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【読書記録】『伝わるのは1行。』を読みました!

こんにちは、じゅくしんです。
今日の読書記録は、

伝わるのは1行 田口まこ著

です!


残念だが2行以上の情報は読み飛ばされている


読み飛ばされる文章には共通点があるそうです。
それは長いこと。企画書でもSNSの文章でも、とにかく長い文章というのは嫌われて、
相手に「これを読むのか…」と思わせてしまう。

黒々とした文章の固まりがあると、誰にも読んでもらえません。なので、読んでもらうためには短い言葉で伝えなければならない。

そのために言葉を磨いて厳選し、1行の大体20字から30字で伝えなければならない。
2行以上の文章は基本スルーされると考えていいそうです。

以前仕事をしたコンペ全戦全勝コピーライターのプレゼン資料は全て1行だった?


基本的にプレゼンは、マーケティングやプレゼンテーターの言いたいことがびっしりと文章で書かれてしまう。

しかし、そういった人のプレゼンでは偉い人が居眠りしていたり、興味を失くしてしまっていた。

全ページ1行でプレゼンをしていたクリエイティヴディレクターは、リズミカルに10ページほどの企画書を説明し、

「さぁ見てくださいジャジャーン!」

という感じで、最後に自分の広告を見せるという手法を取っていて、コンペで負け無しだったそう。

そもそも広告とは、興味のない人に見てもらうための手段なので、とにかく読んでもらうことに負担がかからないこと。短くわかりやすいこと。難しい言葉を使っていないことが重要である、と本書では書いていました。


文章だけでなく、話をする時も、思っていることを1行で簡潔に伝える技術を磨いておくと、より他の人より差がつくそうです。

伝わる一行を書くためのステップとは?

1行の基本は
「本当に言いたいこと」
を見つけて無駄な箇所を削ぎ落とすことであると、本書は書いています。

以下の4ステップを踏んでいくと、伝わる一行を書くことができるそうです。


ステップ1
誰に伝えたいのか具体的に思い浮かべる。
性別年齢立場とかとにかく色々具体的にするとよい。

ステップ2
伝えたいことをとにかく沢山書く
ノートでもパソコンでも、とにかく沢山思いついたものを書いていく。

ステップ3
書き出した言葉の中から伝えたいことを決める。ステップ1で想定した伝えたい相手が興味を持つような言葉を集めていく。

ステップ4
選びだした言葉をブラッシュアップして1行を完成させる。

最後に

私も、どうしても文章を書く時にダラダラと長い文章を書いてしまう傾向があります。
本書はコピーライターの方が書いた本なのですが、自分に参考になる部分が多くありました。

2行以上の文章は読み飛ばされるというのは、ドキッとした部分で、確かにインスタの文章もTwitterの文章も、文字数制限があることで、読まれるわけです。しかしnoteや仕事でのメールなどは、文字数制限がないので、ダラダラと長くなりがちです。

人にストレスを与えない文章量を意識したい、と強く感じました。

文章を削って、より相手に簡潔に伝えやすくすしたいです。文章は簡単に。簡潔に。1行で。これを意識しながら今後のnoteの文章も書いていこうかと思います。

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