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「今日の1曲」2022.11.05 - 11.11

11月5日(土)

今日の1曲 は1960年代終盤から1970年代前半に活躍したアメリカのソフト・ロック系のバンドのヒット曲……のインストルメンタル・カバー・バージョンです。

この曲は1970年代の始めごろにヒットした曲で、全米4位まで上るヒットとなりました。イントロから特徴的なギターの音が流れる曲でしたが。

一方、今日のバージョンはその曲を、ソロ・ギターでカバーしたもので、特殊なエフェクトとかがまるでかかっていない生な音での演奏です。

1977年のアルバムからの1曲。19時ごろに。

【If (1977)】
オリジナルはアメリカのソフト・ロック・バンド、ブレッドによる1971年のヒット曲で、全米4位になっています。こちらのジョー・パスのギターによるバージョンは、彼のソロ・ギター・アルバムの『ヴァーチュオーゾ #2』に収録されています。


11月6日(日) 

今日の1曲 は、1970年代後半にヒットしたアメリカの男性シンガーソングライターによるヒット・ナンバー……のカバー・バージョンです。

バラードが得意なイメージのある人ですが、この曲はディスコ・ブームの中でアップテンポな曲で、日本でもヒットしました。今日のバージョンはそんなオリジナルに忠実なイギリスの女性シンガーによるカバーですが。

この曲、実は1つのストーリーを語ったモノになっているんですが、それを今日のバージョンではわかりやすくみせています。TV番組での演出なんですけどね。

1978年のヒット曲を翌年カバーした映像で。19時ごろに。

【Copacabana (1979)】
オリジナルはもちろんバリー・マニロウの1978年の大ヒット曲で、彼の代表曲でもあります。このシャーリー・バッシーのカバー・バージョンは、翌年に発売された彼女のシングルのB面に収録。映像はTV番組からのもの。歌詞の内容がよくわかります(笑)


11月7日(月)

今日の1曲 は、1970年代始めごろに大ヒットした女性シンガーソングライターのアルバムの中の曲で、シングルカットもされてそちらも大ヒットした曲……のカバーです。

15週間全米1位で、300週間以上アルバム・チャートに入っていたというオバケみたいなアルバムで、しかも多くのアーティストがカバーする曲も沢山という名盤なんですが。

今日のバージョンは、わりと最近のもので、しかも日本のロック・ユニットによるものです。なんでもCMソングとしてレコーディングしたら評判がいいので、正式にリリースしたのだとか。

2018年のシングルに収められたバージョンを、19時ごろに。

【I Feel the Earth Move (2018)】
オリジナルはキャロル・キングの『つづれおり』から、“It’s Too Late” との両A面で全米1位を獲得。この GLIM SPANKY のカバーは、メンバーの松尾レミがCM用に歌ったモノへの反響を受けシングル中の1曲として正式リリースしたそうです。


11月8日(火)

今日の1曲 は1970年代前半のプログレというかサイケデリックというか、そんなロック・ナンバーです。イギリスのバンドのヒット曲なんですが。

このバンドは、1960年代にいくつかのヒット曲を出して活躍していた別のイギリスのバンドのキーボーディストが独立して作ったバンドでして。バンド名にも自分の名前をつけたりしていたんですね。

で、この曲でも彼のオルガンソロがフィーチャーされていて、それが良いのですけど。シングル化するときに時間の関係でソロはほとんどカットされてしまったというね(涙)

まあ、それでもヒットしたんでバンドのためには良かったんでしょう。1972年のヒット曲を19時ごろに。

【Hold Your Head Up (1972)】
アージェントは元ゾンビーズのキーボードのロッド・アージェントのバンド。この曲は全米5位になりました。このアルバム・バージョンは、シングルではだいぶカットされましたが、リック・ウエィクマンは最高のオルガンソロと言っていたとか。


11月9日(水)

今日の1曲 は、1970年代中盤のイギリスのロック・バンドのヒット曲です。アルバム・セールスの強いアーティストっていう感じもある中、シングルとして最も売れた曲だそうで。

このバンド、サザン・ロック的な匂いもするブルーズ・ロック系のバンドでして、ツイン・リードのギターが特徴的なバンドでした。

なので、本国のイギリスよりもアメリカやカナダを中心に活動することが多かったようです。て、過去形で書いてますが、今でも活動は続けているようです。

1975年から翌年にかけてのヒット曲です。19時ごろに。

【Slow Ride (1975-6)】
フォガットはロンドンで結成されたロック・バンドですが、スライド・ギターを使うなどサザン・ロックっぽいところもあり、アメリカやカナダを中心に活動していました。アルバムのセールスが良かったバンドですが、最もヒットしたシングルがこちら。


11月10日(木)

今日の1曲 は1990年代後半のヒット曲で、当時、日本でもよく聴かれた曲です。スウェーデンの男性シンガーのデビュー曲なのですが。

俳優としても活動をしている人で、結局この曲がこれまでのところ彼の最大のヒット曲でもあります。この人、スウェーデン人ということなんですが。

実は彼の父親は、有名なジャズのミュージシャンでした。アメリカのジャズマンて、ヨーロッパに移住する人も多かったですが、そんな一人だったわけです。

1997年のヒット曲を、19時ごろに。

【Save Tonight (1997)】
イーグル・アイ・チェリーはジャズ・トランペッターのドン・チェリーの息子で、シンガー/俳優として活動していますが、父親がヨーロッパに移住した後の子供なので、国籍はスウェーデンという人。彼のデビュー曲で最もヒットした曲がこちら。


11月11日(金)

映画のサントラで使われて曲がヒットする、なんていうのはよくあるパターンで、そういうのはたいてい映画も曲も両方ヒットするというのが普通なんですが。

今日の1曲 は、映画の方は大コケというか大不評だったのにもかかわらず、曲の方はヒットしたというパターンでした。アメリカのR&Bグループの1970年代後半のヒット曲。

オリジナルはイギリスのロック・バンドの曲で、それのカバー・バージョンでした。まあそれだけ曲もカバー・バージョンのアレンジも優れていたということなんでしょうね。

1978年のヒット曲でした。19時ごろに。

【Got to Get You into My Life (1978)】
ビージーズとピーター・フランプトン主演の映画『サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のサントラに収録のバージョン。映画は大コケでしたが、この曲はヒットしグラミーも獲得。ポールもお気に入りだとか。

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。