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【映画からの学び記事まとめ】

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膨大なお金や時間をかけてつくられている映画。 そこから学べることはたくさんあります。 特に、 実話を元にした作品や 逆行からの成功 を描いた作品からは学ぶことが多いです。 …
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#実話ベース

盲導犬への理解

映画「クイール」を観て思ったこと。 ▼クイールのストーリー 盲導犬になるため、パピーウォーカーと呼ばれる育ての親に預けられたクイール。1歳の誕生日、訓練センターに送られたクイールは、訓練士・多和田の手を焼かせることもあったが、目の不自由な男性・渡辺と出会い、彼のよきパートナーとなっていくという実話に基づいた作品。 この映画は盲導犬への理解を深める内容ではなく、子犬から盲導犬になる過程が描かれた作品です。しかし、この映画を見て私は盲導犬の普及率や、世間の盲導犬への理解度など

どうして平和に生きられないのか

映画「きっと、いい日が待っている」を見て思ったこと。 ストーリー 1967年にデンマークの施設で実際に起きた事件を基に、ある兄弟が希望を失わずに生きる姿を描いたヒューマンドラマ。母の入院に伴い施設に入所した兄弟が、度重なる体罰や理不尽な職員に耐え、未来を切り開こうとする。 身寄りのない男の子たちが施設に入り、そこで体罰を受け奴隷のように働かされていました。実話に基づいた作品には、この映画のように実際にこんなことが起こっていたのかと驚かされるものがいくつもあります。 自分

助け合いと認め合い

映画「パレードへようこそ」を見て思ったこと。 ストーリー マーガレット・サッチャー政権下の1984年夏、ロンドン。炭鉱労働者のストライキの報道を見たマーク(ベン・シュネッツァー)は、彼らを救済すべく仲間たちと募金活動をすることに。しかし、ゲイとレズビアンの活動家グループであるマークたちが必死でかき集めた支援金を受け入れる炭鉱団体はなかった。それでもマークたちはめげず、労働者たちに直接寄付金を渡すためロンドンからウェールズへ向かう。ストライキ中の炭鉱労働者支援に立ち上がったロ

人は支え合って生きている

映画「しあわせの絵の具」を観て思ったこと。 カナダの女性画家モード・ルイスと彼女の夫の半生を、描いた感動映画。実話に基づいた作品です。 この作品では愛する2人の温かい姿が印象的です。 しかし、2人の出会いからは全く想像ができませんでした。 ぶっきらぼうな男と、身体にハンディのある女。 そんな2人が、ルイスが家政婦として男の家に住み込んだ事がきっかけで、徐々にお互いにとって必要な存在へとなっていきました。 ついには結婚をし、ぶっきらぼうながらにとても優しい夫は、妻のこ

誰といるかが大切

映画「しあわせの隠れ場所」を観て思ったこと。 一度はホームレスになるなど過酷な少年時代を過ごしながらも、ある家族との出会いによって自らの才能を開花させ、ドラフト1巡目指名でNFLデビューを飾ったマイケル・オアー選手の感動の実話。 出会いは良くも悪くも運命を変えます。 だから、一緒にいる人は選ぶべきだし、誰といるかはとても大切です。 マイケル・オアー選手は、とても素敵な家族(母)に出会い、人生が大きく変わりました。そして、家族もまた彼のお陰で変わりました。 「彼が私を変

分析力の大切さ

映画「マネーボール」を観て思ったこと。 プロ選手引退後、低迷する貧乏球団・アスレチックスのゼネラルマネージャーとなったビリー・ビーン。彼は青年・ピーターが主張するデータ重視の選手評価をもとに、安い選手を買って勝利を狙う独自の戦略を実践する。当初は結果が出ず反発を招くが常識破りの手法で弱小球団を再建した実話。 誰にも理解されない中、今までとは違った方法で選手を選抜し、結果が出ていない間も自分たちの方法を信じ続けた結果、見事過去最高の連覇を成し遂げることができました。 この

