ポジティブ心理学講座受講レポート:かめちゃん ~幸せに満ちた素敵な夏になりました~
(アッキー)
はじめに、ポジティブ心理学講座を受けたいと思ったきっかけは何ですか?
(かめちゃん)
ちょうど3年前くらいに幸福学の本を読む機会があって、そこでポジティブ心理学も紹介されていたので、興味を持つきっかけになりました。
私はポジティブな方だと思うんですが、でも実際のところはどうなんだろう??と思っていて、元々心理学には興味があり、ポジティブ心理学関連の本も購入したんですが、本で理解するのは大変なので、受講して学びたいと思いました。
(アッキー)
講座を受ける前に、課題に感じていたことや悩んでいたことはありますか?
(かめちゃん)
私は管理職なので、日々もっと組織をよくしたいと思っていて、そこにポジティブ心理学が一助になればいいなという期待がありました。
(アッキー)
ポジティブ心理学を学べる場はたくさんある中で、私が主催するポジティブ心理学プラクティショナー講座を選んだ理由は何ですか?
(かめちゃん)
まずは色んな講座がありすぎて、選ぶのが大変ですよね。(笑)
特に今回のような「幸せ」や「ウェルビーイング」がテーマのものは、怪しいのもあるかもしれないですし。
そのようななかでこの講座を選んだのは、まずテーマが「ポジティブ心理学」という確立されたちゃんとした心理学であること。
あともう一つは、主催者がアッキーさんだったということが大きかったですね。
これまで様々なアッキーさんの講座を受けてみて、どれもすごくいい場だったし、学び深い場だったので、アッキーさんが主催するものへの安心感と信頼感がありました。
あとは、アッキーさんも募集の時に案内されてましたが、単にポジティブ心理学だけを学ぶのではなくて、アッキーさんの多様な専門分野である成人発達理論やNVC、組織開発などの、様々な観点から学ぶことができるというのも決め手になりました。
(アッキー)
講座を申し込む前に不安を感じていることなどはありましたか?
(かめちゃん)
期間が長く回数も全15回あるので、毎回参加できるかが不安でしたが、欠席する日は動画アーカイブを見ることができるのが安心材料になりました。
あとは、単発で学ぶのではなくて、4ヶ月間かけて、ただ学んで理解しておしまいではなく、継続して取り組みたかったので、実践する機会もあるこの講座に参加したいと思いました。
(アッキー)
実際に講座に参加してみてどうでしたか?
(かめちゃん)
私にとって一番印象的だったのが、ポジティブ心理学は、「ポジティブが大事」「ポジティブじゃないといけない」ではなくて、「ネガティブも大切に受け入れるんだよ」と気づけたことが大きかったですね。
やっぱり心理学は個人で学ぶのが難しくて、本だと分かったような分からないような感じになるので、教えてもらえる講座だからこそ理解することができました。
そして単に知識を学ぶだけではなくて、参加者のmessengerスレッドのThree Good Thingsの毎日投稿であったり、日常の中での実践であったり、講座中も様々なワークを通じて、気づくができたのが良かったです。
私は講座を受けている途中に、趣味の運動の大会に出る予定があるのに足首を捻挫してしまって、これまでの私なら、怪我をしたのは私が悪いのだから、仕事でも自分が頑張らないといけないと思っていたと思います。
でも、ポジティブ心理学を学んでいる最中だったので、誰かに相談したり頼ったりすることができたし、あとは色んな事に感謝するようになりました。頑張っている自分にも感謝だし、徐々に治っていくことにも感謝だし、周りの方のサポートにも感謝だし、治った後に普通に動けるようになることの当たり前にも感謝でしたね。
