみる。

           ハイ、タイトル通り。  一枚イラスト複数LORAは、Regional Prompterを使う手法がメジャーですが、イマイチ思うどおりに扱えず、めんどくさくなってi2iでやることにしました。  RP手法と比べたi2i方のメリットデメリットはこちら。 ・メリット  LORA適用手順はオーソドックなので、高度な拡張機能にありがちなテクニカルトラブルが発生しにくい。  普通にLORAを適用しているだけなので通常使用と同じ効果・使用感。  マスクを使うのでLORAの適用範囲をかな

          inpaintを使って1枚のイラストに複数キャラLORAを適用してみる。

          手足を細くしたり胴を短くしたり…。SDXL用のスライダーLoRAをコピー機学習法で作成してみた

           AIイラスト環境をほぼSDXLに移行させました。  で、ちょっと困ったのが、以前使っていた「手足を細くするLECOとかスライダーLORA」が使えなくなったこと。  体型の微調整が楽にできて気に入ってたんですよね、アレ。  無ければ作ればいいじゃん…ということで体型微調整スライダーLORAを作ることにしました。  今回作ったのは「痩せる太る」「手足を細く太く」「胴を長く短く」「足を長く短く」の4つ。  すべて差分方式、いわゆる「コピー機学習法」で作ってみました。  基本的

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          手足を細くしたり胴を短くしたり…。SDXL用のスライダーLoRAをコピー機学習法で作成してみた

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          シチュエーションLORAの作り方

           シチュLORAを作るときのマイ作法。  あくまで自分流なので、正解かどうかは保証しない。 「他の人はどうやってんのかな?」の参考用にどうぞ。 1:素材集め  素材をできるだけ集める。  量より質なのでクオリティが低いモノは弾く。  可能であれば、ラフに描かれている部分は手作業でブラッシュアップした方がよい。  レアな構図で素材が少ない場合は、低品質のものを入れるぐらいならAIで自作する。  コントロールネットのスケッチとかラインアート使うと、自作落書きを綺麗なイラストに

          シチュエーションLORAの作り方

          AIイラストにおけるプロンプトの書き方TIPS①

           普段、わりとがっつりした記事しか書いてないせいで更新頻度が低いので、時間があるときにStable Diffusionのちょっとしたtipをシリーズ記事かしてみようかなと。  なお、あくまで個人の経験則にすぎないので、「これが正解!」というわけではないので、ご了承のうえお読みください。 カメラの位置を「部位の指示プロンプト」でコントロールする  AIイラストだと、地味にコントロールしづらい「カメラの位置」と「被写体との距離」。  定番プロンプトだと、距離(被写体の大きさ)

          AIイラストにおけるプロンプトの書き方TIPS①

          素材1枚でキャラクターLoRAを作成する:SDXL編

           以前「素材が1枚で作るキャラクターLORA」をいう記事を書いたんですが、最近のAIイラスト環境の変化にあわせて、SDXLでも素材1枚でキャラLORAが作れるのかを試してみました。  今回試した方法は2つ。 1:正則画像を使い、LORAそのもののポーズバリエーションを増やす。 2:1ポーズLORAの強度調整でバリエーションを増やす。  「1」は前回と同じ手法で、「2」はSDXLの表現力の高さを活かした手法です。 1:正則画像を併用してLORAを作成  SDXLに合わ

          素材1枚でキャラクターLoRAを作成する:SDXL編