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作品を120%楽しめる! 「私の読書術」

自称読書家である。

そんな私の、主に小説をより楽しめる読書術を紹介したい。


私の読書術

さて本を読む時どうしているだろう?

ブログや物語以外の文章は、サッと速読してしまうことも多い。

しかし私の場合、小説に関しては、
登場人物ごとに「声」をあてはめて読んでいる。

頭の中で、彼らが会話しながら物語が進む。

すると、作品の場面がとてもイメージしやすい。

時には、ほほえましく、またある時は緊張感を。

それらを頭の中でリアルにイメージして、
より作品のよさを堪能しながら読むことができる。

あてはめる「声」は、まぁオタクなのでアニメの声優の声だ。

作品の登場人物を表す文章をもとに、
お気に入りの声優の声をあてはめて読み進めるのである。

主人公やヒロイン、敵役などさまざまな声をあてはめて読んでいく。

オタク歴が長いので、頭の中に多くの声をストックしている。

お気に入りは、やはり個性的な女性の声は
林原めぐみ(綾波レイ、灰原哀役)をあてはめることが多い。

池田秀一(シャア・アズナブル、シャンクス役)も要所で多用している。

すると時には、絶対共演のない声同士が物語を繰り広げたり、
アニメではありえない芝居を演じたりと、予想外の展開もある。

読んでいてとても楽しめるし、作品自体も強く記憶に残る。

ちなみに本の続編が出たら、再び以前使っていた声で読んだりして、
世界観がまさによみがえる。

登場人物が多すぎて、誰の声か忘れないようにメモしておくこともある。

「いい声」が決まらなくて悩み、そのために読むのを中断することも珍しくない。

作品にとても愛着が持てる。

ちなみに小説以外でも、ナレータとして好きな声で読んでいる。


二次元から三次元へ

さらに、その「声」を最近は俳優の声も使うことが多くなった

ドラマの原作を読むときなどに多い。

声優より一段上の、声だけではなく、
お気に入りの俳優の演技をイメージして読むことができる。

イメージが二次元から三次元に広がった感覚である。

代表例を紹介すると、東野圭吾の「ガリレオ」シリーズがある。

私の場合ドラマから入ったので、
もちろん福山雅治と重ねて読んでいる。

昨年、このシリーズの「沈黙のパレード」が映画化された。

映画も観たが、その前に原作を読んでから観に行った。

原作の登場人物一人ひとりを、私の気に入った俳優にあてはめて、
強くイメージして読んだ。

物語に没入した。

その結果、福山雅治を意識した著者の意図がうかがえ、
原作を120%楽しむことができたと自信をもって言える。

映画も良かったが、私の選んだ個性的な俳優の方がふさわしい、
と思える配役が多々あった。

もっとも、そういう角度から映画を観るのもひとつの楽しみである。


まとめ

いかがだったろうか。

作品を120%楽しめる! 「私の読書術」
とは、「声」を鍵に、登場人物をリアルにイメージして、
より作品の世界に没入して読むことだ。


まぁ、あまり他の人がどうやって読んでいるか、
聞いたことがないので書いてみた。

小説に縁遠いなんて人がいたら、もったいない。

小説は脳の中で、現実に起こりうるできごとを、
シミュレーションするのに役立つという。

つまりこの読み方で、より効果的な脳トレにもなる。

ぜひオススメだ!!




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