日常起きたことに講座中の学びが結びついて、ポジティブ心理学の大切なことを実体感することができました。
(アッキー)
ポジティブ心理学を学ぶことによって、「感謝」の味わい深さや余韻が違ってきますよね。
ただ「美味しい!美味しい!」ってパクパク食べるのと、「あぁ、美味しいなぁ・・・」ってじっくり味わって食べるのでは、同じ料理でも余韻が違いますからね。
(かめちゃん)
感覚でしかないですが、落ち込みすぎたり、自己嫌悪になることなく、自然とポジティブな状態になっていくので、怪我や病気の回復力が高まる気がするんですよね。
(アッキー)
研究・統計で幸せな人は長生きするって結論が出ているから、そういう効果もあると思いますよ。
(かめちゃん)
そうなんですね。(笑)
心だけでなく体の健康にも結びつきそうですね。
(アッキー)
私たちは、「ポジティブ」という言葉について、無理矢理ポジティブシンキングしようと捉えることが多かったりしますよね。
それって左を向いているのに「いやいや右を私は向いている!」って強引にしていることだし、ネガティブをポジティブ転換しようとすること自体が、ベースとして自分の中の欠けていること、足りないところ、できないことに意識が向いてますよね。
ポジティブ心理学は、意識する方向そのものを、普段自分が意識していなかったこと、気づいていなかったところにスポットライトを当ててあげることなんですよね。
私たちは、どうしても「無い」「足りない」「欠けている」に意識が奪われがちですが、自分の中に「在る」「満たされている」ものに意識を向けていく。そこへの感度が高まっていくとメンタルダウンしづらくなっていくし、レジリエンス力も高まっていくんですよね。
(かめちゃん)
ほんとそうですね。
講座を受けている期間のなかで、仕事でもすごく大変なことがあったりもしたんですが、嫌だから蓋をするとか、目を背けることなく、自然とうまく向き合えるようになりましたね。
(アッキー)
自然と、というのが大切ですよね。
大変ことが起きた際に、「これはきっと成長機会だ」「大事な機会だ」と無理矢理ポジティブ転換しようとするのではなく、ちゃんと「大変だな」「しんどいな」ってことをしっかりと受け入れて、そのうえでポジティブな側面にも自然と意識が向いている状態であることが大事ですね。
(かめちゃん)
私も何かあったら「ピンチはチャンス」と思い込もうとする傾向がありました。
でもそれを、「思おうとして思う」ではなくて、自然と「チャンスだな」って感じたり、偶然じゃなくて必然だなって当たり前に感じるようになりましたね。
(アッキー)
今そのことを語っているかめちゃん自体がすごく自然な感じですよね。
笑顔を作ろうとしているわけでもなく、肩の力も抜けていて。
(かめちゃん)
講座を受けていくなかで、心のあり方が変わっていきましたね。
あとは、人の問題点や課題に意識を奪われやすかったのですが、強みに着目するようになったし、人の強みに好奇心を向けて知りたいと思ったり、それをどう活かせるかに関心が向くようになりました。
そのことによってその人のパフォーマンスが高まっていく、組織が良くなっていくのを実感し、欠点を見て任せないではなく、強みを信じて仕事を任せられるようになりました。
それができたのも、ポジティブ心理学講座が一方通行で学ぶ場ではなく、アッキーさんや他のメンバーとの対話をすごく大切に場作りされていて、その場の中でも互いの強みに好奇心を向けたり、活かし合おうとする雰囲気が合って、講座を通じて私自身が強みを活かすことの効果を実体感できたのが大きいですね。
(アッキー)
講座の中で印象的だったことはありますか?
