見出し画像

「今日の1曲」 2021.06.12 - 06.18

6月12日(土)
今日の1曲 はアメリカのロック・ミュージシャンの1970年代の初頭のヒット曲です。この人は、グループやスタジオミュージシャンで活動したのちにソロになったのですが、そのソロ時代の曲。

この人、歌も歌っているのですが、特にハモンドオルガンの名手として知られていたそうでして、「ロック最強のオルガンプレイヤー」とか書いてる人もいましたが。まあそれはさておき。

ともあれジミヘンなどとも共演したりもしており、評価を受けていたと思われるのですが、1970年代後半には若くして引退してしまったそうです。理由はよく分かりませんが。

1971年のヒット曲です。19時ごろに。

画像1

【Do You Know What I Mean (1971)】
リー・マイケルズは、1970年代活動していたロッカーで、ギター、ピアノに加えオルガンも弾くマルチ・プレイヤー兼シンガーでした。自分の彼女が浮気している理由を聞いたら、愛してるって言ってくれないから……とかそんな内容の歌。


6月13日(日)
今日の1曲 は1980年代後半にいちばん活躍していた女性R&B/ダンス・ポップ系シンガーのヒット曲です。もともとディスコ系のグループにいたのですが。

1980年代中盤に独立して、一時イギリスに渡って、ソロだったり他のアーティストとコラボしたりして活動していました。例のバンドエイドのアルバムにも参加したりしています。

その後、アメリカに戻って、メジャーデビューを果たして、ヒット曲を次々と生み出していた、今日の曲は、そんな時代の曲でございます。

1989年のヒット曲を、19時ごろに。

画像2

【Everything (1989)】
ジョディ・ワトリーがシャラマーを離れてソロとなって2枚目のアルバムからの全米4位となったヒット・シングル。この当時(1980年代後半)ワトリーはヒットを連発していましたね。この前年にはグラミーの新人賞も獲得していました。


6月14日(月)
今日の1曲 は、1960年代活躍していた、アメリカのロック/ポップ・グループのヒット曲の一つです。いわゆるブルー・アイド・ソウル系のグループとして、ライチャス・ブラザーズあたりとともに有名な人たちですが。

今日の曲は、R&B的なノリが強いかというと、そうでもなくて、ちょっとラテンっぽいというか、ヨコノリ的というか、そんな感じの曲です。ラテン・パーカッションとかも使ってますね。

この曲は、彼らが演奏の仕事で、あるところにいった時の印象を元に書かれたのだそうです。早い話南の島のほうなんですけどね。なので、ちょっと牧歌的なリラックスしたノリの曲になっています。

1968年のヒット曲を、19時ごろに。

画像3

【A Beautiful Morning (1968)】
ザ・ラスカルズのヒット曲。ヤング・ラスカルズからバンド名が代わって最初のシングルでした。コンガとか入ってリラックスした感じの曲ですが、バンドがホノルルで演奏するために招かれたとき、現地の朝の印象をもとに書かれたのだそうです。


6月15日(火)
今日の1曲 は、1970年代のR&B/ソウルの女性と男性シンガーのデュオによるヒット曲です。2人のアルバムからのシングルカットで、全米5位になるヒットでした。

収録されたアルバムも全米3位になっていますね。2人はこの曲でグラミー賞も受賞し、その数年後またデュオアルバムをレコーディングするのですが。

ただ、残念なことに、男性のほうが、そのレコーディングの途中で不慮の死をとげてしまい、アルバムは女性シンガーが男性シンガーに捧げる形の発売になってしまいました。

1972年のヒットシングルです。19時ごろに。

画像4

【Where Is the Love (1972)】
ロバータ・フラックとダニー・ハサウェイのデュオ・アルバムからのシングルカットで、全米5位になるヒットでした。元々はフィフス・ディメンションのために書かれたそうですが、2人のアルバムに曲が必要だということで回ってきたのだとか。


6月16日(水)
今日の1曲 も、1970年代のソウル/R&Bのヒット曲なのですが、昨日と違って歌っているのはソロの男性シンガーです。

この人は1950年代から活動していた人で、最初はゴスペルシンガーとして、サム・クックのいたグループにクックの後釜として入ったそうです。

その後サム・クックの作ったレーベルでレコードを出したりしたようですが、クックが亡くなってからはスタックス・レーベルで、ヒットを出していますね。

1973年のヒット曲です。19時ごろに。

画像5

【I Believe in You (You Believe in Me) (1973)】
アーカンソー出身のソウル/R&Bシンガー、ジョニー・テイラーのヒット曲。テイラーのヒット曲としては「ディスコ・レディー」がおそらく一番有名ですが、この曲もソウル・チャートの1位になるヒット曲となりました。


6月17日(木)
今日の1曲 は、元々ラブソングとして書かれた曲だったらしいんですが、女性シンガーが歌うことになり、歌詞が女性の歌うラブソングとしてはちょっと……ということになりまして。

歌詞を直すっていう手もあったかもしれないんですが、そうしないで、親と子の絆の歌にしてしまったという、そんな曲です。歌っているのは1970年代にヒットをいくつも出していたシンガーなんですが。

で、レコーディングするときに彼女の娘さんも登場させているんですね。歌ではなくて、語りで参加してますけど。で、努力のかいあって(?)ヒットしたという、そんな曲です。

1974年のヒット曲でした。19時ごろに。

画像6

【You and Me Against the World (1974)】
ヘレン・レディのヒット曲で、ケニー・アッシャーとポール・ウィリアムズのコンビによる作品。ウィリアムズも自分のアルバムにレコーディングしていますが、元々はラブソングだったのを、レディは親子の歌として歌っています。


6月18日(金)
今日の1曲 は、1960年代に出たビーチ・ボーイズのヒット曲……のカバー・バージョンです。ビーチ・ボーイズと同様に1960〜70年代に活躍していた男性シンガーが歌っているのですが。

オリジナルの方は1965年に全米No.1を記録しているヒット曲です。今日のカバー・バージョンもシングルとしてリリースされて、そこそこのヒットになりました。

今日のカバー・バージョンの方には、ビーチ・ボーイズのメンバーの1人もゲストとして参加したりしています。仲よかったんでしょうかね。

1975年にリリースされたバージョンです。19時ごろに。

画像7

【Help Me Rhonda (1975)】 
オリジナルはビーチ・ボーイズの1965年の全米No.1ヒット曲ですが、こちらはジョニー・リヴァーズによるカバーです。オリジナルほどヒットはしませんでしたが、全米22位まで上りました。バック・ヴォーカルにブライアン・ウィルソンが参加しています。 


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。