Everyone has a second chance

映画「ボブという名の猫」を観て思ったこと。 イギリスに蔓延する薬物問題を背景にしながら、そこから抜け出すために奮闘する青年ジェームズとその相棒、猫のボブの実話です。 この作品からは、ドラックを断つことの大変さを知りました。 日本でも昔に比べ、薬物を摂取する人が多いように感じていますが、一度ハマってしまったらそこから抜け出すのは簡単ではないということです。 海外では小さな子どもでも薬物中毒になっていることがありますが、その子たちのほとんどが家庭に何かしらの事情を抱えてい

ワクワクを追求することで魅力のある存在へ

映画「ボヘミアン」を観て思ったこと。 ▼ボヘミアンはこんなお話 1970年、ライブ・ハウスに通っていた若者フレディ・マーキュリーは、ギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーのバンドのボーカルが脱退したと知り自らを売り込む。二人はフレディの歌声に心を奪われ共にバンド活動をし、1年後、ベーシストのジョン・ディーコンが加入。バンド名は<クイーン>に決まり、4人はアルバムを制作し、シングル「キラー・クイーン」が大ヒット。個性的なメンバーの革新的な挑戦によって、その

自己投資をし、知恵を使う

映画「幸せのちから」を観て思ったこと。 1981年のサンフランシスコ。妻と息子と暮らすクリス・ガードナーは高級医療機器のセールスマンとして生計を立てていた。だが、仕事がうまく行かず、家計は火の車。愛想を尽かした妻に去られ、家賃の滞納で自宅からも立ち退きを命じられてしまう。ホームレスから億万長者へとアメリカンドリームを実現させた人物クリス・ガードナーの実話をもとにした感動作。 この映画からは、諦めない姿勢や家や財産を失っても生きていく方法はいくらでもあることなどが分かります

差別、偏見、法的判断が壁になる

映画「チョコレートドーナツ」を見て思ったこと。 1970年代のアメリカ・ブルックリンで実際にあった「障がいを持ち、母親に育児放棄された子どもと、家族のように過ごすゲイの話」。 最近ドラマ「Mother」を1日で一気に見ました。Motherとチョコレートドーナツは被る部分があります。それは、虐待やネグレクトを受けた子どもへ母性が生まれ、母親になると決めたこと。 どちらの話も、親になると決めた側も子ども側も本当に相思相愛でした。特に、実の親に虐待やネグレクトを受け辛い思いを

肩書きに縛られたくない

映画「きみに読む物語」を観て思ったこと。 何年も前の話だけど、アメリカ人と付き合っていて、遠距離恋愛をしてた。その時の彼と一緒に観た映画。観終わった時に、何故か2人で泣いたのを思い出した。 それから数年後に1人で観た気がするけど、何であの時泣いたんだっけ?って思った気がする。そして今では内容はうろ覚え。でも最後のシーンはハッキリと覚えているから不思議。 とにかく、この映画には「愛」がたっぷり。 身分や決められた道に従わず、親に反対をされても最終的には自分で選んだ道を進ん

セールス力があれば生きていける

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を見て思ったこと。 この映画は実話を元にして作られた作品です。 こんなことが本当に行われていたのかと、理解出来ない出来事のオンパレードでした笑 この映画で1番感じたのは、 セールス力があれば生きていける ということです。 違法なことはいけないでずが、彼は知恵とセールス力があったからこそ大金持ちになりました。 1人で生きていかなければいけない状況になったから、色んな案が浮かんだのかも知れません。 また、何もかも失ったとしても

養子について考えた

映画「LION /ライオン 25年目のただいま」を見て思ったこと。 この映画は実話を元にして作られた作品です。 ネタバレがあるので映画を見たい方は読まないでください。 オーストラリアで幸せに暮らす青年サルー。しかし、彼には隠された驚愕の過去があった。インドで生まれた彼は5歳の時に迷子になり、以来、家族と生き別れたままオーストラリアへ養子にだされたのだ。成人し、自分が幸せな生活を送れば送るほど募る、インドの家族への想い。人生を取り戻し未来への一歩を踏み出すため、そして母と兄