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「今日の1曲」2022.05.07 - 05.13

5月7日(土)
今日の1曲 も1960年代終盤にレコーディングされた、サイケデリック・ポップ/ロック系のヒット曲です。今日の曲を演奏しているのもイギリスのグループですが。

イギリスはイギリスなんですが、スコットランドのグループなんですね。このバンドは、スコットランドのグループとして初めて全英チャート1位になった人たちだそうです。

今日の曲は、その曲ではないんですが、世界的なヒットになった曲です。曲の1部ですがテープの逆回しなんて手法も使われています。

1969年から翌年にかけてのヒット曲。19時ごろに。

【Reflections of My Life (1969-70)】
マーマレードはスコットランドのバンドで、「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」をカバーして全英1位になったりもしています。この曲は全米10位になるなど世界的にヒットしました。ギターソロでは、一部テープの逆回しなども使ってます。


5月8日(日)
今日の1曲 も、1960年代の終わりにレコーディングされたナンバーですが、今日の曲はソウル系のヒット曲です。フィラデルフィア・ソウルの男性ヴォーカル・グループの曲。

このグループはある兄弟を中心に結成され、彼らと若きプロデューサー、トム・ベルが出会ったことで、ヒット曲を生み出しました。

特に今日の曲と、もう1つの曲はミリオンセラーとなり、ソウルのクラシックとして、多くのアーティストにカバーされています。

1969年から翌年にかけてのヒット曲を、19時ごろに。

【Didn’t I (Blow Your Mind This Time) (1969-70)】
「ララは愛の言葉」のデルフォニックスの全米10位になるもう一つの代表曲。この曲はアレサ・フランクリンなど多くのアーティストがカバー。ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのバージョンは全米8位になりました。


5月9日(月)
ゴールデン・ウィークの連休も終わってしまいましたねえ。そんな日には、活きのいい曲がいいなあと思っていたのですが、そうしたら 今日の1曲 を見つけまして。

オーストラリアのバンドなんですが、つい最近デビューアルバムをだしたばかりということで、そこから先行配信された曲だそうです。

このバンドの詳しいことは知らないんですが、なかなか元気で、連休ボケした頭にはちょうどいいのではないか、と思い今日はこれにしました。

4月に発売になったアルバムからのシングルです。19時ごろに。

【Halfway Out the Door (2022)】
ロメロはオーストラリアのメルボルンを拠点とするパワーポップ・バンドだそうで、それ以上の詳しいこと知らないんですが(知らんのかい)、なかなかストレー
トにロックしてる感じで、近ごろ珍しいなと思いました。現場からは以上です。


5月10日(火)
今日の1曲 は1960年代終盤に出たアメリカの女性ポップス系シンガーソングライターの代表的ヒット曲です。この人には別にもう1つ代表的ヒットあるのですが。

そちらのヒット曲の方は、彼女の書いたものではないのですね。バート・バカラックとハル・デイヴィッドという人気作詞作曲コンビによるものでした。

今日の曲の方は、彼女の作品(共作)となっています。後に映画のサントラの中でカバーされてリバイバル・ヒットもしているという曲です。

1969年のヒット曲を、19時ごろに。

【Put a Little Love in Your Heart (1969)】
アメリカのシンガーソングライター、ジャッキー・デシャノンの代表曲で、彼女が自分の弟たちと共作で書いた曲です。1980年代にアニー・レノックスとアル・グリーンのデュエットでヒットしましたが、こちらがオリジナルでした。


5月11日(水)
今日の1曲 は、1960年代中盤に出た、R&B系の男性ヴォーカル・グループによるヒット曲です。いくつかのヒット曲のある人たちですが。

この曲は、特に数多くのアーティストにカバーされていて、名曲と言って良いのではと思います。そのジャンルもさまざまで、ジャズ、ロック、ポップスと多岐にわたっています。

とはいえ、オリジナルの今日のバージョンがいちばん有名なのですが、リード・ヴォーカル担当のシンガーの高音の歌声が特に印象的な曲です。

1964年のヒット曲。19時ごろに。

【Goin’ Out of My Head (1964)】
1960年代にいくつかのビッグ・ヒットを放っているリトル・アンソニー&ジ・インペリアルズの代表曲の1つ。ジャンルを越えて、多くのジャズ(ウェス・モンゴメリーとか)、ロック(ゾンビーズとか)のアーティストにカバーされている名曲。


5月12日(木)
今日の1曲 は、1950年代中盤から1970年代後半まで活躍したソウル/R&Bのヴォーカル・グループの1960年代終わり頃のヒット曲です。

このグループのリーダーはソングライターでもあり、プロデューサーでもあった人で、後にはソロとしてもヒット曲を生み出している人ですが。

この曲についても、彼が共作者でプロデュースも担当していますが、まだグループで活動をしていた頃の曲です。恋人に捨てられた女性に「泣かないで、僕がいるから」というような歌詞の曲。

1969年のヒット曲でした。19時ごろに。

【Baby, Baby Don’t Cry (1969)】
スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズによる全米トップ10入りしたミリオンセラー・ヒット曲。スモーキー・ロビンソンの語りとバックに流れるマーヴ・ターピンのギター・ワーク等々、色々凝ったアレンジになっておりますな。


5月13日(金)
今日の1曲 は、つい最近発売になった、あのギタリストによるニュー・アルバムからの1曲です。2年ぶりのアルバムのようですが。

この2年間というと、ちょうどコロナ禍の時期にあたるわけで、このアルバムもそんなコロナ禍の影響をもろに受けた状況で生れたものになっています。

この人はギタリストとして45年のキャリアだそうですが、その中でもこのような状況は初めてで、やはりコロナがなければ生れなかったアルバムなのでしょうね。

5月に出たばかりのアルバムから。19時ごろに。

【Honest I Do (2022)】
5月6日発売のジョン・スコフィールドのニュー・アルバムは、ルーパーなどを活用した初めてのソロ・アルバムだそうで、そこからの先行配信曲がこちら。スタンダードをはじめ様々な曲が収録されていますが、こちらは彼が1991年に発表したオリジナル曲。


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。