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転職が目標じゃなくなったら、iOS開発は筋トレになりました。

「どうしてiOS開発をしているの?」「なぜサロンに入ったの?」アプリ道場サロンのメンバーのリアルボイスを、noteから届けるメンバーインタビューシリーズ。第一弾は、アプリ道場サロンに2020年5月にジョインしたKeiさんです。

[聞き手:宿 木 雪 樹]

自分の「やりたい」に従ってiOS開発の独学をスタート

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宿 木:Keiさんの前職は理学療法士だったと聞いていますが、まったく領域が異なるiOSエンジニアを志したきっかけはなんですか?

Kei:IT留学を通じて海外就職を目指していた頃、Swiftに出会ったのがきっかけです。そもそも留学したきっかけも、海外就職という目的があったからIT領域に足を踏み入れたという感じでして……。

親の勧めで選んだ理学療法士というキャリアや、日本独特の職場の慣習やしきたりに違和感を覚え、自分らしく働ける環境を探している矢先に、iOSエンジニアの道を知りました。

宿 木:留学当時はウェブ制作を学んでいたそうですが、なぜiOSアプリ開発に?

Kei:前職の経験もあり、『医療とITを掛け合わせたサービス』に携わりたいと考えていました。その話をしたら、iOSアプリの技術の方が将来的には求められるはずだと、留学先の知人からアドバイスされたんです。

iPhoneは多くのユーザーがいて、自分自身も使う頻度の多いデバイスです。直感的に開発でき、フィードバックもわかりやすいところが自分の性に合っていると感じました。

宿 木:留学先の授業はウェブ制作が主で、iOS開発は扱われていませんよね。どうやってiOS開発の勉強をしたのでしょうか?

Kei:Udemyで2つ講座を取り、独学でスキルを身につけようとしました。しかし、一方的に講座を聞くだけだと、どうしてもコードを移すだけの作業になってしまい、自分の学びを深める機会がありません。根拠がわからないコードがあっても、「なぜ?」と投げかける相手がいなかったんです。加えて講座が英語なので、理解の限界も感じていました。

ちょうどその頃、新型コロナウイルスの影響で留学から帰国することが決まりました。どこか良い学びの場はないかと調べていて出会ったのが、アプリ道場サロンです。

「働くために学ばなくていい」きっかけをくれた一言

Kei:アプリ道場サロンを選んだ理由は、主催のあきおさんから“ルールに縛られない”海外らしさを感じたことと、あきおさんがヘルスケア領域のiOSアプリ開発に携わっていたことです。他に迷うサロンや講座はなく、アプリ道場サロン一択でした。

宿 木:2020年5月にジョインされているので、ちょうど2ヶ月サロンにいた形ですね。現在はどんなふうにアプリ道場サロンを利用していますか?

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Kei:毎日30分〜1時間はプログラミングの勉強時間に充てています。アプリ道場サロンのSlackはすべてのチャンネルに目を通すようにしていて、自分以外のメンバーのやりとりも逐一チェックします。

アプリ道場サロンには、僕と同じように未経験からスタートした方も、異業種からチャレンジしている方もいて心強いです。アプリ開発への取り組み方も人それぞれで、ストイックな努力家を目にすると、自分もやる気が出ます。

宿 木:新しい人との出会いが刺激になり、開発が習慣化しているということですね!プロのエンジニアへの道はそう遠くなさそうですね!

Kei:そこなんですが……。実は、現在エンジニアになるということを目下の目標にしているというわけではないんです。

アプリ道場サロンに入った当初は、失業保険をもらいながら勉強をしている状態で、「早く転職先を見つけなければ、ポートフォリオを作らなければ」と躍起になっていました。

その焦りが裏目に出てしまって、何のために勉強しているのかがわからなくなっていって……。その悩みをあきおさんに相談したところ、「全員がそうというわけではないが、楽しみながらじゃないとほとんどの人は伸びない。過度な焦りがあるのなら尚更。まずは楽しみながらプログラミングを学んでみてはどうか?」というアドバイスを頂いたんです。

転職のために勉強するのではなく、自分のしたいことだから勉強することの大切さに気づかされました。そこで、まず自分の興味を軸にプログラミングの知識を増やそうと、目標を変えたのが7月中旬のことです。

宿 木:なるほど。あきおさんがくれたのは、技術的なアドバイスだけではないんですね。

Kei:はい。会話の中であきおさんのバックグラウンドも聞いて、人生観が変わりました。iOSエンジニアだからエンジニアリングだけに執着する必要はない。興味のあることに挑戦していくことが大切なんだなって。

アプリ道場サロンは、とにかくあきおさんのサポートが手厚いんです。その姿勢からどこに向かいたいサロンなのかが伝わってくるから、安心してついていける。おかげで僕は改めてプログラミングを楽しむことができるようになり、新たな気持ちで勉強を楽しみ始めています。

アプリ道場サロンから垣間見える、三歩先の自分の姿

宿 木:アプリ道場サロンの一番の魅力はなんですか?

Kei:フィードバックやコミュニケーションがあることです。一般的な講座だと課題を提出するのみですが、アプリ道場サロンでは意見を積極的に交わし合っているので、萎縮することなく自分も質問できます。

何かを独学で学ぶことは、決して簡単なことではありません。フォロー体制があるからこそ続けるモチベーションが保てるな、と思います。僕は自分に甘い性格をしているので(笑)、丁寧なバックアップに助けられています。

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宿 木:1対1ではなくサロンのメンバーがいることで勉強になることは?

Kei:サロンのメンバーは、僕よりも先の課題にチャレンジしていたり、より高いハードルを掲げて勉強に勤しんだりしています。その姿は「この山を越えれば次はこれができるんだ」、「自分もこんなことがしたい」という三歩先の自分に重ねられるので、モチベーションが上がります。

宿 木:最後に、今後の目標について教えてください。

Kei:今はとにかくプログラミングについて深く知りたい一心です。可能性を広げるスキルを身につけるために、地に足をつけて開発に取り組むことがまず大切だと感じています。

転職はその先にあるものであって、決してiOS開発の勉強と直結するものではありません。もしかしたら、プログラミングが僕の最適解ではないかもしれないから。

でも、たとえどんなキャリアを歩むとしても、僕はプログラミングを続けます。もう僕にとってのプログラミングは、筋トレみたいなものです。転職先がどうなっても、これからもアプリ道場サロンで学び続けたいですね。

宿 木:Keiさん、ありがとうございました!プログラミングという学びを楽しみながら、自分の人生と向き合うKeiさんの“これから”が楽しみになるお話でした。

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―今回の登場人物―
Kei│Twitter
アプリ道場サロン運営:あきお|Twitter


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