(かめちゃん)
PERMAが印象的で今でも意識していますね。
講座の最初はPERMAのことをよく分かっていませんでしたが、全15回の講座を通じてPERMAと結びつけて考える機会があり、講座が終わった今でもPERMAを貼って日々の振り返りに活用しています。
今の自分の状態とか、PERMAのここが満たされているな、ここはもっと大切にしたいなと、ウェルビーイングに繋がる要素を意識するだけでも、幸せを味わいやすくなっていますね。
(アッキー)
いい変化ですね。
講座の中でも「意識する方向を意識してください」とお伝えしてますが、例えば、「今身の回りにある赤い物を見つけてください」と伝えると探すことができますが、赤い物は元々そこにあったわけで意識したことで認識することができるわけで。
PERMAも、意識を向けることによって、日常の中で自分の中にあるその要素に気づきやすくする、すでに在るものを見つけやすいし、日常見落としがちなものも見つけられたり、そこに感謝がわいたりするんですよね。
大変なときも、そこに意識を奪われて翻弄されるだけでなく、「在る」ものにも意識を向けられるようになり、心が落ち着いていく、いつの間にかウェルビーイングであれる状態になっていきますね。
(かめちゃん)
ポジティブ心理学講座に参加してイメージですが、体が大きくなったというか、気持ちが大きくなったような感覚がありますね。私自身が広がったような感じです。
あとは、アッキーさんが「筋トレだから」「繰り返しやっていけば勝手に筋肉はつくから」と言ってくれたのがすごく心強かったですね。
これまで心理学とかも学ぶなかで、「どうせやっても無理なんじゃない?」「私なんかができるのかな?」って思うことが多かったですが、ポジティブ心理学講座は日々簡単にできることも多く、日常的にやっていくなかで自然と習慣も変わったり意識も変わっていきました。
だから15回もあるってことが凄く大事だったんだなぁ、それだけ頻度多くやることによって、これだけの実感を持って変化を感じられたんだと思います。
(アッキー)
週1回ペースで開催されることも意味がありますよね。これが2週間に1回のペースだと、前のことを忘れたりして、日常のことに揺り戻されてしまうんですよね。でも、毎週ペースだとポジティブ心理学の影響が日常に及びやすくて、無理せず変化を感じられるのがいいところですね。
私の講座中の場作り、ファシリーテーションについてはどうでしたか?
(かめちゃん)
すごく心地よく参加できましたね。あまり力を入れなくて自然体で参加できますし、アッキーさんの説明は分かりやすいし、それだけでなく深さもあって素直にすっと入ってきましたね。
あとは、アッキーさんが参加者の色んな特徴を感じてくれて、参加者の個性にあわせて接してくれたのも、対話しやすい雰囲気に繋がったんだと思います。
これだけの学びと変化を実感できたのは、アッキーさんの講座だったからというのがすごく大きかったですね。色んな気づきに巡りあえたし、参加してすごく価値を感じられて、2023年のいい時間を過ごせた!いい夏になったって思っています。(笑)
(アッキー)
あらためて、かめちゃんがポジティブ心理学を学んだことには、どんな意義がありましたか?
(かめちゃん)
私にとって、ポジティブ心理学を学んだことは、未来を考えるきっかけになりました。
年齢的にも定年のカウントダウンに入っていて、「その後はどうしようかなぁ」と思っていたのですが、今は「次何ができるかな!」「こんなことやりたい!」って思うポジティブなパワーが出てきていますね。
それはポジティブ心理学を学んで心にゆとりができたり、私自身の器が大きくなった感覚があって、チャレンジしたい意欲が増していますね。
(アッキー)
ウェルビーイングな状態だと創造性が3倍高いと言われていて、創造性が高いってことは創造意欲が増しているってことですよね。
かめちゃんの今の話しだと、頭で考えてそうなっているんじゃなくて、器が大きくなって自然とそうなっているってことは、まさに「ウェルビーイングになる」ではなくて、「ウェルビーイングである」という状態をかめちゃん自身が体現されているんですね!
(かめちゃん)
ほんとそうですね。
ポジティブ心理学を学んで、本当にいい夏になりました!(笑)
(アッキー)
このポジティブ心理学講座をお勧めしたい人はいますか?
(かめちゃん)
もっと幸せを味わいたいと思っている人全員にお勧めですね。
あとは、幸せなプライベートかもしれないし、仕事かもしれないですが、その場を幸せにしたいと願っている人が受けるといいと思います。
「もっともっと幸せを味わえる自分に気づくことができて、もっともっと幸せになれるよ」って伝えたいですね!
(アッキー)
素敵な実体験をシェアいただいて、ありがとうございました!