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なぜ自転車の乗り方を忘れないのか? それは手続き記憶だから。

こんにちは、じゅくしんです。

昨日の日記で、25年ぶりに自転車を購入して、乗り始めたことを書きました。

そして、自転車に乗り始めて思ったことは、

「こんなに何十年ぶりに乗っても、乗り方って忘れないものなんだ」

ということです。

例えば私は資格勉強をしていますが、大抵のことは翌日には忘れてしまいますし、一週間後、1年後、10年後、となってくると確実に忘れているでしょう。

そんなことを疑問に思って調べてみると、

「手続き記憶」

という言葉がでてきました。

手続き記憶というのは、自転車の乗り方や泳ぎ方などを覚える記憶で、何らかの形で自分の身体的な動作などを、同じことを繰り返し行うことで記憶になるそうです。

勉強したりして、いわゆる頭で覚える「陳述的記憶」というのは、結構忘れてしまうことが多いそうなのですが、この身体的な動作を伴った記憶というのは、体で覚えるので、10年後とか長い期間空いたとしても忘れにくいそう。

こうして考えると、記憶って奥が深い…。

どうしても私は脳とか記憶についてイメージするとき、パソコンのハードディスみたいなものをイメージしてしまうのですが、実際に人間の記憶するという行為は、そこまで単純なものではなくて、色々な記憶の方法があるし、記憶が収納されている場所も脳の一部分だけではない。

つまり、人間というのは、ありとあらゆる記憶について、上手に使いこなす方法さえ分かれば、もっともっと覚えるのも、そしてそれを思い出すのも簡単になるのかもしれないですね。


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