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AIイラストで指をできるだけ簡単に正しく描きたい

 キャラや構図はいい出来なのに、手がぐちゃぐちゃで気に入らない。

 AIイラスト生成の大きな課題の一つがコレです。
 そこで今回は、破綻のない手・指を出力する方法&出力したものが破綻していた場合に修正する方法を紹介してみます。

 ただ、正直なところ、手と指の修正は、タブレットとペイントソフトで修正するのが圧倒的に楽です。
 手で描くというと難度が高そうな気がするかもしれませんが、すでにある手や指を修正するだけなら覚えることも少なくいのですぐに慣れます。
 マウスだとさすがに厳しいため「タブレットが必要」というハードルがあり、誰でも手軽に…とはいきませんが、イラスト生成にどっぷりはまっているのであればタブレット購入の検討をオススメします。


手を綺麗に出力する

1:手の描画品質を上げるembetting・LORAを導入する

 手が破綻させないための拡張がいくつか公開されています。
 SD1.5だと「easy negative」や「EnvyBetterHands」が人気。
 SDXLだと「Fixhands_anime」が話題となっています。 手・指関係の拡張はこのほかにもたくさんcivitaiなどで公開されているので、いろいろ試してみるのも手です。

左が素の出力、右が同じ絵に「fixhands_anime」を適用したもの。指の本数はもちろん手の描写そのものが向上する。animagine対応。pony系でも効果があるらしいが未確認。

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